课题基金 / 基金详情

多様化した自己実現概念についての歴史的研究―徳に教育目標・学習目標・人生目標とされるものに焦点を当てて―

多様化した自己実現概念についての歴史的研究―徳に教育目標・学習目標・人生目標とされるものに焦点を当てて―
自我实现多元化理念的历史研究:以美德为教育目标、学习目标、人生目标为中心
批准号:
12710136
负责人:
佐々木 英和
金额:
$0.64万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2001

项目摘要

项目成果

佐々木 英和的其他基金

相关文献

中文摘要
翻译
本年度は、2年間の研究期間のうちの2年目であり、1年目に得られた知見や仮説を元にして、本研究の目的にふさわしい形で焦点を絞り込むことである。特に、「教育目標」として提示される自己実現概念の諸様相をかなりの程度まで明らかにできた。教育界で「自己実現」という用語が広がり始めた1970年代においては、ほぼ「人格の完成」と同義に近かった。1980年代において、教育分野以外の自己実現概念には、個人の楽しみというような享楽的なイメージが入ってきていたが、教育分野においては禁欲的なイメージがまだ強かった。だが、1990年代には、学習指導要領の大幅変更などを反映して、教育界においても自己実現イメージが求道者的イメージから解放され始め、たとえば「いきいきと自己実現する」というような表現で、必ずしも「人格の完成」を意味しなくなってきた。教育目標レベルの自己実現概念には微妙な変化が生じているとはいえ、この用語は比較的同じイメージを一貫させたものとして用い続けられている。また、学校教育分野と社会教育分野(もしくは「狭義の生涯学習」分野)とで、自己実現の意味合いが相当に異なっていることも明らかにされた。前者のイメージはやはり「人格の完成」に近いのに対して、後者は「喜び」や「楽しさ」や「生きがい」などの個人的感情を尊重する傾向になっている。これは、学校教育と社会教育との統合が叫ばれる現在において、各々の教育目標に明確な違いがあることを再確認させてくれたとも言えよう。さらに、福祉分野・労働分野などの他領域で用いられているところから読みとれる自己実現イメージと比べてみることにより、学校教育分野に特徴的に見られる自己実現観が顕著に見えてくる。つまり、教育的文脈における自己実現は、「人格の完成」という底流を常に意識して展開されてきた用語としての独自性を保持し続けているのである。
英文摘要
本年度は、2年間の研究期間のうちの2年目であり、1年目に得られた知見や仮説を元にして、本研究の目的にふさわしい形で焦点を絞り込むことである。特に、「教育目標」として提示される自己実現概念の諸様相をかなりの程度まで明らかにできた。教育界で「自己実現」という用語が広がり始めた1970年代においては、ほぼ「人格の完成」と同義に近かった。1980年代において、教育分野以外の自己実現概念には、個人の楽しみというような享楽的なイメージが入ってきていたが、教育分野においては禁欲的なイメージがまだ強かった。だが、1990年代には、学習指導要領の大幅変更などを反映して、教育界においても自己実現イメージが求道者的イメージから解放され始め、たとえば「いきいきと自己実現する」というような表現で、必ずしも「人格の完成」を意味しなくなってきた。教育目標レベルの自己実現概念には微妙な変化が生じているとはいえ、この用語は比較的同じイメージを一貫させたものとして用い続けられている。また、学校教育分野と社会教育分野(もしくは「狭義の生涯学習」分野)とで、自己実現の意味合いが相当に異なっていることも明らかにされた。前者のイメージはやはり「人格の完成」に近いのに対して、後者は「喜び」や「楽しさ」や「生きがい」などの個人的感情を尊重する傾向になっている。これは、学校教育と社会教育との統合が叫ばれる現在において、各々の教育目標に明確な違いがあることを再確認させてくれたとも言えよう。さらに、福祉分野・労働分野などの他領域で用いられているところから読みとれる自己実現イメージと比べてみることにより、学校教育分野に特徴的に見られる自己実現観が顕著に見えてくる。つまり、教育的文脈における自己実現は、「人格の完成」という底流を常に意識して展開されてきた用語としての独自性を保持し続けているのである。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
佐々木 英和: "自己実現概念を把握する上での用語論的考察(1)-主に研究対象の範囲を再確認するために-"宇都宮大学教育学部紀要. 第52号, 第1部. 209-223 (2002)
佐佐木英和:《理解自我实现概念时的术语考虑(1)——主要是重新确认研究对象的范围——》宇都宫大学教育学部通报第52期第1部分。209-223( 2002)
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
田中治彦 編著: "子ども・若者の居場所の構想-「教育」から「関わりの場」へ"学陽書房(印刷中).
田中晴彦编辑:“儿童和青少年场所的构想——从‘教育’到‘参与场所’”《学代书房》(目前正在印刷)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
佐々木英和: "自己実現概念を把握するための言説論的方法"宇都宮大学教育学部紀要. 第51号第1部. 265-279 (2001)
佐佐木英和:“掌握自我实现概念的话语方法”宇都宫大学教育学部通报第51期第1部分。265-279(2001年)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
人格概念の教育史的解明に向けた基礎資料の構築-丁酉倫理会の通覧的考察を踏まえて-
  • 批准号:
    24K05707
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
  • 资助金额:
    $2.91万
  • 财政年份:
    2024
  • 负责人:
    佐々木 英和
  • 依托单位: