黄色ブドウ球菌ペプチドグリカン架橋形式の分子機序
黄色ブドウ球菌ペプチドグリカン架橋形式の分子機序
批准号:
10770120
负责人:
藤原 環
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 1999
中文摘要
私どもは黄色ブドウ球菌染色体DNAよりStaphylococcus capitis EPK1株が有するepr遺伝子に類似した遺伝子をクローニングしeprhと名付けた。eprhは蛋白質レベルでepr,lifとそれぞれ58、56%の相同性を有していた。また黄色ブドウ菌球や表皮ブドウ球菌のfemと約30%の相同性を有していた。eprは発現するとS.capitis,S.aureusにおいて菌体ペプチドグリカンがglycylglycine endopeptidase Lysostaphinに抵抗性となる。このことからepr(endopeptidase resistance gene)と名付けられている。eprhはeprのホモログーと考えられたため、eprhを温度感受性プラスミドによって挿入変異した株を作成した。しかしながら、この株はLysostaphinにたいする感受性に変化を示さなかった。またeprhを過剰発現させた株においてもLysostaphin感受性は変化しなかった。ノーザン解析の結果、eprhは通常の状態では発現していないと考えられた。そこでeprのプロモーターの下流にeprhを接続し、黄色ブドウ球菌内で発現を試みたがやはりLysostaphinにたいする感受性に変化は認められなかった。以上の結果からeprhは通常、黄色ブドウ球菌では機能していない遺伝子である可能性が強く示唆された。eprhはアミノ酸の転移に関わる蛋白であると考えられるが、その機能については明らかではない。またeprhの27bp上流にeprhと同じ向きにorfが存在し、他の溶菌酵素と相同な領域を有する蛋白質がコードされていた。このORFをLytNと名付けた。Hisx6 tagの後ろにLytNを融合させて発現した蛋白質はS.aureus菌体を溶解したが、M.luteusは溶解しなかった。以上のことから、LytNは新規の溶菌酵素であることが明らかにされた。近年、Navarreらは黄色ブドウ球菌バクテリオファージphi11の有するmurein hydrolaseとしてD-Ala-Gly endopeptidaseを見いだした。その後の検索から私どもがクローニングしたLytNはこのD-Ala-Gly endopeptidaseと高い相同性を有することが明らかにされた。LytNがD-Ala-Gly endopeptidaseであることが示唆されている。今後、LytNの酵素活性について明らかにする必要がある。
英文摘要
私どもは黄色ブドウ球菌染色体DNAよりStaphylococcus capitis EPK1株が有するepr遺伝子に類似した遺伝子をクローニングしeprhと名付けた。eprhは蛋白質レベルでepr,lifとそれぞれ58、56%の相同性を有していた。また黄色ブドウ菌球や表皮ブドウ球菌のfemと約30%の相同性を有していた。eprは発現するとS.capitis,S.aureusにおいて菌体ペプチドグリカンがglycylglycine endopeptidase Lysostaphinに抵抗性となる。このことからepr(endopeptidase resistance gene)と名付けられている。eprhはeprのホモログーと考えられたため、eprhを温度感受性プラスミドによって挿入変異した株を作成した。しかしながら、この株はLysostaphinにたいする感受性に変化を示さなかった。またeprhを過剰発現させた株においてもLysostaphin感受性は変化しなかった。ノーザン解析の結果、eprhは通常の状態では発現していないと考えられた。そこでeprのプロモーターの下流にeprhを接続し、黄色ブドウ球菌内で発現を試みたがやはりLysostaphinにたいする感受性に変化は認められなかった。以上の結果からeprhは通常、黄色ブドウ球菌では機能していない遺伝子である可能性が強く示唆された。eprhはアミノ酸の転移に関わる蛋白であると考えられるが、その機能については明らかではない。またeprhの27bp上流にeprhと同じ向きにorfが存在し、他の溶菌酵素と相同な領域を有する蛋白質がコードされていた。このORFをLytNと名付けた。Hisx6 tagの後ろにLytNを融合させて発現した蛋白質はS.aureus菌体を溶解したが、M.luteusは溶解しなかった。以上のことから、LytNは新規の溶菌酵素であることが明らかにされた。近年、Navarreらは黄色ブドウ球菌バクテリオファージphi11の有するmurein hydrolaseとしてD-Ala-Gly endopeptidaseを見いだした。その後の検索から私どもがクローニングしたLytNはこのD-Ala-Gly endopeptidaseと高い相同性を有することが明らかにされた。LytNがD-Ala-Gly endopeptidaseであることが示唆されている。今後、LytNの酵素活性について明らかにする必要がある。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Motoyuki Sugai: "Identification and molecular characterization of a gene homologous to epr(endopeptidase resistance gene)in Staphylococcus aureus"Gene. 224. 67-75 (1998)
Motoyuki Sugai:“金黄色葡萄球菌中与 epr(内肽酶抗性基因)同源的基因的鉴定和分子特征”基因。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
口腔レンサ球菌の産生する自己溶解酵素Amlに関する研究
-
批准号:17791302
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$2.3万
-
财政年份:2005
-
负责人:藤原 環
-
依托单位:
抗MRSA作用を持つコアグラーゼ陰性ブドウ球菌が産生する溶菌酵素に関する研究
-
批准号:14770116
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$1.73万
-
财政年份:2002
-
负责人:藤原 環
-
依托单位:
国内基金
海外基金
登录
查看更多内容
具“类分子”过渡金属活性位点的光还原异相催化剂的EPR机理研究
-
批准号:--
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:54万元
-
批准年份:2022
-
负责人:李骥堃
-
依托单位:
基于EPR制度内涵的我国制造业产业链低碳发展模式及推进机制研究
-
批准号:--
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:45万元
-
批准年份:2022
-
负责人:曹柬
-
依托单位:
基于细胞内测定蛋白质结构变化与稳定性的NMR与EPR方法—新型顺磁标记路线与应用
-
批准号:22161142018
-
项目类别:
-
资助金额:200.00万元
-
批准年份:2021
-
负责人:苏循成
-
依托单位:
高压LiCoO2的固体NMR与EPR研究
-
批准号:--
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:60万元
-
批准年份:2021
-
负责人:沈明
-
依托单位:
基于细胞内测定蛋白质结构变化与稳定性的NMR与EPR方法—新型顺磁标记路线与应用
-
批准号:2211101042
-
项目类别:国际(地区)合作与交流项目
-
资助金额:0.00万元
-
批准年份:2021
-
负责人:苏循成
-
依托单位:
基于细胞内测定蛋白质结构变化与稳定性的NMR与EPR方法-新型顺磁标记路线与应用
-
批准号:--
-
项目类别:--
-
资助金额:200万元
-
批准年份:2021
-
负责人:苏循成
-
依托单位:
基于trityl自由基的高灵敏高特异氢过硫化物EPR探针的开发及性能研究
-
批准号:32000881
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:24.0万元
-
批准年份:2020
-
负责人:谈小莉
-
依托单位:
EPR量子关联新型判据及其应用
-
批准号:12075245
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:50.0万元
-
批准年份:2020
-
负责人:任昌亮
-
依托单位:
分子筛催化剂上低碳烷烃转化的的固体NMR及EPR谱学研究
-
批准号:--
-
项目类别:国际(地区)合作与交流项目
-
资助金额:30万元
-
批准年份:2020
-
负责人:徐君
-
依托单位:
EPR约束下退役动力电池回收的闭环协同机制及政策调适研究
-
批准号:72074078
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:48.0万元
-
批准年份:2020
-
负责人:常香云
-
依托单位: