科学技術と社会との関連を扱う(STS)教育における体系的評価法の構築に関する研究
科学技術と社会との関連を扱う(STS)教育における体系的評価法の構築に関する研究
批准号:
11780108
负责人:
大辻 永
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2000
中文摘要
STS(科学技術社会)教育の体系的評価法を組むには,既存の教科・科目での評価観点を洗い出す作業が必要である。理科,社会,保健,環境等の教科領域,更にその下位の科目や単元での評価観点を横糸とし,また,それぞれ領域における学年進行(子どもの発達段階)を縦糸として,全人格的な子どもの成長を視野に入れた作業を避けては通れない。この作業の中では国際比較の観点も重要である。教授・学習内容よりも評価観点に焦点を当てることで,各国固有の価値観が浮き彫りにされよう。本研究では,主にオーストラリアのSTS教育について資料を収集した。固有動物や移入動物といった背景をもつオーストラリアでは,人為的な管理が前提となっており,我が国の価値観とは根本的に異なる側面がある。STS教育は,その性格上学年の進行とともに深さを増していく。オーストラリア(ここではヴィクトリア州)においては,高校卒業時までに養成されるべきSTS的な能力の評価をレポートにより行い,その評価観点を緻密に整備している。例えば「(遺伝技術の)基礎知識」や「調査の目的理解」,「まとめ作成の技能」といった項目が各科目に7〜9あり,それぞれについて,Very HighからVery Lowまでの5段階を文章で表現して評価している。この手引きは,学位を有した人材からなる教育委員会が提供し,個々の生徒の評価は教師にゆだねられている。STS教育で国際人を育成することまで考慮すれば,価値観まで踏み込み,それを相対的に捉えることができる能力の養成までが求められよう。価値観の相対化は,環境教育や情報教育など最近注目を集めている内容領域のみならず,従来の心の教育にも通じる教育活動の根源的なテーマである。価値観の相対化は,このように,様々な領域から要請されつつあり,21世紀における教育活動の究極の目標となろう。
英文摘要
STS(科学技術社会)教育の体系的評価法を組むには,既存の教科・科目での評価観点を洗い出す作業が必要である。理科,社会,保健,環境等の教科領域,更にその下位の科目や単元での評価観点を横糸とし,また,それぞれ領域における学年進行(子どもの発達段階)を縦糸として,全人格的な子どもの成長を視野に入れた作業を避けては通れない。この作業の中では国際比較の観点も重要である。教授・学習内容よりも評価観点に焦点を当てることで,各国固有の価値観が浮き彫りにされよう。本研究では,主にオーストラリアのSTS教育について資料を収集した。固有動物や移入動物といった背景をもつオーストラリアでは,人為的な管理が前提となっており,我が国の価値観とは根本的に異なる側面がある。STS教育は,その性格上学年の進行とともに深さを増していく。オーストラリア(ここではヴィクトリア州)においては,高校卒業時までに養成されるべきSTS的な能力の評価をレポートにより行い,その評価観点を緻密に整備している。例えば「(遺伝技術の)基礎知識」や「調査の目的理解」,「まとめ作成の技能」といった項目が各科目に7〜9あり,それぞれについて,Very HighからVery Lowまでの5段階を文章で表現して評価している。この手引きは,学位を有した人材からなる教育委員会が提供し,個々の生徒の評価は教師にゆだねられている。STS教育で国際人を育成することまで考慮すれば,価値観まで踏み込み,それを相対的に捉えることができる能力の養成までが求められよう。価値観の相対化は,環境教育や情報教育など最近注目を集めている内容領域のみならず,従来の心の教育にも通じる教育活動の根源的なテーマである。価値観の相対化は,このように,様々な領域から要請されつつあり,21世紀における教育活動の究極の目標となろう。
期刊论文(18)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
大辻永: "Hodson, D., 1998,Teaching and Learning Science,Open University Press.小川正賢監訳『新しい理科教授学習論』「文化化」過程として理科教育を眺める"東洋館出版社. 251(110-127) (2000)
Nagai Otsuji:“Hodson, D.,1998,教学与学习科学,开放大学出版社。Masakata Okawa 监督翻译,新科学教学与学习理论,将科学教育视为“文化化”过程”,Toyokan Publishing 251。 (110-127) (2000)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Fujioka,T.and Otsuji,H.: "Natural Disasters in Japan from the Viewpoint of STS Education"Third International Conference of Geoscience Education.. 16-20 (2000)
Fujioka,T.和Otsuji,H.:“从STS教育的角度看日本的自然灾害”第三届国际地球科学教育会议.. 16-20 (2000)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
藤岡、大辻、山田、荻原: "自然災害と環境教育(II)-自然災害・防災教育と自然観-"第10回日本環境教育学会研究発表要旨集. 245 (1999)
Fujioka、Otsuji、Yamada、Ogiwara:《自然灾害与环境教育(二)——自然灾害/防灾教育和自然观》第 10 届日本环境教育学会研究报告摘要摘要 245(1999 年)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
大辻永,南波克行: "ネットワークを教育に導入する以前の問題点と改善のためのオルターナティブ"理科の教育. 49・10. 12-15 (2000)
永井大辻、南波克之:“将网络引入教育之前的问题和改进的替代方案”《科学教育》49・10(2000)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
森田裕介,大辻永,関友作: "科学に対する大学生の概念構造に関する-考察"日本科学教育学会第24回年会論文集. 179-180 (2000)
Yusuke Morita、Nagai Otsuji、Yusaku Seki:“大学生对科学的概念结构的研究”日本科学教育学会第 24 届年会记录 179-180 (2000)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 9 条
図書館等及び学童保育施設を拠点にした実験キットの設置・貸し出しサービスの有効性
-
批准号:16680027
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
-
资助金额:$17.72万
-
财政年份:2004
-
负责人:大辻 永
-
依托单位:
科学技術教育を左右する要因を自分史分析によって明らかにする実証的研究
-
批准号:14780096
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$1.98万
-
财政年份:2002
-
负责人:大辻 永
-
依托单位:
STS的視点を導入した自然災害教育カリキュラムの構築に関する研究
-
批准号:09780139
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$1.28万
-
财政年份:1997
-
负责人:大辻 永
-
依托单位:
子どもの科学観・自然観に関する概念構造の究明〜KJ法を用いた概念構造の分析〜
-
批准号:08780144
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.64万
-
财政年份:1996
-
负责人:大辻 永
-
依托单位:
海外基金