骨随移植の新戦略をめざした造血幹細胞とストローマ細胞間の相互作用に関する研究
骨随移植の新戦略をめざした造血幹細胞とストローマ細胞間の相互作用に関する研究
批准号:
15658098
负责人:
稲葉 俊夫
金额:
$2.5万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
骨髄ストローマ細胞の造血支持能における主要組織適合抗原および接着分子の役割の検討目的:造血支持におけるストローマ細胞の主要組織適合抗原(MHC)クラス1(MHC-1)分子や接着分子(VCAM-1、Fibronectin)の関与が指摘されているが、その詳細についてはいまだ不明である。本研究では、これら分子を刺激することによるストローマ細胞の形態、増殖、サイトカイン産生に及ぼす影響、および細胞内シグナル伝達について検討した。材料と方法:MS-5、PA6ストローマ細胞株、およびMHC-1を欠損したストローマ細胞(β_2mKOストローマ細胞)を用いた。ストローマ細胞表面のMHC-1、VCAM-1、およびFibronectin分子をそれぞれの分子に対する特異的抗体で刺激した後、細胞の形態的変化を観察し、また、[^3H]-thymidineの取込量や培養上清中のSCF、IL-6濃度を測定した。さらに、経時的に細胞内の蛋白質を回収し、ウエスタンブロッティング法により、チロシンリン酸化蛋白質の検出を行った。結果:MHC-1、VCAM-1分子の刺激後24時間において、突起状の形態を示す細胞が有意に増加した。また、MHC-1刺激により上清中のIL-6が有意に増加したが、抗体刺激による[^3H]-thymidine取込量の有意な変化は認められなかった。MHC-1、VCAM-1刺激により66、77kDaのチロシンリン酸化蛋白質が有意に増加した。考察:ストローマ細胞をMHC-1刺激することにより、造血支持に関与するIL-6分泌の促進を初めて明らかにした。また、MHC-1あるいはVCAM-1刺激により、ストローマ細胞は増殖よりもむしろ、突起状の形態変化を示すことがわかった。この形態変化に先行して、66、77kDaの細胞内蛋白質がチロシンリン酸化を受けることが示唆された。ストローマ細胞は、造血支持能の発現にあたり、造血幹細胞を抱きかかえる形態を示すことが報告されており、この突起状の形態変化が造血支持に関与していることが示唆された。
英文摘要
骨髄ストローマ細胞の造血支持能における主要組織適合抗原および接着分子の役割の検討目的:造血支持におけるストローマ細胞の主要組織適合抗原(MHC)クラス1(MHC-1)分子や接着分子(VCAM-1、Fibronectin)の関与が指摘されているが、その詳細についてはいまだ不明である。本研究では、これら分子を刺激することによるストローマ細胞の形態、増殖、サイトカイン産生に及ぼす影響、および細胞内シグナル伝達について検討した。材料と方法:MS-5、PA6ストローマ細胞株、およびMHC-1を欠損したストローマ細胞(β_2mKOストローマ細胞)を用いた。ストローマ細胞表面のMHC-1、VCAM-1、およびFibronectin分子をそれぞれの分子に対する特異的抗体で刺激した後、細胞の形態的変化を観察し、また、[^3H]-thymidineの取込量や培養上清中のSCF、IL-6濃度を測定した。さらに、経時的に細胞内の蛋白質を回収し、ウエスタンブロッティング法により、チロシンリン酸化蛋白質の検出を行った。結果:MHC-1、VCAM-1分子の刺激後24時間において、突起状の形態を示す細胞が有意に増加した。また、MHC-1刺激により上清中のIL-6が有意に増加したが、抗体刺激による[^3H]-thymidine取込量の有意な変化は認められなかった。MHC-1、VCAM-1刺激により66、77kDaのチロシンリン酸化蛋白質が有意に増加した。考察:ストローマ細胞をMHC-1刺激することにより、造血支持に関与するIL-6分泌の促進を初めて明らかにした。また、MHC-1あるいはVCAM-1刺激により、ストローマ細胞は増殖よりもむしろ、突起状の形態変化を示すことがわかった。この形態変化に先行して、66、77kDaの細胞内蛋白質がチロシンリン酸化を受けることが示唆された。ストローマ細胞は、造血支持能の発現にあたり、造血幹細胞を抱きかかえる形態を示すことが報告されており、この突起状の形態変化が造血支持に関与していることが示唆された。
期刊论文(12)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
Induction of tolerance in quadruple chimeric mice.
四重嵌合小鼠的耐受性诱导。
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Stem Cells 22巻5号
影响因子:
--
作者:
[矢野史子, 松本俊郎, 坂下勝則, Nakamura K. et al., Fan T-X. et al.]
通讯作者:
Fan T-X. et al.
DOI:
10.1016/j.imbio.2004.09.003
发表时间:
2004-01-01
期刊:
IMMUNOBIOLOGY
影响因子:
2.8
作者:
[Sugiura, K, Nishikawa, M, Inaba, T]
通讯作者:
Inaba, T
Enhancement of allogeneic hematopoietic stem cell engraftment and prevention of GvHD by intra-bone marrow transplantation plus donor lymphocyte infusion.
通过骨髓内移植加供体淋巴细胞输注增强同种异体造血干细胞植入并预防 GvHD。
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Stem Cells 22巻2号
影响因子:
--
作者:
[矢野史子, 松本俊郎, 坂下勝則, Nakamura K. et al.]
通讯作者:
Nakamura K. et al.
Hirosh Iwai et al.: "Correlation between accelerated presbycusis and decreased immune functions."Experimental Gerontology. 38・3. 319-325 (2003)
Hirosh Iwai 等人:“老年性耳聋加速与免疫功能下降之间的相关性”。实验老年学 38・3(2003)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Tomoo Yoshimura et al.: "Analyses of dendritic cell subsets in pregnancy."American Journal of Reproduction Immunology. 50・2. 137-145 (2003)
Tomoo Yoshimura 等人:“妊娠期树突状细胞亚群的分析”。《美国生殖免疫学杂志》50・2(2003 年)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 6 条
樹状細胞による癌免疫療法
-
批准号:12F02412
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.47万
-
财政年份:2012
-
负责人:稲葉 俊夫
-
依托单位:
β‐カロチンと乳牛の卵巣機能
-
批准号:59760222
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.64万
-
财政年份:1984
-
负责人:稲葉 俊夫
-
依托单位:
イヌ乳腺腫瘍におけるエストロジェン及びプロジェステロン・レセプター
-
批准号:58760224
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.51万
-
财政年份:1983
-
负责人:稲葉 俊夫
-
依托单位:
In vitro で潅流したウシ胎盤における steroidogenesis
-
批准号:56760190
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.58万
-
财政年份:1981
-
负责人:稲葉 俊夫
-
依托单位:
海外基金