リステリアの病原性発現におけるDnaKシャペロンの役割
リステリアの病原性発現におけるDnaKシャペロンの役割
批准号:
12770139
负责人:
花輪 智子
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2001
中文摘要
細菌が宿主に侵入した後の諸段階において,各々の宿主内環境に応じた遺伝子の発現を制御することは感染の成立に重要であると考えられる。我々はこれまでにリステリア(Listeria monocytogenes)の主要なストレス蛋白質であるDnaKの遺伝子をクローニングし,その変異株を作成した。その変異株の性状からリステリアの鞭毛合成にDnaKが関与していること,さらにDnaKがflagellinの遺伝子flaAの発現に転写の段階で関与していることが明らかとなった。これらの結果を基に,本研究においてDnaKがリステリアの病原性に関する遺伝子の発現に関与している可能性を検討した。DnaK変異株のマクロファージ内増殖能および上皮細胞内への侵入は野生株と同様であることから,これらに関与した病原遺伝子の発現にDnaKは関与していないと考えた。そこで遅延型過敏症を惹起する因子LmaAをコードする遺伝子ImaAおよび貧食に関与するp60をコードする遺伝子であるiapに着目し,dnak変異株におけるこれらの遺伝子のmRNAの量およびプロモーターからの転写活性を野生株と比較した。mRNA量はノーザンブロット解析により,またプロモーターからの転写活性はiap上流およびlmaBの上流にあるプロモーター領域をルシフェラーゼ遺伝子に連結させたレポーターアッセイ系を構築しルシフェラーゼ活性を用いてそれぞれ比較した。その結果,iapの転写はdnaK変異の影響を受けなかった。一方,lmaAのmRNA量およびプロモーターからの転写はdnak変異株において顕著に低下していることが明らかとなった。これらの結果からDnaKがlmaAの転写を制御することにより,リステリアの病原性に関わっている可能性が示唆された。
英文摘要
細菌が宿主に侵入した後の諸段階において,各々の宿主内環境に応じた遺伝子の発現を制御することは感染の成立に重要であると考えられる。我々はこれまでにリステリア(Listeria monocytogenes)の主要なストレス蛋白質であるDnaKの遺伝子をクローニングし,その変異株を作成した。その変異株の性状からリステリアの鞭毛合成にDnaKが関与していること,さらにDnaKがflagellinの遺伝子flaAの発現に転写の段階で関与していることが明らかとなった。これらの結果を基に,本研究においてDnaKがリステリアの病原性に関する遺伝子の発現に関与している可能性を検討した。DnaK変異株のマクロファージ内増殖能および上皮細胞内への侵入は野生株と同様であることから,これらに関与した病原遺伝子の発現にDnaKは関与していないと考えた。そこで遅延型過敏症を惹起する因子LmaAをコードする遺伝子ImaAおよび貧食に関与するp60をコードする遺伝子であるiapに着目し,dnak変異株におけるこれらの遺伝子のmRNAの量およびプロモーターからの転写活性を野生株と比較した。mRNA量はノーザンブロット解析により,またプロモーターからの転写活性はiap上流およびlmaBの上流にあるプロモーター領域をルシフェラーゼ遺伝子に連結させたレポーターアッセイ系を構築しルシフェラーゼ活性を用いてそれぞれ比較した。その結果,iapの転写はdnaK変異の影響を受けなかった。一方,lmaAのmRNA量およびプロモーターからの転写はdnak変異株において顕著に低下していることが明らかとなった。これらの結果からDnaKがlmaAの転写を制御することにより,リステリアの病原性に関わっている可能性が示唆された。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Tomoko Yamamoto: "Distribution of the genes for ClpXP protease in Salmonella enterica srovar Typhimurium results in persistent infection in mice, and development of persistence requires endogenous gamma interferon and tumor necrosis factor alpha"Infection
Tomoko Yamamoto:“鼠伤寒沙门氏菌中 ClpXP 蛋白酶基因的分布导致小鼠持续感染,而持续性的发展需要内源性 γ 干扰素和肿瘤坏死因子 α”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
T. Hanawa et al: "Cloning, sequencing, and transcriptional analysis of the dnaK heat shock operon of Listeria monocytogenes."Cell Stress & Chaperones. 5・1. 21-29 (2000)
T. Hanawa 等人:“单核细胞增生李斯特氏菌 dnaK 热休克操纵子的克隆、测序和转录分析”。《细胞压力与伴侣》21-29 (2000)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Tomoko Hanawa: "Cloning, sequencing, and transcriptional analysis of the dnaK heat shock operon of Listeria monocytogenes"Cell Stress and Chaperones. 5(1). 21-29 (2000)
Tomoko Hanawa:“单核细胞增生李斯特氏菌 dnaK 热休克操纵子的克隆、测序和转录分析”细胞应激和伴侣。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
耐性菌による尿路感染症への治療戦略-trade-offを利用したファージ療法
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批准号:22K09535
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2022
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负责人:花輪 智子
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依托单位:
Listeria monocytogenesの病原性発現におけるストレス蛋白質の役割
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批准号:10770123
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1998
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负责人:花輪 智子
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依托单位:
海外基金