大城立裕における組踊の伝統と現代性に関する研究
大城立裕における組踊の伝統と現代性に関する研究
批准号:
16H00002
负责人:
小向 和誠
金额:
$0.19万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016 至 --
中文摘要
本研究は大城立裕による創作組踊作品について、台本資料や公演記録の映像資料などを用いて作品分析を行い、その伝統と現代性を明らかにすることを目的としたものである。沖縄の古典芸能である組踊については、「朝薫の五組」を中心に芸能史・演劇史・脚本研究・諸写本調査などの観点から研究が進められてきた経緯があり、「国立劇場おきなわ」を主な拠点として古典作品を中心に上演も多く行われている。その一方で、少数ながら新作組踊も創作・上演されるようになってきており大城は現在21作品の新作組踊を創作しているが、小説家としての大城研究は行われているものの創作組踊に関する研究はほとんど行われていないのが実情である。そのような中で大城による創作組踊に着目し古典作品との比較を行うことで、現代の創作組踊における伝統と現代性について調査・研究を行った。具体的には、古典作品および大城による創作作品について台本資料を用いた作品分析を行い、作品の主題や表現方法などの観点から比較を行った。また、映像資料を用いて舞台芸術や身体表現として作品を作り上げる方法や手法についても比較を行った。いくつかの観点において現代の創作組踊における伝統の継承と新たな現代性を見出すことができたが、これらは今後、組踊というジャンルにおける伝統と現代性を分析・研究する足掛かりとなるものと考えている。
英文摘要
本研究は大城立裕による創作組踊作品について、台本資料や公演記録の映像資料などを用いて作品分析を行い、その伝統と現代性を明らかにすることを目的としたものである。沖縄の古典芸能である組踊については、「朝薫の五組」を中心に芸能史・演劇史・脚本研究・諸写本調査などの観点から研究が進められてきた経緯があり、「国立劇場おきなわ」を主な拠点として古典作品を中心に上演も多く行われている。その一方で、少数ながら新作組踊も創作・上演されるようになってきており大城は現在21作品の新作組踊を創作しているが、小説家としての大城研究は行われているものの創作組踊に関する研究はほとんど行われていないのが実情である。そのような中で大城による創作組踊に着目し古典作品との比較を行うことで、現代の創作組踊における伝統と現代性について調査・研究を行った。具体的には、古典作品および大城による創作作品について台本資料を用いた作品分析を行い、作品の主題や表現方法などの観点から比較を行った。また、映像資料を用いて舞台芸術や身体表現として作品を作り上げる方法や手法についても比較を行った。いくつかの観点において現代の創作組踊における伝統の継承と新たな現代性を見出すことができたが、これらは今後、組踊というジャンルにおける伝統と現代性を分析・研究する足掛かりとなるものと考えている。
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