未熟児、新生児疾患における酸化的DNA損傷
未熟児、新生児疾患における酸化的DNA損傷
批准号:
11770621
负责人:
森信 孝雄
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2000
中文摘要
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英文摘要
(目的)新生児高ビリルビン血症に対する光線療法は非常に有効な治療法であり広く世界で用いられている。臨床的には安全とされているが、in vitroでのDNA障害やフリーラジカル障害の関与などの報告もある。8-hydroxy-2'-deoxygua nosine(8-OHdG)は酸化的DNA障害のマーカーとして知られ、GC/MS法、HPLC法、ELISA法などにて測定可能である。光線療法中のDNA酸化障害の有無を調べる目的で新生児の尿中8-OHdGを測定し検討した。(方法)新生児高ビリルビン血症にて光線療法を施行した11名(光線群)および光線療法が不要であった12名(対照群)を対象とした。光線療法前後に血液、尿を採取し、酸化生成物である8-OHdGならびに抗酸化物質であるビタミンCおよび尿酸を測定した。尿中8-OHdGはELISA法にて、血漿中ビタミンCおよび尿酸はHPLC法にてそれぞれ測定した。また光線療法前の23名を母乳栄養児と人工栄養児の2群に分けて、尿中8-OHdGの相違について検討した。(結果)在胎週数、出生時体重は両群間において差を認めなかった。光線療法施行前のへマトクリット値および血清ビリルビン値は光線群において有意な高値を示した。光線療法前後において血漿中ビタミンC、尿酸ならびに尿中8-OHdGに変化は認められなかった。母乳栄養児の8-OHdGは母乳栄養児の8-OHdGに比し有意な高値を示した。また母乳ならびに人工乳中の8-OHdGを測定した結果では、例数が少ないが人工乳が母乳に比べて多くの8-OHdGを含んでいた。(考察)光線療法施行後において酸化生成物の増加ならびに抗酸化物質の減少は認められず、光線療法は安全であることが確認できた。また今回の研究において8-OHdGの代謝について新しい知見を得た。過去の報告では8-hydroxyguanineは腸管吸収されるが、8-OHdGは吸収されないとの推測がなされている。本研究において8-OHdGを多く含む人工乳を摂取した児において尿中8-OHdGの排泄が増加していたことは8-OHdGが腸管で吸収され尿中に排泄されたことを示しており、新生児と成人での腸管吸収には相違があることが予想される。また尿中8-OHdGの検討を行う際にはミルクおよび食事の影響を十分に考慮する必要があると思われる。
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