担子菌が生産する抗トロンビン活性物質の単離・同定とその生産株の育種
担子菌が生産する抗トロンビン活性物質の単離・同定とその生産株の育種
批准号:
09780028
负责人:
岡村 徳光
金额:
$0.83万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
現在、心筋梗塞や脳血栓などの血栓症による疾病が急増し、ストレプトキナーゼなどの治療薬が用いられているが、抗体形成などの問題点があり、血栓症を防ぐ安全な抗トロンビン活性物質の探索が望まれている。本研究では、血栓症の予防として、その原因である血栓の形成を抑制する血液凝固抑制物質(抗トロンビン活性物質)および血栓を溶解する線溶酵素などの血液関連生理活性物質を生産する微生物を用いて、新しい食品素材の開発を行うと共に、食品への応用を試みた。したがって、本研究の主目的は、心筋梗塞や脳血栓などの血栓症に予防効果を示す機能性食品の開発である。本申請者はこれまでにクモノスカビの培養液中に抗トロンビン活性物質を見出し、フマル酸であることを明らかにし、フマル酸は、清酒、味噌、醤油、甘酒など発酵食品製造に用いられるコウジカビにおいても生産されることから、発酵食品の摂取は血栓症の予防につながる可能性を示唆した。本補助金により、まず、これまでに見出した全く新しいタイプの抗トロンビン活性物質を生産する野生種マスタケからの本活性物質の分離・精製を試みた。また、線溶酵素活性について種々の微生物からスクリーニングを行い、タモギタケや野生種担子菌W510などにその著しい酵素活性を見出した。さらに有効成分を有する野生種担子菌などについては、有用担子菌の育種を目的として、プロトプラスト化、パールチェーン形成、細胞膜の一過的破壊などの電気融合のための諸条件を検討すると共に、効率の良い人工栽培のための諸条件の検討を試み、抗トロンビン活性物質を生産し人工栽培が可能な食用担子菌の育種に成功した。さらに、心筋梗塞や脳血栓などの血栓症に予防効果を示す機能性食品を開発した。今後はさらに、これら育種した融合担子菌や機能性食品の諸性質を明らかにすると共に、一般的食品化への応用を試みる予定である。
英文摘要
現在、心筋梗塞や脳血栓などの血栓症による疾病が急増し、ストレプトキナーゼなどの治療薬が用いられているが、抗体形成などの問題点があり、血栓症を防ぐ安全な抗トロンビン活性物質の探索が望まれている。本研究では、血栓症の予防として、その原因である血栓の形成を抑制する血液凝固抑制物質(抗トロンビン活性物質)および血栓を溶解する線溶酵素などの血液関連生理活性物質を生産する微生物を用いて、新しい食品素材の開発を行うと共に、食品への応用を試みた。したがって、本研究の主目的は、心筋梗塞や脳血栓などの血栓症に予防効果を示す機能性食品の開発である。本申請者はこれまでにクモノスカビの培養液中に抗トロンビン活性物質を見出し、フマル酸であることを明らかにし、フマル酸は、清酒、味噌、醤油、甘酒など発酵食品製造に用いられるコウジカビにおいても生産されることから、発酵食品の摂取は血栓症の予防につながる可能性を示唆した。本補助金により、まず、これまでに見出した全く新しいタイプの抗トロンビン活性物質を生産する野生種マスタケからの本活性物質の分離・精製を試みた。また、線溶酵素活性について種々の微生物からスクリーニングを行い、タモギタケや野生種担子菌W510などにその著しい酵素活性を見出した。さらに有効成分を有する野生種担子菌などについては、有用担子菌の育種を目的として、プロトプラスト化、パールチェーン形成、細胞膜の一過的破壊などの電気融合のための諸条件を検討すると共に、効率の良い人工栽培のための諸条件の検討を試み、抗トロンビン活性物質を生産し人工栽培が可能な食用担子菌の育種に成功した。さらに、心筋梗塞や脳血栓などの血栓症に予防効果を示す機能性食品を開発した。今後はさらに、これら育種した融合担子菌や機能性食品の諸性質を明らかにすると共に、一般的食品化への応用を試みる予定である。
期刊论文(5)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
Tokumitsu Okamura: "The Cultivation of a Fibrinolytic Enzyme Producing Mushroom,Schizophyllum commune" Mushroom Science and Biotechnology. 6・2. 71-75 (1998)
Tokumittsu Okamura:“产生纤维蛋白溶解酶的蘑菇,裂褶菌的栽培”蘑菇科学和生物技术 6・2(1998)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Tokumitsu Okamura: "Effects of Adding Mushrooms to Dough on Gas Production during Bread Making" J.Home.Econ.Jpn.49・8. 865-871 (1998)
冈村德光:“在面团中添加蘑菇对面包制作过程中气体产生的影响”J.Home.Econ.Jpn.49・8(1998)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Tokumitsu Okamura: "Effects of Hormones on Cultivation of Tricholoma matsutake Mycelia" Bull.Mukogawa Women's Univ.Nat.Sci.46. 27-30 (1998)
Tokumitsu Okamura:“激素对松茸菌丝体培养的影响”Bull.Mukokawa Womens Univ.Nat.Sci.46。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Tokumitsu Okamura: "Dielectrophoresis Cinditions for Pearl Chain Formation and Effect of Pulse Field Strength on Protoplast Break down of Hericium erinaceum" Bull.Mukogawa Women's Univ.Nat.Sci.45. (1997)
Tokumitsu Okamura:“珍珠链形成的介电泳条件和脉冲场强度对猴头菇原生质体分解的影响”Bull.Mukokawa Womens Univ.Nat.Sci.45。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Tokumitsu Okamura: "Effect of Culture Broths from Various Microorganisms on Fruiting of Pleurotus ostreatus" Bull.Mukogawa Women's Univ.Nat.Sci.45. (1997)
Tokumitsu Okamura:“各种微生物培养液对平菇结果的影响”Bull.Mukokawa Womens Univ.Nat.Sci.45。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 13 条
電気融合法による放線菌の育種とその遺伝学的解析
-
批准号:01790454
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.64万
-
财政年份:1989
-
负责人:岡村 徳光
-
依托单位:
海外基金