木造高齢者施設における夏期暑熱時の温熱環境評価

木质养老设施夏季高温热环境评价

• 批准号: 21922002
• 负责人: 櫻川 智史
• 金额: $ 0.34万
• 依托单位: 静岡県工業技術研究所
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
• 财政年份: 2009
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2009 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21922002/
• 关键词: 熱中症; 老人施設; 木造

熱中症とは、温度と相対湿度が高い場合に起こる様々な病的症状の総称である。これまで、熱中症はスポーツ活動や労働作業時の問題として取り上げられてきたが、近年では日常の生活活動時にも多く発生している。特に、高齢者は若年層に比べて体温調節機能が低下していることや、水分をあまり補給しないことで脱水症状に陥りやすく、日常生活の中で熱中症を発症するケースも多く見られている。しかし、高齢者施設での熱中症の危険性を数値で評価している事例は少なく、具体的な問題点や対策法も提示されているとはいえない。本研究では、夏期暑熱時の高齢者施設における熱中症の危険性に着目し、気温(乾球温度)、相対湿度、黒(グローブ)球温度等を用いた暑さ指数(WBGT)を指標とし、木造および鉄筋コンクリート(RC)造施設内の温熱環境を評価した。評価対象は、静岡市内の特別養護老人ホームとした。当該施設は、木造平屋建とRC造4階建により構成される。夏期暑熱時(7～9月)の各棟共用部分における測定の結果、RC造棟では、冷房の強弱により急激に温湿度が変化した。木造棟では、空調による制御が比較的容易であり、温湿度やWBGTの急激な変化は認められなかった。しかし、空調をしないと木造でも熱中症の危険性は高くなり、注意を要した。空調の使用で熱中症の危険は回避される一方、冷房を嫌う高齢者も数多く観察された。特に、リウマチ罹患では冷風による痛みを危惧し、毛布・靴下の着用や、極端に冷房を避ける傾向が認められた。高齢者と若年者では単なる温度感覚差のみならず、生理的な特性(発汗機能など)も大きく異なるため、高齢者の熱中症の危険性は増大する。夏期暑熱時においては、室内であっても高齢者の特性に配慮した熱中症の対策が必要となる。また、年間を通した温湿度計測においても木造棟はRC造に比べ湿度変化が小さかった。

The symptoms of heat stroke, which occur in situations where the temperature is と and the humidity is が high, are 総 called である. こ れ ま で, keen は ス ポ ー ツ activity や 労 働 の problems when working と し て take on り げ ら れ て き た が, recent で は の daily life activities に も more く 発 raw し て い る. Trevor に layer, high 齢 は if years に than べ て low thermoregulation function が し て い る こ と や, moisture を あ ま り supplies し な い こ と で dehydration に 陥 り や す く, daily life の で avid を 発 disease す る ケ ー ス も く see ら れ て い る. し か し, high 齢 facilities で の fever disease の dangerous 険 sex を the numerical で review 価 し て い る examples は less な く, concrete な problem point や ce method seaborne も prompt さ れ て い る と は い え な い. This study で は, summer heat when の high 齢 facilities に お け る fever disease の dangerous 険 に the mesh し, 気 (dry bulb temperature), temperature humidity seaborne, black (グ ロ ー ブ) ball temperature を with い た さ index (WBGT) を heat index と し, wooden お よ び iron objects reinforcement コ ン ク リ ー ト (RC) building facilities の を warm environment evaluation 価 し た. Comment: 価 for the elderly under special care in Shizuoka city ホ 価 ムと た た. When the construction と, the wooden bungalow building と, and the 4-step building によ によ constitute される. Summer heat (7 ~ 9 months) の each building common part に お け る の results, RC building で は, cold room の strength に よ が り nasty shock に temperature and humidity variations change し た. Wooden buildings are で った, air conditioners are による and が are relatively easy to control であ で, temperature and humidity are や, and the temperature and humidity are や. The rapid change of the air conditioner is な and められな った った. <s:1> で <e:1>, air conditioners を な を と と wooden で <s:1> heat stroke <s:1> risk 険 くな high くな くな, note を to maintain た. Air conditioners <s:1> use で heat heat syndrome <e:1> danger 険 <s:1> avoid される side, cold rooms を are う too high 齢 side <s:1> too many く観 check された. に, リ ウ マ チ develop で は cold に よ る pain み を of it し の under, wool boots with や, extreme に cold room を avoid け る tendency が recognize め ら れ た. If the high 齢 と years で は 単 な る temperature feeling poor 覚 の み な ら ず, physiological な characteristics (発 sweat function な ど) も big き く different な る た め, high 齢 の fever disease の dangerous は raised 険 sex す る. During the hot summer, the にお にお て て て となる, and the indoor であって and 齢 are very high, and the <s:1> characteristics に are combined with the <s:1> た heat stroke syndrome <e:1> countermeasures が are necessary となる. を ま た, years pass し た temperature and humidity measuring に お い て も wooden に は RC building is smaller than べ humidity variations change が さ か っ た.