B16メラノーマ担癌マウスで生ずるNK活性の抑制機構に関する研究
B16メラノーマ担癌マウスで生ずるNK活性の抑制機構に関する研究
批准号:
10770401
负责人:
瀬尾 尚宏
金额:
$1.34万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 1999
中文摘要
B16メラノーマ腫瘍局所には、初期にB16細胞障害活性を持つNK1.1陽性のNK細胞の他、γδTCRまたはαβTRC陽性T細胞が、また中期以降では初期に現れる細胞群の割合が減少し、変わりにB16細胞障害性細胞としてCD8陽性の典型的な細胞障害性T細胞(CTL)の他、CD4陽性のT細胞が多量に浸潤していることが判明した。次に初期のγδTCRまたはαβTCR陽性T細胞や中期以降のCD4陽性細胞など、B16障害能を持たない浸潤細胞の性質を検討した結果、以下の事実が判明した。1:初期のγδT細胞とαβT細胞(1)γδT細胞とαβT細胞どちらも胸腺外分化した細胞であり、CD4CD8DNの表現型を示し、γδTCRとしてはVγ6使用している頻度が高かった。(2)ELISPOTアッセイやRT-PCRによる解析により、γδT細胞とαβT細胞どちらもIL-4,IL-10,TGF-βを産生するTh3タイプの細胞である。(3)γδT細胞とαβT細胞どちらもTGF-β依存的にNK細胞の細胞障害活性、増殖、IFN-γ産生能を強く抑制する。(4)B16担癌初期の局所からγδT細胞やTGF-β活性を抗体により除去すると、B16細胞の増殖が極端に弱まる。2:中期以降のCD4陽性T細胞(1)CD4陽性T細胞は胸腺分化した細胞で、CD25陽性CD45RB微陽性の表現型を示す。(2)ELISPOTアッセイやRT-PCRによる解析により、B16腫瘍浸潤CD4陽性T細胞はIL-4,IL-10,TGF-βを産生するTh3タイプの細胞とIL-10,TGF-β,微量のIFN-γを産生するTr1タイプの細胞より構成されていることが判明した。(3)B16腫瘍浸潤CD4陽性T細胞は抗CD3抗体による刺激に無反応で、IL-10とIL-2の補助により安定に長期間増殖できる細胞群である。(4)B16腫瘍浸潤CD4陽性T細胞と同様の性質を示す細胞が、同じ時脾臓にも多量に存在する。(5)B16腫瘍浸潤CD4陽性T細胞はTGF-β依存的にTh1細胞の誘導を強く抑制する。これにより効率的なCTLの誘導を妨げる。
英文摘要
B16メラノーマ腫瘍局所には、初期にB16細胞障害活性を持つNK1.1陽性のNK細胞の他、γδTCRまたはαβTRC陽性T細胞が、また中期以降では初期に現れる細胞群の割合が減少し、変わりにB16細胞障害性細胞としてCD8陽性の典型的な細胞障害性T細胞(CTL)の他、CD4陽性のT細胞が多量に浸潤していることが判明した。次に初期のγδTCRまたはαβTCR陽性T細胞や中期以降のCD4陽性細胞など、B16障害能を持たない浸潤細胞の性質を検討した結果、以下の事実が判明した。1:初期のγδT細胞とαβT細胞(1)γδT細胞とαβT細胞どちらも胸腺外分化した細胞であり、CD4CD8DNの表現型を示し、γδTCRとしてはVγ6使用している頻度が高かった。(2)ELISPOTアッセイやRT-PCRによる解析により、γδT細胞とαβT細胞どちらもIL-4,IL-10,TGF-βを産生するTh3タイプの細胞である。(3)γδT細胞とαβT細胞どちらもTGF-β依存的にNK細胞の細胞障害活性、増殖、IFN-γ産生能を強く抑制する。(4)B16担癌初期の局所からγδT細胞やTGF-β活性を抗体により除去すると、B16細胞の増殖が極端に弱まる。2:中期以降のCD4陽性T細胞(1)CD4陽性T細胞は胸腺分化した細胞で、CD25陽性CD45RB微陽性の表現型を示す。(2)ELISPOTアッセイやRT-PCRによる解析により、B16腫瘍浸潤CD4陽性T細胞はIL-4,IL-10,TGF-βを産生するTh3タイプの細胞とIL-10,TGF-β,微量のIFN-γを産生するTr1タイプの細胞より構成されていることが判明した。(3)B16腫瘍浸潤CD4陽性T細胞は抗CD3抗体による刺激に無反応で、IL-10とIL-2の補助により安定に長期間増殖できる細胞群である。(4)B16腫瘍浸潤CD4陽性T細胞と同様の性質を示す細胞が、同じ時脾臓にも多量に存在する。(5)B16腫瘍浸潤CD4陽性T細胞はTGF-β依存的にTh1細胞の誘導を強く抑制する。これにより効率的なCTLの誘導を妨げる。
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N.Seo: "Down-reguration of Tumoricidal NK and NK T cell activities by MHCK^b molecular expressetion Th2-type γδT and αβT cells coinfiltrecting in early B16 melanoralesions" J.Immunol.161. 4138-4145 (1998)
N.Seo:“MHCK^b 分子表达 Th2 型 γδT 和 αβT 细胞在早期 B16 黑色素病变中共同过滤,下调杀肿瘤 NK 和 NK T 细胞活性”J.Immunol.161(1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
瀬尾尚宏: "Down-regulation of innate and acquired anti-tumor immunity"J.Interferon Cytokine Res. 19. 555-561 (1999)
Naohiro Seo:“先天性和获得性抗肿瘤免疫的下调”J. 干扰素细胞因子研究 19. 555-561 (1999)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
瀬尾尚宏: "B16癌組織中に見られるNK及びNKT活性のγδT細胞のK^b分子による抑制" 臨床免疫. 30. 1058-1065 (1998)
Naohiro Seo:“γδT 细胞的 K^b 分子在 B16 癌组织中观察到的 NK 和 NKT 活性的抑制”《临床免疫学》30. 1058-1065 (1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
瀬尾尚宏: "B16組織中に見られるNK及びNKT細胞活性のK^b分子による抑制"臨床免疫. 30. 1058-1065 (1998)
Naohiro Seo:“K^b 分子对 B16 组织中 NK 和 NKT 细胞活性的抑制”《临床免疫学》,30. 1058-1065 (1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
瀬尾尚宏: "γδT細胞の免疫抑制作用"臨床免疫. 32. 233-238 (1999)
Naohiro Seo:“γδT 细胞的免疫抑制作用”《临床免疫学》32. 233-238 (1999)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 11 条
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依托单位:
国内基金
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