マクロピノサイトーシスによる膜動態変化依存的な成長円錐退縮の分子機構の解明
マクロピノサイトーシスによる膜動態変化依存的な成長円錐退縮の分子機構の解明
批准号:
24931026
负责人:
徳重 直子
金额:
$0.38万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 --
中文摘要
(研究目的)これまで成長円錐の退縮は、「アクチンなどの骨格系タンパク分子による制御」と考えられてきたが、研究代表者は、反発性軸索誘導において、「マクロピノサイトーシスによる膜動態変化依存的な成長円錐の退縮制御」という新しい分子機構による極めて独創的な概念を提唱している。そこで本研究では、マクロピノサイトーシスによる成長円錐退縮の分子メカニズムの解明を行う。神経回路は誘因性軸索誘導因子と反発性軸索誘導因子により形成され、脳神経系の発生分化、高次機能に重要である。その不全により、様々な脳発達障害や機能障害を引き起こす事が知られている。研究代表者は、1)反発性軸索誘導因子Sema3Aがクラスリン非依存性のマクロピノサイトーシスによる大規模な膜回収によって成長円錐を退縮させること、2)syntaxin1B(Syx1B)がマクロピノサイトーシスの負の制御因子であること、3)Sema3AがSyx1Bを減少させることによってマクロピノサイトーシスを誘導し成長円錐を退縮させるという、今まで報告されてきたアクチン骨格系による成長円錐の退縮メカニズムの概念とは全く異なる発見をした(Mol. Cell. Neurosci. 2009 ; J. Neurosci. 2011)。本研究では、成長円錐退縮のカギとなるSyx1Bが、マクロピノサイトーシスをどのように抑制しているかを分子レベルで解明し、神経再生法を開発するための標的経路を明らかにする。(研究成果)Syx1Bの下流候補分子としてGit1 (G-protein-coupled receptor kinase interacting protein-1)を既に見出した。Git1は注意欠陥多動性障害(ADHD)の原因遺伝子であり(Won et al., Nature Medicine 2011)、マクロピノサイトーシス活性化因子Pak1の正の制御因子である。NIH3T3細胞にGit1を過剰発現させるとマクロピノサイトーシスが誘導される。この誘導はSyx1Bの共発現により抑制されることが分かった。Git1とSyxlBの結合を検討したところ、直接的な結合は示されなかったものの、Syx1BがGit1依存的なPaklの活性化を抑制することで、Git1によるマクロピノサイトーシスを抑制していることが示唆された。
英文摘要
(研究目的)これまで成長円錐の退縮は、「アクチンなどの骨格系タンパク分子による制御」と考えられてきたが、研究代表者は、反発性軸索誘導において、「マクロピノサイトーシスによる膜動態変化依存的な成長円錐の退縮制御」という新しい分子機構による極めて独創的な概念を提唱している。そこで本研究では、マクロピノサイトーシスによる成長円錐退縮の分子メカニズムの解明を行う。神経回路は誘因性軸索誘導因子と反発性軸索誘導因子により形成され、脳神経系の発生分化、高次機能に重要である。その不全により、様々な脳発達障害や機能障害を引き起こす事が知られている。研究代表者は、1)反発性軸索誘導因子Sema3Aがクラスリン非依存性のマクロピノサイトーシスによる大規模な膜回収によって成長円錐を退縮させること、2)syntaxin1B(Syx1B)がマクロピノサイトーシスの負の制御因子であること、3)Sema3AがSyx1Bを減少させることによってマクロピノサイトーシスを誘導し成長円錐を退縮させるという、今まで報告されてきたアクチン骨格系による成長円錐の退縮メカニズムの概念とは全く異なる発見をした(Mol. Cell. Neurosci. 2009 ; J. Neurosci. 2011)。本研究では、成長円錐退縮のカギとなるSyx1Bが、マクロピノサイトーシスをどのように抑制しているかを分子レベルで解明し、神経再生法を開発するための標的経路を明らかにする。(研究成果)Syx1Bの下流候補分子としてGit1 (G-protein-coupled receptor kinase interacting protein-1)を既に見出した。Git1は注意欠陥多動性障害(ADHD)の原因遺伝子であり(Won et al., Nature Medicine 2011)、マクロピノサイトーシス活性化因子Pak1の正の制御因子である。NIH3T3細胞にGit1を過剰発現させるとマクロピノサイトーシスが誘導される。この誘導はSyx1Bの共発現により抑制されることが分かった。Git1とSyxlBの結合を検討したところ、直接的な結合は示されなかったものの、Syx1BがGit1依存的なPaklの活性化を抑制することで、Git1によるマクロピノサイトーシスを抑制していることが示唆された。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
国内基金
海外基金
登录
查看更多内容
GIT1/β-PIX液-液相分离的特异性化学调控研究
-
批准号:22307141
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:30万元
-
批准年份:2023
-
负责人:黄谋新
-
依托单位:
miR-149-5p靶向调控GIT1在脓毒症肺损伤的作用机制研究
-
批准号:2023JJ50213
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2023
-
负责人:曾维忠
-
依托单位:
靶向肿瘤侵袭转移新靶点GIT1/β-PIX的小分子抑制剂发现、优化及作用机制研究
-
批准号:82273775
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:52万元
-
批准年份:2022
-
负责人:欧阳勤
-
依托单位:
GIT1通过CC2结构域调控脊柱骨折后脊髓微环境变化的机制研究
-
批准号:--
-
项目类别:重点项目
-
资助金额:297万元
-
批准年份:2020
-
负责人:殷国勇
-
依托单位:
GIT1通过SHD结构域促进骨形成及CC2结构域抑制骨吸收对骨代谢的调控机制
-
批准号:
-
项目类别:省市级项目
-
资助金额:--
-
批准年份:2019
-
负责人:
-
依托单位:
GIT1通过thioredoxin保护继发性脊髓损伤的机制研究
-
批准号:81772351
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:58.0万元
-
批准年份:2017
-
负责人:殷国勇
-
依托单位:
GIT1对心肌细胞能量代谢的调控机制及其在心力衰竭中的作用
-
批准号:81470514
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:73.0万元
-
批准年份:2014
-
负责人:庞锦江
-
依托单位:
GIT1调控ERK1/2的活性促进BMSCs体外移植模型中突触可塑性的机制研究
-
批准号:81301098
-
项目类别:青年科学基金项目
-
资助金额:23.0万元
-
批准年份:2013
-
负责人:李鹏
-
依托单位:
GIT1的ANK重复区域在骨折愈合过程中调节软骨细胞分化的机制研究
-
批准号:81271988
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:80.0万元
-
批准年份:2012
-
负责人:殷国勇
-
依托单位:
GIT1酪氨酸磷酸化调节成骨细胞迁移的机制研究
-
批准号:81071481
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:37.0万元
-
批准年份:2010
-
负责人:殷国勇
-
依托单位: