植物ホルモン型除草剤による光関与のエチレン誘導機構の解明
植物ホルモン型除草剤による光関与のエチレン誘導機構の解明
批准号:
11760031
负责人:
春原 由香里
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2000
中文摘要
植物ホルモン型除草剤の1つであるquincloracは、その薬剤に感受性である植物に処理されると、大量のエチレンが生成されることが知られており、そのエチレン生合成系が殺草作用と密接に関係している可能性が高いことが知られている。近年、報告者らは、この薬剤に感受性を示すイネ科植物では、その現象は光照射下で特異的に発現する可能性があることを初めて見出し、さらに、光照射時に生成された多量のエチレンやシアンが葉部でのクロロシスの原因となっている可能性が高いことを報告した(Sunohara,Y.and H.Matsumoto;1997)。また、quincloracの光誘導によるエチレン発生量や薬効は、薬剤処理前と処理後の温度に大きく影響を受けること等も報告してきた(Sunohara,Y.et al.,1999)。これらの知見をふまえ、本年度では、さらにそのエチレン誘導の詳細を調べることを目的とし、エチレン誘導までの過程における"活性酸素"の関与について検討を行った。試験は、フリーラジカルの消去剤、一重項酸素の消去剤、そしてヒドロキシルラジカルの消去剤を各々1剤ずつquincloracとともに処理することにより行った。Quinclorac処理したトウモロコシ葉部からのエチレン発生量(光照射下)は、フリーラジカルの消去剤、一重項酸素の消去剤、ヒドロキシルラジカルの消去剤のいずれの処理でも抑制されず、濃度変化によっても傾向は変わらなかった。さらに、アンチオーキシン剤であるPCIBをquincloracとともに処理するとquincloracによるエチレン発生が減少する傾向が認められたことから、quincloracによるエチレン誘導は、活性酸素による傷害誘導ではなく、オーキシン誘導によるものである可能性が示唆された。しかながら、他方、"活性酸素による傷害誘導"である可能性を示唆する結果も得られており、現在、quincloracによって誘導されるACC synthase(エチレン生合成のキー・エンザイム)を分子レベルでさらに解析しているところである。
英文摘要
植物ホルモン型除草剤の1つであるquincloracは、その薬剤に感受性である植物に処理されると、大量のエチレンが生成されることが知られており、そのエチレン生合成系が殺草作用と密接に関係している可能性が高いことが知られている。近年、報告者らは、この薬剤に感受性を示すイネ科植物では、その現象は光照射下で特異的に発現する可能性があることを初めて見出し、さらに、光照射時に生成された多量のエチレンやシアンが葉部でのクロロシスの原因となっている可能性が高いことを報告した(Sunohara,Y.and H.Matsumoto;1997)。また、quincloracの光誘導によるエチレン発生量や薬効は、薬剤処理前と処理後の温度に大きく影響を受けること等も報告してきた(Sunohara,Y.et al.,1999)。これらの知見をふまえ、本年度では、さらにそのエチレン誘導の詳細を調べることを目的とし、エチレン誘導までの過程における"活性酸素"の関与について検討を行った。試験は、フリーラジカルの消去剤、一重項酸素の消去剤、そしてヒドロキシルラジカルの消去剤を各々1剤ずつquincloracとともに処理することにより行った。Quinclorac処理したトウモロコシ葉部からのエチレン発生量(光照射下)は、フリーラジカルの消去剤、一重項酸素の消去剤、ヒドロキシルラジカルの消去剤のいずれの処理でも抑制されず、濃度変化によっても傾向は変わらなかった。さらに、アンチオーキシン剤であるPCIBをquincloracとともに処理するとquincloracによるエチレン発生が減少する傾向が認められたことから、quincloracによるエチレン誘導は、活性酸素による傷害誘導ではなく、オーキシン誘導によるものである可能性が示唆された。しかながら、他方、"活性酸素による傷害誘導"である可能性を示唆する結果も得られており、現在、quincloracによって誘導されるACC synthase(エチレン生合成のキー・エンザイム)を分子レベルでさらに解析しているところである。
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春原由香里: "ホルモン型除草剤クロメプロップの殺草作用発現機構の研究"雑草研究. 45・別. 10-11 (2000)
Yukari Sunohara:“激素除草剂克敌草灵除草作用表达机制的研究”Weed Research 45/Bet 10-11 (2000)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
春原 由香里 ら: "オオバコの踏みつけによる形態変化とエチレン発生"雑草研究. 45・別冊(印刷中). (2000)
Yukari Haruhara 等:“践踏车前草导致的形态变化和乙烯产生”,杂草研究 45·分册(2000 年出版)。
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
春原 由香里 ら: "Quinclorac処理によるトウモロコシ葉片でのエチレン生成量に及ぼす温度の影響"雑草研究. 44・別号. 56-57 (1999)
Yukari Haruhara 等人:“温度对用二氯喹啉酸处理的玉米叶片中乙烯产生的影响”,杂草研究 44,单独刊号 56-57 (1999)。
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Sunohara, Yukari et al.: "Effect of Temperature on Quinclorac - Induced Ethylene Production from Corn Leaves"Journal of Pesticide Science. 24・4. 375-380 (1999)
Sunohara、Yukari 等人:“温度对二氯喹啉酸的影响 - 诱导玉米叶产生乙烯”《农药科学杂志》24・4(1999 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
春原由香里 他6名: "オオバコの踏みつけによる形態変化とエチレン発生"雑草研究. 45・別. 184-185 (2000)
Yukari Haruhara 和其他 6 人:“践踏车前草导致的形态变化和乙烯产生”,杂草研究,184-185 (2000)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 6 条
ダイズの冠水障害を軽減する植物由来物質の作用機構の解明および実用的な処理法の開発
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批准号:22K05594
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.58万
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财政年份:2022
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负责人:春原 由香里
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依托单位:
イネ-ヒエ間高度選択性除草剤開発に向けての基礎的研究
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批准号:15780010
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.3万
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财政年份:2003
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负责人:春原 由香里
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依托单位:
海外基金