中世イングランドにおける賦役労働の経済モデルの作成と史料分析によるモデルの検証

中世纪英国徭役劳动经济模型的建立及史料分析验证

• 批准号: 12730051
• 负责人: 勘坂 純市
• 金额: $ 1.02万
• 依托单位: Soka University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 2000
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2000 至 2001
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-12730051/
• 关键词: イングランド経済史; 中世イングランド; 農業史; 地代; 賦役労働

近年J.ハッチャーは、13世紀のイングランドの農民にとっての脅威は、領主の搾取より、人口増加による土地の価値の上昇であったと主張し、このため、封建領主の強い支配を受けていた慣習土地保有農customary tenantsは逆に封建的慣習に守られていたことにより、市場の圧力にさらされていた自由農freeholdersより低いレベルの地代しか負担していなかったと主張している。そこで、本年度は中世農民のモデル作成の前提としてオックスフォド州のハンドレド=ロールズHundred Rolls(1279年)に記された地代の統計的分析から、市場の働き、領主の圧力、慣習のうちどの要因が農民の地代の決定で重要な要因となっていたかを検討した。まず、多くのマナで、市場によって決定されたと考えられる自由農の最高地代水準は、慣習土地保有農の地代水準より高いことが確認される。この事実はハッチャーの主張を支持しているように見える。しかし、自由農の最高地代水準と慣習土地保有農の地代水準には有意な正の相関(R=0.222,N=141)も認められることにも注意しなくてはならない。これは、後者の地代も市場と無縁ではなかったこと、すなわち、それが完全に慣習によって完全に守られてはいなかったことを示している。また、自由土農の最高地代水準は、慣習土地保有農の貨幣地代の水準とは高い相関(R=0.327)を示すのに対して、賦役の水準とはまったく相関関係を示してはいない。これは、貨幣地代水準が市場の影響を強く受けたのに対して、賦役の水準はむしろ領主の封建的な力を反映していたためであると考えられる。しかし、封建的な力が強いことは、必ずしも農民に過重な負担を強いたことを意味しない。例えば、多くの賦役労働を負担していた聖界領の農民の地代総額は、むしろ貨幣地代中心の世俗領の地代総額より少ないのである。農民の地代を押し上げる力は、当時は市場のほうが強かったと考えられるだろう。

近年来，J. Hatcher认为，对13世纪的英国农民的威胁是由于人口增长而不是对上议院的剥削而增加土地价值，因此，习惯租户，习惯持有土地的农民由封建领主强烈控制，这些农民受到封建上议院的强烈控制，另一方面是租金较低的租金水平，而不是租金较少，而租金较少。因此，今年，我们研究了牛津用手动滚动卷（1279）写的租金的统计分析，作为中世纪农民建模的先决条件，这些因素是市场功能，压力和习俗的因素，是确定农民租金的重要因素。首先，可以证实，对于许多法力人士来说，自由农业的最高租金水平（认为是由市场决定的）高于持有习惯土地的农民。这一事实似乎支持Hatcher的主张。但是，还必须指出的是，在最高租金水平的最高租金水平与习惯持有土地农业的租金水平之间也观察到显着的正相关（r = 0.222，n = 141）。这表明后者的租金也与市场无关，即，它并没有完全受到习俗的保护。此外，免费土地耕作的最高租金水平与农场拥有的习惯土地的货币租金水平高（r = 0.327），而与工资单没有相关性。这被认为是因为货币租金水平受到市场的严重影响，而工资水平则反映了主的封建力量。但是，强大的封建力量并不一定意味着它给农民带来了过多的负担。例如，负责许多劳动的圣地农民的总租金实际上低于以货币租金为中心的世俗领土的总租金。当时市场可能会增加农民的租金。

项目成果

道重一郎: "イギリス社会の形成史"三嶺書房. 206 (2000)

道重一郎：《英国社会的形成史》三峰书房206（2000）。