课题基金 / 基金详情

ヒトにおける恐怖記憶の消去法の開発

ヒトにおける恐怖記憶の消去法の開発
开发人类恐惧记忆消除方法
批准号:
26931053
负责人:
石井 大典
金额:
$0.32万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2014
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2014 至 2015

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
心的外傷後ストレス障害は高い再発率を呈することが報告されており、症状の再発は治療後も消えずに残る恐怖記憶が再燃することで引き起こされると考えられている。本研究は臨床応用可能なヒトの恐怖記憶を完全に消去する方法を開発し、関連疾患の再発防止に貢献することを目的として実施した。恐怖記憶はその獲得後6時間以内に起こる固定化と記憶の想起(思い出す)後6時間以内に起こる再固定化を経て強固なものになる。これまでにタンパク質合成阻害薬がその固定化、再固定化を阻害し、恐怖記憶を消去することが報告されている。しかしながら、タンパク質合成阻害薬はヒトへ使用できない点で恐怖記憶を消去する有効な手段として臨床応用は期待できない。そこで、本研究は恐怖記憶の想起後に経頭蓋直流電気刺激(tDCS)を実施することで再固定化を阻害し恐怖記憶を完全に消去する方法を確立したいと考え実施した。その結果、恐怖記憶の想起後にtDCS(陽極刺激)を受けることで恐怖記憶の再固定化は強化される傾向にあった。これまでにtDCSを恐怖記憶の獲得直後に行うことで、その後起こる固定化を阻害したとの報告がある。これらの研究結果より、脳への直流電機刺激が恐怖記憶の固定化、再固定化の過程を修飾する可能性が示唆された。本研究は副作用が少なく安価な装置でヒトの恐怖記憶を修飾する方法を探索する研究であり、臨床応用の観点から大変意義があるものと考えられる。また、今後は恐怖記憶を消去する刺激のタイミングや刺激部位の探索が必要と考えている。
英文摘要
心的外傷後ストレス障害は高い再発率を呈することが報告されており、症状の再発は治療後も消えずに残る恐怖記憶が再燃することで引き起こされると考えられている。本研究は臨床応用可能なヒトの恐怖記憶を完全に消去する方法を開発し、関連疾患の再発防止に貢献することを目的として実施した。恐怖記憶はその獲得後6時間以内に起こる固定化と記憶の想起(思い出す)後6時間以内に起こる再固定化を経て強固なものになる。これまでにタンパク質合成阻害薬がその固定化、再固定化を阻害し、恐怖記憶を消去することが報告されている。しかしながら、タンパク質合成阻害薬はヒトへ使用できない点で恐怖記憶を消去する有効な手段として臨床応用は期待できない。そこで、本研究は恐怖記憶の想起後に経頭蓋直流電気刺激(tDCS)を実施することで再固定化を阻害し恐怖記憶を完全に消去する方法を確立したいと考え実施した。その結果、恐怖記憶の想起後にtDCS(陽極刺激)を受けることで恐怖記憶の再固定化は強化される傾向にあった。これまでにtDCSを恐怖記憶の獲得直後に行うことで、その後起こる固定化を阻害したとの報告がある。これらの研究結果より、脳への直流電機刺激が恐怖記憶の固定化、再固定化の過程を修飾する可能性が示唆された。本研究は副作用が少なく安価な装置でヒトの恐怖記憶を修飾する方法を探索する研究であり、臨床応用の観点から大変意義があるものと考えられる。また、今後は恐怖記憶を消去する刺激のタイミングや刺激部位の探索が必要と考えている。
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