眼球形成を支配する転写因子の発現誘導機構
眼球形成を支配する転写因子の発現誘導機構
批准号:
11780534
负责人:
荻野 肇
金额:
$1.22万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2000
中文摘要
脊椎動物の眼球形成は、細胞(網膜の原基)が外胚葉に作用し、水晶体の分化を誘導することによって開始される。本研究では、細胞からの誘導作用を受けた外胚葉で発現し、その外胚葉領域を水晶体に分化させる転写因子L-Mafの発現誘導機構を解析した。まずL-Maf遺伝子のシス領域(-4.5kbp〜+1まで)を5'上流側から少しずつ欠失させたものをレポーター遺伝子(β-ガラクトシダーゼ)に連結し、ニワトリ胚組織に導入することによって、L-Maf遺伝子の発現を規定するエンハンサー領域(-1.0k〜-0.7kbp)を同定した。このエンハンサー領域の塩基配列を決定したところ、転写因子Pax6の結合配列が10箇所存在していた。Pax6遺伝子は小眼症や先天性白内障の原因遺伝子として知られており、予定水晶体外胚葉においては、細胞からの誘導をうける前の時期からあらかじめ発現している。Pax6がL-Maf遺伝子の発現調節に関与する可能性についてより詳細に検討するため、転写因子Engrailedの転写抑制ドメインをPax6蛋白質に付加した融合蛋白質(Pax6-En)を発現するベクターを構築した。Pax6-Enは、野生型Pax6の機能を拮抗的に阻害するドミナントネガティブ変異体として機能すると期待される。このPax6-Enをニワトリ胚の予定水晶体外胚葉で発現されたところ、L-Mafの発現が抑制され、水晶体の形成阻害を伴う小眼症様の形態が生じた。同様な形態はL-Mafのドミナントネガティグ変異体を発現させた場合にもみられた。以上の結果は、Pax6→L-Mafという遺伝子カスケードが眼球形成の中心的役割を果たしていることを示唆しており、眼胞からの誘導シグナルは、あらかじめ外胚葉で発現しているPax6と強調的に作用してL-Mafの発現を促進するものと考えられる。
英文摘要
脊椎動物の眼球形成は、細胞(網膜の原基)が外胚葉に作用し、水晶体の分化を誘導することによって開始される。本研究では、細胞からの誘導作用を受けた外胚葉で発現し、その外胚葉領域を水晶体に分化させる転写因子L-Mafの発現誘導機構を解析した。まずL-Maf遺伝子のシス領域(-4.5kbp〜+1まで)を5'上流側から少しずつ欠失させたものをレポーター遺伝子(β-ガラクトシダーゼ)に連結し、ニワトリ胚組織に導入することによって、L-Maf遺伝子の発現を規定するエンハンサー領域(-1.0k〜-0.7kbp)を同定した。このエンハンサー領域の塩基配列を決定したところ、転写因子Pax6の結合配列が10箇所存在していた。Pax6遺伝子は小眼症や先天性白内障の原因遺伝子として知られており、予定水晶体外胚葉においては、細胞からの誘導をうける前の時期からあらかじめ発現している。Pax6がL-Maf遺伝子の発現調節に関与する可能性についてより詳細に検討するため、転写因子Engrailedの転写抑制ドメインをPax6蛋白質に付加した融合蛋白質(Pax6-En)を発現するベクターを構築した。Pax6-Enは、野生型Pax6の機能を拮抗的に阻害するドミナントネガティブ変異体として機能すると期待される。このPax6-Enをニワトリ胚の予定水晶体外胚葉で発現されたところ、L-Mafの発現が抑制され、水晶体の形成阻害を伴う小眼症様の形態が生じた。同様な形態はL-Mafのドミナントネガティグ変異体を発現させた場合にもみられた。以上の結果は、Pax6→L-Mafという遺伝子カスケードが眼球形成の中心的役割を果たしていることを示唆しており、眼胞からの誘導シグナルは、あらかじめ外胚葉で発現しているPax6と強調的に作用してL-Mafの発現を促進するものと考えられる。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
荻野肇: "転写調節因子の異所所発現と機能阻害-眼形成の分子機構へのアプローチ"細胞工学. 18・10. 1556-1561 (1999)
Hajime Ogino:“转录调节因子的异位表达和功能抑制 - 眼睛形成的分子机制的方法”细胞工程 18・10 1556-1561(1999)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
スーパーエンハンサーによるオオノログ進化運命の拘束機構の研究
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批准号:22K06240
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2022
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负责人:荻野 肇
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依托单位:
国内基金
海外基金
间隙连接通讯在肿瘤发生中的作用
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批准号:38970397
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项目类别:面上项目
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资助金额:3.5万元
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批准年份:1989
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负责人:李新人
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依托单位: