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高毒性コプラナーPCB誘導性セレン結合性タンパク質の分子生物学的解析

高毒性共面 PCB 诱导的硒结合蛋白的分子生物学分析

基本信息

批准号：
11771438
负责人：
石田卓巳
金额：
$ 1.47万
依托单位：
Kyushu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1999
资助国家：
日本
起止时间：
1999 至 2000
项目状态：
已结题

项目摘要

申請者らによりラット肝サイトソルで見い出されたセレン結合性タンパク質(SeBP)は、これまでに、ダイオキシン類の1つである高毒性コプラナーPCBによる誘導が明らかにされているものの、その他の知見はほとんど得られていない。昨年度、我々は、cDNAクローニングを行い、ダイオキシン類誘導性SeBPの塩基配列および全アミノ酸配列を決定した。本年度は、この知見を基に、ダイオキシン類によるSeBPの誘導が、転写促進によるものかタンパク質の安定化によるものかを明らかにするため、mRNAレベルでの変化を定量的RT-PCR法により解析した。コントロール、pair-fedコントロールおよびコプラナーPCB処理ラット肝臓よりmRNAを抽出し、逆転写反応を行い、cDNAを作製した。その後、SeBPに特異的なprimerを用いてPCRを行い、その産物をアガロースゲル電気泳動により解析した。また、コントロールとして、β-actinに特異的なprimerを用いて同様にPCRを行い、その産物の解析を行った。最後に、それぞれのバンド強度を定量し、β-actinのmRNA量に対するSeBP mRNAの発現量を算出した。この結果、高毒性コプラナーPCBの1つであり、芳香族炭化水素レセプターを介して酵素を誘導することが知られているPCB126により、SeBPのmRNA量は顕著に増加することが明らかとなった。以上の結果から、SeBPをコードする遺伝子の転写調節領域に、xenobiotic responsive elementが存在することが強く示唆された。また、ダイオキシン類の毒性発現機構へのSeBPの関与が考えられた。

The applicant shall be responsible for the preparation of the high toxicity test report, PCB test report, induction test report and other test reports. In the past year, we have been able to determine the nucleotide sequence and nucleotide sequence of inducible SeBP. This year, the expression of mRNA was analyzed by RT-PCR. PCB are processed by PCR, PCR and PCR. mRNA extraction, reverse transcription, cDNA production After that, SeBP specific primers were used in PCR, and the products were analyzed by electron microscopy. The use of specific primer for PCR and the analysis of the products were investigated. Finally, the expression of SeBP mRNA was calculated based on the quantification of β-actin mRNA. As a result, highly toxic PCBs were induced by 1 - 10%, aromatic hydrocarbons were induced by 1 - 10%, and the mRNA levels of SeBP were increased. As a result of the above, SeBP is able to detect the presence of xenobiotic responsive elements in the regulatory domain. The relationship between SeBP and the mechanism of toxicity development in different types of drugs