生殖細胞を起源とする奇形腫の多因子モデルマウスの育成と解析
生殖細胞を起源とする奇形腫の多因子モデルマウスの育成と解析
批准号:
16650092
负责人:
野口 基子
金额:
$2.18万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2006
中文摘要
分化多能性腫瘍である奇形腫(テラトーマ)はマウスの個体において生殖細胞を起源として形成される。その形成の原因遺伝子や因子を探索し、導入系統を樹立するため、自然発症性精巣性奇形腫(STT)と実験的誘発性精巣性奇形腫(ETT)の高発系129系の亜系統並びに卵巣性奇形腫(SOT)高発系LTXBJのもつ遺伝的特徴に焦点を当て、次の成果を得た。1.129系とLTXBJ系のF2胎仔を用いた連鎖解析により、ETT形成の原因遺伝子の新規候補領域Ett3を染色体マップした。2.129系のETT原因遺伝子の候補領域Ett1を交配導入し、Ett1コンジェニック系の育成を進めN8世代に至った。N3及びN4世代からETTが形成され,Ett1、Ett2.および,Ett3の各候補領域の有効性を確認した。3.129系の遺伝的背景ではSTT発症率はTerおよびSl変異のヘテロ共存雄で70%、Ka(4を参照)およびTer変異のヘテロ共存雄でも80%に達した。これらの変異郡に因る発症率の上昇は129系以外の背景では起きなかった。また、精子形成へのこれらの変異の影響とは異なっていた。依って、STT形成が129系の不明な背景遺伝子と、幹細胞増殖因子等との多因子的共同作用によると判明した。4.新規な自然突然変異Ka(Kasumiと命名)のコンジェニック系129/Sv-Ka/+とLTXBJ-Ka/+を樹立した。Ka変異は両系共にKaホモ個体に白色黒目,貧血致死及び生殖細胞欠損を起し、幹細胞増殖因子(Kitl)レセプター遺伝子Kit(10番染色体)の1塩基置換に因る1アミノ酸変異を起こした。また、前者のKa/+雄ではSTTの発症率は上がり、後者のKa/+卵巣では起源細胞の成熟卵単為発生卵数が減りSOT発症率は半減した。そこで、マウス以外の材料からも卵成熟の分子的知見を参考にすることにして成果を得た。
英文摘要
分化多能性腫瘍である奇形腫(テラトーマ)はマウスの個体において生殖細胞を起源として形成される。その形成の原因遺伝子や因子を探索し、導入系統を樹立するため、自然発症性精巣性奇形腫(STT)と実験的誘発性精巣性奇形腫(ETT)の高発系129系の亜系統並びに卵巣性奇形腫(SOT)高発系LTXBJのもつ遺伝的特徴に焦点を当て、次の成果を得た。1.129系とLTXBJ系のF2胎仔を用いた連鎖解析により、ETT形成の原因遺伝子の新規候補領域Ett3を染色体マップした。2.129系のETT原因遺伝子の候補領域Ett1を交配導入し、Ett1コンジェニック系の育成を進めN8世代に至った。N3及びN4世代からETTが形成され,Ett1、Ett2.および,Ett3の各候補領域の有効性を確認した。3.129系の遺伝的背景ではSTT発症率はTerおよびSl変異のヘテロ共存雄で70%、Ka(4を参照)およびTer変異のヘテロ共存雄でも80%に達した。これらの変異郡に因る発症率の上昇は129系以外の背景では起きなかった。また、精子形成へのこれらの変異の影響とは異なっていた。依って、STT形成が129系の不明な背景遺伝子と、幹細胞増殖因子等との多因子的共同作用によると判明した。4.新規な自然突然変異Ka(Kasumiと命名)のコンジェニック系129/Sv-Ka/+とLTXBJ-Ka/+を樹立した。Ka変異は両系共にKaホモ個体に白色黒目,貧血致死及び生殖細胞欠損を起し、幹細胞増殖因子(Kitl)レセプター遺伝子Kit(10番染色体)の1塩基置換に因る1アミノ酸変異を起こした。また、前者のKa/+雄ではSTTの発症率は上がり、後者のKa/+卵巣では起源細胞の成熟卵単為発生卵数が減りSOT発症率は半減した。そこで、マウス以外の材料からも卵成熟の分子的知見を参考にすることにして成果を得た。
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DOI:
10.1002/pmic.200600055
发表时间:
2006-07-01
期刊:
PROTEOMICS
影响因子:
3.4
作者:
[Horiguchi, Ryo, Dohra, Hideo, Tokumoto, Toshinobu]
通讯作者:
Tokumoto, Toshinobu
DOI:
10.1016/j.cellsig.2004.07.002
发表时间:
2005-02-01
期刊:
CELLULAR SIGNALLING
影响因子:
4.8
作者:
[Horiguchi, R, Yoshikuni, M, Tokumoto, T]
通讯作者:
Tokumoto, T
Interactions of diethylstilbestrol (DES) and DES analogues with membrane progestin receptor a (mPRa) and the correlation with their nongenomic progestin activities.
己烯雌酚 (DES) 和 DES 类似物与膜孕激素受体 a (mPRa) 的相互作用及其与非基因组孕激素活性的相关性。
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Endocrinology (In press)
影响因子:
--
作者:
[衛 俊萍, 高島誠司, 駒津, 光久, 相沢 徹, 二階堂敏雄, Arima Y., T.Tokumoto]
通讯作者:
T.Tokumoto
Molecular cloning of cDNA encoding APC11, a catalytic component of anaphase-promoting-complex (APC/C), from goldfish (Carassius auratus) and establishment of in vitro ubiquitinating system.
金鱼APC11(APC/C)催化成分APC11的cDNA分子克隆及体外泛素化系统的建立。
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Zool. Sci. 23
影响因子:
--
作者:
[衛 俊萍, 高島誠司, 駒津, 光久, 相沢 徹, 二階堂敏雄, Arima Y., T.Tokumoto, M.Tokumoto]
通讯作者:
M.Tokumoto
マウスの幹細胞欠損を引き起こす新規変異Kasumi(Ka)の遺伝学的研究
导致小鼠干细胞缺陷的 Kasumi (Ka) 新突变的遗传学研究
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
静岡実験動物研究会会報 32 (1)
影响因子:
--
作者:
[衛 俊萍, 高島誠司, 駒津, 光久, 相沢 徹, 二階堂敏雄, Arima Y., T.Tokumoto, M.Tokumoto, R.Horiguchi, M.Tokumoto, 福井由紀子]
通讯作者:
福井由紀子
共 7 条
マウスの新規な始原生殖細胞増殖因子TERFの単離,同定及び機能解析
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批准号:10160209
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1998
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负责人:野口 基子
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依托单位:
マウスの新規な始原生殖細胞増殖因子の単離、同定及び機能解析
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批准号:09264210
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1997
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负责人:野口 基子
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依托单位:
マウスの始原生殖細胞の増殖と分化を制御するter遺伝子の機能解析
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批准号:06270205
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.6万
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财政年份:1994
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负责人:野口 基子
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依托单位: