樋状根モデルマウスを用いた歯根形態形成に対する分子遺伝学的研究

槽状根模型小鼠牙根形态发生的分子遗传学研究

• 批准号: 09771864
• 负责人: 朝田 芳信
• 金额: $ 1.02万
• 依托单位: Nihon University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1997
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1997 至 1998
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-09771864/
• 关键词: 近交系マウス; 樋状根; 連鎖解析; Mitマーカー; 分子遺伝学; SSLPマーカー

樋状根を有するC57L/Jと樋状根が全く認められないC57BL/6Jマウスの戻し交配(C57L/JxC57BL/6JXC57BL/6J)から得られた66匹を試料として用いた。マウス常染色体上に存在するSSLPマーカーの一つであるMitマーカー約800個の中から2系統間に多型性を示すマーカーをアガロース電気泳動にて検出し、すべての染色体上に約20cM間隔で3〜4個の有用なマーカーを設定した。戻し交配マウスすべての遺伝子型タイピングを行なったところ、染色体5、8、17番が有力な候補染色体となることが示唆された。歯の発育初期の上皮-間葉系相互作用に重要な役割を演じている遺伝子が多く存在する染色体5番に注目し、樋状根出現の有無を表現型として、19個のMitを用い詳細な連鎖解析を行なったところ、D5Mit161(expectation:nonexpectation=42:24、x^2=4.91、p<0.05)、D5Mit29、321および427(expectation:nonexpectation=41:25、x^2=3.88、p<0.05)で強い連鎖を示す結果が得られた。D5Mit161、29、321および427は、染色体5番の動原体より約70cM付近にマップされており、この領域に候補遺伝子の存在する可能性が疑われた。今後、近傍に位置するBmp3、Dmp1、Ycf1ならびにPedfa遺伝子の構造解析を行なっていく予定である。

C57BL/6J was selected for mating with C57L/JxC57BL/6JXC57BL/6J. There are about 800 SSLP markers on the autosome, and there are about 3 to 4 markers on the autosome that are useful for electrophoresis. The chromosome 5, 8, and 17 are strong candidate chromosomes. The results showed strong linkage between D5Mit161(expectation:nonexpectation=42:24, x^2=4.91, p<0.05), D5 Mit 29, 321 and 427(expectation: nonexpectation = 41:25, x^2=3.88, p<0.05). D5Mit161, 29, 321, 427, chromosome 5, chromosome 5, In the future, the structural analysis of Pedfa genes in the vicinity of Bmp3, Dmp1 and Ycf1 will be carried out in a predetermined manner.

项目成果

T.Shimizu, H.Maruyama, K.Natsume, K.Shimizu, Y.Asada, T.Maeda: "Molecular genetic study of the gutter shaped root (GSR) in inbred mice" PEDIATRIC DENTAL JOURNAL. 8(1). 93-97 (1998)

T.Shimizu、H.Maruyama、K.Natsume、K.Shimizu、Y.Asada、T.Maeda：“近交小鼠沟状根 (GSR) 的分子遗传学研究”儿科牙科杂志。

朝田芳信: "歯の形態形成異常と疾患モデルマウス" 日大口腔科学雑誌. 23(2). 197-198 (1997)

Yoshinobu Asada：“牙齿形态发生和疾病模型小鼠”日本大学口腔医学杂志 23（2）（1997）。

朝田芳信: "樋状根成因に対する分子遺伝学的研究-特にDNA poolを用いたlinkage解析について-" 小児歯科学雑誌. 35(2). 229- (1997)

Yoshinobu Asada：“槽形根起源的​​分子遗传学研究 - 特别是使用 DNA 池的连锁分析”《儿科牙科杂志》35（2）（1997）。