大腸癌におけるDNA修復から見た増殖異常に関する研究
大腸癌におけるDNA修復から見た増殖異常に関する研究
批准号:
11770723
负责人:
福田 六花
金额:
$0.45万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2000
中文摘要
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英文摘要
DNA損傷の修復機構の研究は癌の発生進展に強く関与し、最近注目の研究課題である。現時点ではこれらDNA障害に関与する細胞の排除修復機構の中心に位置するとされるのはP53癌抑制遺伝子であり、種々の観点から研究が行われいる。一方、我々は大腸癌の増殖機構に関する研究で、種々のDNA複製に関与する物質に注目し研究を行ってきた。これらの物質はDNA修復にも密接に関与しており、そのなかでTopoisomeraseはDNAの位相性維持に関係する酵素であり、特に170kdのsubtypeであるIIαは増殖期細胞に強く発現し、我々の先の実験でDNA除去修複に関与する事が示唆されている物質である。P350はDNA dependent protein kinseのsubunitの一つであり、またSCIDマウスの免疫異常の原因因子とされる蛋白であり、DNA修復経路における重要な物質である。P21waflはwild type P53蓄積に依存するG1 arrestを起こすcyclin dependent kinase inhibitorであり、細胞回転に抑制的に働き、これもDNA修復過程に大きな影響を与えている。本研究ではDNA障害によるP53蓄積からDNA修復に至る経路において、これらに関与するP53、P350、P21、apoptosis等の発現を、Topoisomerase、PCNA、Ki-67、BrdUのDNAの複製修復に関連する因子とラットDNA障害モデルとヒト正常、腺腫、癌腫組織において比較し、その解析を行う事を目的とした。今年度は臨床大腸腫瘍におけるDNA修復の観察を行う基礎検討として、臨床ヒト大腸癌組織においてP53、PCNA、Topoiomerase、Ki-67、の免疫組識染色、およびNick end labeling法によるApoptosisの観察を行った。ヒト大腸癌組織におけるP53蛋白陽性率は早期大腸癌で22.2%(n=18)、進行大腸癌で53.5%(n=43)であった。進行大腸癌で、PCNA、Topoisomerase IIα、Ki-67の標識率はそれぞれ58.3±8.6%(n=27)、31.2±9.1%(n=51)、34.9±8.0%(n=44)であった。TUNEL法によるApoptosisは3.5±1.1%(n=44)の陽牲率であった。現在、DNA修復との関連性をラットDNA障害モデルと比較検討中である
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