高温接触酸化処理法の担体含水率が及ぼす微生物群集への影響と有機物処理能力
高温接触酸化処理法の担体含水率が及ぼす微生物群集への影響と有機物処理能力
批准号:
12750495
负责人:
栗栖 太
金额:
$0.32万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2001
中文摘要
前年度、群特異的プローブを用いたFISHおよびキノンプロファイル法を用いて微生物群集構造の全体像を解析した。本年度においては、PCR-DGGE法、種特異的プローブを用いたFISHを併せて用い、高温接触酸化処理法において出現しうる微生物種の絞り込み、および本処理法で重要な役割を果たす可能性のある微生物種の推定を行った。なお当初、担体として吸水性高分子ポリマーを用いて運転する予定としていたが、運転の便宜を考え従来通り木片を担体として用いた。実験室規模の高温接触酸化処理法リアクターを運転し、有機物の分解活性と微生物群集構造を調べた。ペプトンおよびデンプンを基質にもちいた場合、定常運転を行っているときにはBacillus firmus, B.thermocloacae及びその類縁種などが優占的に検出された。さらに、以下のような処理の機構が考えられた。基質が投入されると、中温性細菌であるB.firmusなどにより、スクロース・ペプトンを用いた呼吸、デンプンの加水分解及び加水分解産物のグルコースを用いた呼吸が行われ、CO_2が発生し温度も上昇する。温度が50℃付近まで達すると、中温性細菌の代謝が止まる代わりに、B.thermocloacaeなどの好熱性細菌は活発に代謝が行えるようになり、温度も60℃近くまで上昇する。B.thermocloacaeは中温性細菌による加水分解産物であるグルコースや、中温性細菌が使い残した低分子の有機物を基質にして増殖を行う。利用可能な有機物が枯渇してくると、代謝活性が弱まって温度が低下する。また、食用油を基質に用いた運転においても、定常運転時にB.thermocloacaeが優占的に検出されたことから、B.thermocloacaeが安定運転のカギを握る重要な微生物種であることが明らかとなった。これらの微生物を安定的に系内に保持することが、安定運転を行う上で効果的であることがわかった。
英文摘要
前年度、群特異的プローブを用いたFISHおよびキノンプロファイル法を用いて微生物群集構造の全体像を解析した。本年度においては、PCR-DGGE法、種特異的プローブを用いたFISHを併せて用い、高温接触酸化処理法において出現しうる微生物種の絞り込み、および本処理法で重要な役割を果たす可能性のある微生物種の推定を行った。なお当初、担体として吸水性高分子ポリマーを用いて運転する予定としていたが、運転の便宜を考え従来通り木片を担体として用いた。実験室規模の高温接触酸化処理法リアクターを運転し、有機物の分解活性と微生物群集構造を調べた。ペプトンおよびデンプンを基質にもちいた場合、定常運転を行っているときにはBacillus firmus, B.thermocloacae及びその類縁種などが優占的に検出された。さらに、以下のような処理の機構が考えられた。基質が投入されると、中温性細菌であるB.firmusなどにより、スクロース・ペプトンを用いた呼吸、デンプンの加水分解及び加水分解産物のグルコースを用いた呼吸が行われ、CO_2が発生し温度も上昇する。温度が50℃付近まで達すると、中温性細菌の代謝が止まる代わりに、B.thermocloacaeなどの好熱性細菌は活発に代謝が行えるようになり、温度も60℃近くまで上昇する。B.thermocloacaeは中温性細菌による加水分解産物であるグルコースや、中温性細菌が使い残した低分子の有機物を基質にして増殖を行う。利用可能な有機物が枯渇してくると、代謝活性が弱まって温度が低下する。また、食用油を基質に用いた運転においても、定常運転時にB.thermocloacaeが優占的に検出されたことから、B.thermocloacaeが安定運転のカギを握る重要な微生物種であることが明らかとなった。これらの微生物を安定的に系内に保持することが、安定運転を行う上で効果的であることがわかった。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
F.Kurisu, H.Satoh, T.Mino, T.Matsuo: "Microbial Community Analysis of Thermophilic Contact Oxidation Process by Using Ribosomal RNA Approaches and the Quinone Profile Method"Water Research. 36(2). 429-438 (2002)
F.Kurisu、H.Satoh、T.Mino、T.Matsuo:“利用核糖体 RNA 方法和醌谱方法对嗜热接触氧化过程进行微生物群落分析”水研究。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
F.Kurisu, H.Satoh, T.Mino, T.Matsuo: "Microbial Community Analysis of Thermophilic Contact Oxidation Process by Using PCR-DGGE Method"Advances in Water and Wastewater Treatment Technology -- Molecular technology, nutrient removal, sludge reduction, and en
F.Kurisu、H.Satoh、T.Mino、T.Matsuo:《利用PCR-DGGE法进行嗜热接触氧化过程的微生物群落分析》水和废水处理技术进展——分子技术、营养物去除、污泥减量、
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Challenge to control environmental microorganisms based on analysis of dissolved organic matter in water
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批准号:23K17329
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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资助金额:$16.56万
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财政年份:2023
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负责人:栗栖 太
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依托单位:
Developing Management Frameworks of Unregulated Pollutants Considering Water Recycling in River Basins
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批准号:21H04940
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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资助金额:$26.21万
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财政年份:2021
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负责人:栗栖 太
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依托单位:
Elucidation of Anaerobic Benzene Degradation Mechanisms by Genetic Analysis on Benzene Degrading Microorganisms
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批准号:18F18047
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.47万
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财政年份:2018
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负责人:栗栖 太
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依托单位:
微生物叢ゲノム断片アイソトープアレイによる環境汚染物質分解微生物の特定技術の開発
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批准号:21651028
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$1.98万
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财政年份:2009
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负责人:栗栖 太
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依托单位:
土壌における芳香族化合物分解の評価に機能遺伝子データを網羅的に用いる手法の開発
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批准号:18651031
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.24万
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财政年份:2006
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负责人:栗栖 太
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依托单位:
海外基金