顎関節におよぼす抗腫瘍剤の影響
顎関節におよぼす抗腫瘍剤の影響
批准号:
09771527
负责人:
小西 聖一
金额:
$1.02万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
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英文摘要
今までに下顎頭におよぼす抗腫瘍剤の影響を研究したものは少なく、その作用についてはまだよくわからないことが多い。そこで本研究では、発育中のラットの培養下顎頭におよぼす種々の抗腫瘍剤の影響を組織学的、組織形態計測学的、免疫組織化学的に検索した。本研究では、出生直後のラットの下顎頭を無菌的に摘出し、器管培養を行った。下顎頭は実験条件の違いによって次の4群に分けた。第1群の下顎頭:(無血清BGJb培地)第2群の下顎頭:(無血清BGJb培地+アドリアマイシン50ng/ml)第3群の下顎頭:(無血清BGJb培地+シクロホスファミド50ng/ml)第4群の下顎頭:(無血清BGJb培地+エトポシド50ng/ml)培養開始時から1、2、4、6、8日後、各群の下顎頭の連続組織切片を作成し、HE染色を施し組織学的に検索した。その結果、第2群の下顎頭は第1群と比較し、増殖層および分化層の細胞数や層の厚さが増加していた。第3群の下顎頭は第1群と比較し、増殖層の細胞数や層の厚さが増加していた。また肥大層の細胞に不規則な配列がみられた。第4群の下顎頭は第1群と比較し、分化層の細胞数や層の厚さが増加していた。また表層や増殖層の細胞が変性壊死しているのがみられた。組織形態計測学的には上記4群の6、8日目の下顎頭の組織切片を用いて検索した。その結果、第2、3、4群の下顎頭は第1群と比較し、特に分化層の厚さが有意に増加していた。免疫組織化学的には上記4群の8日目の下顎頭の組織切片を用いて、フィブロネクチン、テネイシン、S-100タンパクの局在について検索した。その結果、第2、3、4群の下顎頭は第1群と比較して、特にS-100タンパクにおいて陽性反応がみられなかった。以上の結果より、種々の抗腫瘍剤は特に増殖層および分化層における軟骨細胞の増殖や分化を抑制したことを示唆していると思われた。
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