新規神経細胞成長因子の検索とその性質の検討
新規神経細胞成長因子の検索とその性質の検討
批准号:
10760044
负责人:
伊原 さよ子
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 1999
中文摘要
各種、神経疾患の治療薬として期待される新規神経成長因子の探索を行い、グリア細胞株SF268培養上清に活性を認めたので、精製を試みた。1000倍以上精製された段階で、本因子はプロテアーゼに対して感受性であることから、ペプチド性で質量解析法により解析可能であることが証明された。続いて、トリ初代培養神経細胞への効果を調べた。10日胚由来の細胞では、脳、脊椎、及び後根神経節の神経細胞すべてに対して、突起伸長活性を示した。本因子には中枢、末梢の両方の神経細胞に対する活性があるのもと考えられる。次に、本因子による細胞内情報伝達について検討した。NGFなどのneurotrophin類はチロシンキナーゼ型受容体を用いる。そこで、抗リン酸化チロシン抗体を用いて、情報伝達因子の活性化を検討した。NGFでPC12細胞を刺激するとNGF受容体のリン酸化が顕著に検出され、その他NGF受容体によってリン酸化されたと思われる数種のタンパク質が検出された。また、MAPキナーゼのリン酸化も検出された。これに対し、本因子で刺激した場合はMAPキナーゼのリン酸化は検出されるものの、その他のチロシンリン酸化タンパク質のバンドは検出されなかった。続いて、NGFによる神経突起伸長を阻害することがわかっているMAPキナーゼ阻害剤PD98059、p38阻害剤SB203580、及びPI3キナーゼLY294002の効果を調べたところ、PD98059とLY294002は有効であったが、SB203580は効果がなく、本因子による突起伸長はNGFなどの既知のneurotrophinとは異なる調節を受けていることが示唆された。以上のことから、本因子はユニークな活性を有し、さらに検討を進める価値があると思われた。現在、精製がほぼ最終段階まですすんでいるため、今後は質量解析法による解析をおこない、遺伝子の同定を行う予定である。
英文摘要
各種、神経疾患の治療薬として期待される新規神経成長因子の探索を行い、グリア細胞株SF268培養上清に活性を認めたので、精製を試みた。1000倍以上精製された段階で、本因子はプロテアーゼに対して感受性であることから、ペプチド性で質量解析法により解析可能であることが証明された。続いて、トリ初代培養神経細胞への効果を調べた。10日胚由来の細胞では、脳、脊椎、及び後根神経節の神経細胞すべてに対して、突起伸長活性を示した。本因子には中枢、末梢の両方の神経細胞に対する活性があるのもと考えられる。次に、本因子による細胞内情報伝達について検討した。NGFなどのneurotrophin類はチロシンキナーゼ型受容体を用いる。そこで、抗リン酸化チロシン抗体を用いて、情報伝達因子の活性化を検討した。NGFでPC12細胞を刺激するとNGF受容体のリン酸化が顕著に検出され、その他NGF受容体によってリン酸化されたと思われる数種のタンパク質が検出された。また、MAPキナーゼのリン酸化も検出された。これに対し、本因子で刺激した場合はMAPキナーゼのリン酸化は検出されるものの、その他のチロシンリン酸化タンパク質のバンドは検出されなかった。続いて、NGFによる神経突起伸長を阻害することがわかっているMAPキナーゼ阻害剤PD98059、p38阻害剤SB203580、及びPI3キナーゼLY294002の効果を調べたところ、PD98059とLY294002は有効であったが、SB203580は効果がなく、本因子による突起伸長はNGFなどの既知のneurotrophinとは異なる調節を受けていることが示唆された。以上のことから、本因子はユニークな活性を有し、さらに検討を進める価値があると思われた。現在、精製がほぼ最終段階まですすんでいるため、今後は質量解析法による解析をおこない、遺伝子の同定を行う予定である。
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DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Ihara S., et al.: "Downstream of phosphatidylinositol-3 kinase, a multifunctional signaling molecule, and its regulation in cell responses"J Biochem. 124. 1-7 (1998)
Ihara S. 等人:“磷脂酰肌醇-3 激酶的下游,一种多功能信号分子及其在细胞反应中的调节”J Biochem。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Ihara S., et al.: "Evidence that a phosphatidylinositol 3,4,5-trisphosphate-binding protein can function in nucleus"J Biol Chem.. 274. 3919-3922 (1999)
Ihara S., et al.:“磷脂酰肌醇 3,4,5-三磷酸结合蛋白可以在细胞核中发挥作用的证据”J Biol Chem.. 274. 3919-3922 (1999)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Ihara S., et al.: "Microinjection of activated phosphatidylinositol-3 kinase induces process outgrowth in rat PC12 cells through the Rac-JNK signal transduction pathway"J Cell Sci.. 111. 907-915 (1998)
Ihara S., et al.:“激活的磷脂酰肌醇-3 激酶的显微注射通过 Rac-JNK 信号转导途径诱导大鼠 PC12 细胞的生长过程”J Cell Sci.. 111. 907-915 (1998)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 7 条
Functional analysis of ectopically expressed olfactory receptor
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批准号:19K05810
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2019
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负责人:伊原 さよ子
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依托单位:
細胞骨格・膜のダイナミズムにおけるSWAP-70の役割
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批准号:18780069
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2006
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负责人:伊原 さよ子
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依托单位:
海外基金