高流動コンクリートの微細構造と耐久性能に関する研究
高流動コンクリートの微細構造と耐久性能に関する研究
批准号:
09750541
负责人:
小林 孝一
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
石灰石微粉末を用いた高流動コンクリート,あるいは高炉スラグ微粉末を用いた高流動コンクリートの細孔構造,塩分浸透量の測定を行い,その両者の関係を検討した.その結果,どちらの高流動コンクリートも従来の普通コンクリートと比較して,その程度は異なるものの,細孔構造が緻密であり,遮塩性に優れているという結果が得られた.ただし石灰石微粉末を用いた高流動コンクリートは普通コンクリートと同様細孔量と塩分浸透の拡散係数の間には線形関係が認められたが,高炉スラグ微粉末を用いた高流動コンクリートの場合には,細孔量だけではなく他の要因も塩分浸透性を大きく左右すると考えられる.その場合,石灰石微粉末を用いた高流動コンクリートの場合には遮塩性の向上にともない,鉄筋防食性能も若干向上した.それに対し,高炉スラグ微粉末を用いた高流動コンクリートの場合には,中性化と塩害が複合して作用した場合には,激しい鉄筋腐食が生じたため,環境条件を考慮したうえでそれぞれの材料を適切に選定する必要がある.また,鉄筋腐食を非破壊的に判定する電気化学的手法は,高炉スラグ微粉末を用いた場合には従来の普通コンクリートと異なる判定結果が得られる危険性があることが明らかになった.さらに高流動コンクリートによる塩害補修を想定したモデル供試体を用いて,マクロセル腐食に関する検討を行った結果,高流動コンクリートは優れた防食性を有し,補修・補強用材料に適しているという結果が得られた.ただし,その場合にも既存部材の塩分を含む部分をすべて除去しないと,かえってマクロセル腐食により再劣化が促進される場合もある.
英文摘要
石灰石微粉末を用いた高流動コンクリート,あるいは高炉スラグ微粉末を用いた高流動コンクリートの細孔構造,塩分浸透量の測定を行い,その両者の関係を検討した.その結果,どちらの高流動コンクリートも従来の普通コンクリートと比較して,その程度は異なるものの,細孔構造が緻密であり,遮塩性に優れているという結果が得られた.ただし石灰石微粉末を用いた高流動コンクリートは普通コンクリートと同様細孔量と塩分浸透の拡散係数の間には線形関係が認められたが,高炉スラグ微粉末を用いた高流動コンクリートの場合には,細孔量だけではなく他の要因も塩分浸透性を大きく左右すると考えられる.その場合,石灰石微粉末を用いた高流動コンクリートの場合には遮塩性の向上にともない,鉄筋防食性能も若干向上した.それに対し,高炉スラグ微粉末を用いた高流動コンクリートの場合には,中性化と塩害が複合して作用した場合には,激しい鉄筋腐食が生じたため,環境条件を考慮したうえでそれぞれの材料を適切に選定する必要がある.また,鉄筋腐食を非破壊的に判定する電気化学的手法は,高炉スラグ微粉末を用いた場合には従来の普通コンクリートと異なる判定結果が得られる危険性があることが明らかになった.さらに高流動コンクリートによる塩害補修を想定したモデル供試体を用いて,マクロセル腐食に関する検討を行った結果,高流動コンクリートは優れた防食性を有し,補修・補強用材料に適しているという結果が得られた.ただし,その場合にも既存部材の塩分を含む部分をすべて除去しないと,かえってマクロセル腐食により再劣化が促進される場合もある.
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
中村士郎: "高炉スラブ微粉末を用いたコンクリート中の鉄筋腐食に関する電気化学的検討" コンクリート工学年次論文報告集. 20・1. 305-310 (1998)
Shiro Nakamura:“使用高炉板坯粉末进行混凝土中钢筋腐蚀的电化学研究”混凝土工程年度报告20・1(1998)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
渡辺佳彦: "塩害により劣化したRC部材の高流動コンクリートによる補修" コンクリート工学年次論文報告集. 20・1. 383-388 (1998)
Yoshihiko Watanabe:“使用高流动性混凝土修复因盐害而恶化的 RC 构件”《混凝土工程年度报告》20・1(1998 年)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
小林孝一: "石灰石微粉末または高炉スラブ微粉末を用いた高流動コンクリートにおける塩分浸透と鉄筋腐食" 土木学会論文集. No.613/V-42. 175-187 (1999)
Koichi Kobayashi:“使用粉状石灰石粉或粉状高炉板坯粉的高流动性混凝土中的盐渗透和钢筋腐蚀”,日本土木工程师学会论文集第 613/V-42 号(1999 年)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Mechanism of leaching and its impact on performance and functional degradation in dams and their attached structures
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批准号:22K04258
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.5万
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财政年份:2022
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负责人:小林 孝一
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依托单位:
サイバーフィジカルシステムのセキュアなイベントベースト制御とモビリティへの展開
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批准号:22K04163
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.58万
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财政年份:2022
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负责人:小林 孝一
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依托单位:
海洋環境にある鋼構造とRC構造の劣化と残存寿命評価に関する研究
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批准号:18760339
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.6万
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财政年份:2006
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负责人:小林 孝一
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依托单位:
マクロセル腐食を考慮した鉄筋コンクリート部材の塩害劣化シミュレーション
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批准号:16760365
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.86万
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财政年份:2004
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负责人:小林 孝一
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依托单位:
高流動コンクリートによる補修・補強の耐久性に関する研究
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批准号:11750412
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.47万
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财政年份:1999
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负责人:小林 孝一
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依托单位: