ADH反応性ヒト腎集合管水チャンネルの発現から解明する新生児体液調節未熟性の解明
ADH反応性ヒト腎集合管水チャンネルの発現から解明する新生児体液調節未熟性の解明
批准号:
09770590
负责人:
樋口 恵美
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
本研究では、まず、新生児ラットと成人ラットを用い、水制限モデルと健常コントロールモデルを比較し、抗利尿ホルモン-AqUaporin2系の変化を検討し、新生児が脱水に陥りやすいメカニズムを検討した。脱水状態に至った場合、成人ラットでは血漿ADHが117.2%上昇したが、新生児ラットでは104.6%の上昇であった。また、抗AQP2抗体を用いた腎免疫組織染色では、コントロールラットの新生児は成人ラットに比べ、集合管のAQP2の染色性は弱く、新生児のAQP2蛋白量の少ないことが示唆された。また、コントロールラットとの比較で、脱水ラットでは、成人ラットは新生児ラットに比べ、染色性が極端に強かった。また、新生児ラットは脱水によりAQP2の染色性は強まったものの、成人ラットほどではなかった。以上より、新生児あるいは小児が成人と比較して、(1)脱水状態に対するADHの反応性分泌が低いこと、(2)AQP2の蛋白量が少ないこと、(3)脱水時のAQP2の産生量が少ないこと、(4)脱水時のAQP2の細胞質から細胞膜への挿入が遅いこと、が示唆された。また、ヒト成熟新生児において、生下時から生後6週までの尿中AQP2蛋白を測定した結果、生直後、尿中AQP2蛋白量は少なく、週令を経るとともにその蛋白量は増加した。また、不熟児における測定でも、同様の発達パターンを呈した。成熟新生児と未熟児では、生後の尿中AQP2発現のパターンは似ており、生後4週までは尿中にいずれも発現を認めなかったが、生後4週から6週にかけていずれも急激かつ同程度の発現および上昇を認めた。この結果、ヒトにおいてもラットにおける基礎的実験と同様、腎集合管におけるAQP2の発現およびその反応性の未熟性が、小児における脱水に陥りやすいメカニズムである可能性が示唆された。
英文摘要
本研究では、まず、新生児ラットと成人ラットを用い、水制限モデルと健常コントロールモデルを比較し、抗利尿ホルモン-AqUaporin2系の変化を検討し、新生児が脱水に陥りやすいメカニズムを検討した。脱水状態に至った場合、成人ラットでは血漿ADHが117.2%上昇したが、新生児ラットでは104.6%の上昇であった。また、抗AQP2抗体を用いた腎免疫組織染色では、コントロールラットの新生児は成人ラットに比べ、集合管のAQP2の染色性は弱く、新生児のAQP2蛋白量の少ないことが示唆された。また、コントロールラットとの比較で、脱水ラットでは、成人ラットは新生児ラットに比べ、染色性が極端に強かった。また、新生児ラットは脱水によりAQP2の染色性は強まったものの、成人ラットほどではなかった。以上より、新生児あるいは小児が成人と比較して、(1)脱水状態に対するADHの反応性分泌が低いこと、(2)AQP2の蛋白量が少ないこと、(3)脱水時のAQP2の産生量が少ないこと、(4)脱水時のAQP2の細胞質から細胞膜への挿入が遅いこと、が示唆された。また、ヒト成熟新生児において、生下時から生後6週までの尿中AQP2蛋白を測定した結果、生直後、尿中AQP2蛋白量は少なく、週令を経るとともにその蛋白量は増加した。また、不熟児における測定でも、同様の発達パターンを呈した。成熟新生児と未熟児では、生後の尿中AQP2発現のパターンは似ており、生後4週までは尿中にいずれも発現を認めなかったが、生後4週から6週にかけていずれも急激かつ同程度の発現および上昇を認めた。この結果、ヒトにおいてもラットにおける基礎的実験と同様、腎集合管におけるAQP2の発現およびその反応性の未熟性が、小児における脱水に陥りやすいメカニズムである可能性が示唆された。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Hiroko Maeshiro: "Adaptation to Water Depletion in the Newborn Rat?Immunocytochemical Localization of Aquaporin-2" Kurume Medical Journal. 45. 195-202 (1998)
Hiroko Maeshiro:“新生大鼠对缺水的适应?Aquaporin-2 的免疫细胞化学定位”久留米医学杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Tohru Matsumoto,Emi Higuchi et al.: "Suppressed urinary excretion of aquaporin-2 in an infantile case of primary polydipsia" Pediatric Nephrology. (in press). (1998)
Tohru Matsumoto、Emi Higuchi 等人:“原发性多饮婴儿病例中水通道蛋白 2 的尿排泄受到抑制”儿科肾脏病学。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Tohru Matsumoto,Mitsue Takeya,Satoshi Takuwa,Emi Higuchi: "Sei Sasaki,Hirohisa Kato,Suppressed Urinary Excretion of Aquaporin-2 in an infant with primarypolydipsia" Pediatric Nephrology. (1999)
Tohru Matsumoto、Mitsue Takeya、Satoshi Takuwa、Emi Higuchi:“Sei Sasaki、Hirohisa Kato,抑制原发性多饮婴儿的水通道蛋白-2 尿排泄”小儿肾脏病学。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
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