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校長の教育的リーダーシップと学校成果の関係構造

校长教育领导与学校成果之间的关系结构

基本信息

批准号：
11710159
负责人：
露口健司
金额：
$ 1.15万
依托单位：
Kyushu Kyoritsu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1999
资助国家：
日本
起止时间：
1999 至 2000
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は、学校成果の向上を志向した校長のリーダーシップの組織過程及び児童への影響力と戦略的方法を、量的・質的アプローチを通して解明することを目的としたものである。報告書は4部構成であり、第I部では、教育的リーダーシップ論と媒介影響モデルの2つの観点から、校長のリーダーシップと児童パフォーマンスとの因果関係を明らかにするための理論的因果モデルを構築し、その検証を試みている。また、ここでは、理論モデルを優先し、データとの適合性を検定する分析技法の限界を指摘した上で、データを優先し、それに最も適合する理論モデルを選択する分析技法の有効性を提示している。第II部では、校長のリーダーシップの発揮は、教員によって校長がリーダーとして認知されているかどうかによるとの観点から、教員による校長のリーダーシップ認知に影響を及ぼす要因の析出を試みている。また、リーダーとしての認知レベルが高い校長と普通の校長との対比を通して、それが高い校長に特有の知識・技術の析出もあわせて試みている。第III部では、外部環境要因としての教育委員会(教育長)と保護者・地域住民から、校長や学校組織がどのような影響を受けているのかを明らかにしている。ここでは、特に、学校成果を高めるためには、教育長や保護者・地域住民とどのような関係を構築すればよいかという実践的な課題に対する示唆を提起している。第IV部では、変革型リーダーとしての校長の戦略的アプローチを記述的・解釈的に分析している。ここでは、校長が組織変革に際して、どのような戦略的方法を採用しているかを、成果の高い学校の質的データの分析を通して明らかにしている。

This study aims to clarify the organizational process and impact of school outcomes on the quality of school outcomes. The report is composed of four parts: Part I: Theory of Education and Media Influence; Part II: Theory of Causality and Construction of Evidence The analysis technique limits are determined by the priority of the theory and the suitability of the theory. Part II: Principal's cognitive development, teacher's cognitive development, teacher's cognitive development The knowledge and skills of senior middle school students are the key to the success of the university. Part III: External environment, factors affecting the education committee (education director), protectors, local residents, principals, and school organizations. This is the first time that we've had a chance to build a relationship with the people of the region. The fourth part is the analysis of the change of the principal's strategy. This paper analyzes the methods of organizational reform and the quality of the results of the reform.