脳磁界応答の計測による運動麻痺回復と脳活動の関連性
脳磁界応答の計測による運動麻痺回復と脳活動の関連性
批准号:
16657077
负责人:
堀井 健
金额:
$1.86万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
片麻痺を伴った脳梗塞患者の脳機能回復メカニズムを解明するために,PETやf-MRIといった脳機能計測法を用いた研究が行われている.それらの研究では,麻痺手同側や両側における脳内活動が麻痺の回復に関与しているとする報告がされているが,患者間で完全に一致した見解は得られておらず,十分に解明されたとはいえない.そこで,PETやf-MRIよりも高い時間分解能をもつ脳磁界計測を行い,解析法にMR画像と組み合わせることで解剖学的部位が推定できるシングルダイポール法に加え,複数の活動源とその時間的変化を捉えることができるMCE法(Minimum Current Estimate)を併用することの有効性について検討した.被験者には脳梗塞患者5名と健常者7名に協力を得て,視覚呈示による拇指のボタン押し運動を行ってもらった.この時に生じる運動関連脳磁界を122ch全頭型DC-SQUID磁束計(Neuromag-122TM)を用いて計測し,解析を行った.その結果,健常者群ではほぼ共通して,運動前に動作肢対側の運動野付近で,運動後に体性感覚野付近で賦活がみられたのに対し,患者群では運動前後に動作肢同側で賦活が見られた例が2例,両側で賦活が見られた例が1例あった.このように健常者と異なる脳梗塞患者の脳内活動を,高い時間分解能で捉えることができたことから,2つの手法を併用することが有効であるとの結論を得ることができた.
英文摘要
片麻痺を伴った脳梗塞患者の脳機能回復メカニズムを解明するために,PETやf-MRIといった脳機能計測法を用いた研究が行われている.それらの研究では,麻痺手同側や両側における脳内活動が麻痺の回復に関与しているとする報告がされているが,患者間で完全に一致した見解は得られておらず,十分に解明されたとはいえない.そこで,PETやf-MRIよりも高い時間分解能をもつ脳磁界計測を行い,解析法にMR画像と組み合わせることで解剖学的部位が推定できるシングルダイポール法に加え,複数の活動源とその時間的変化を捉えることができるMCE法(Minimum Current Estimate)を併用することの有効性について検討した.被験者には脳梗塞患者5名と健常者7名に協力を得て,視覚呈示による拇指のボタン押し運動を行ってもらった.この時に生じる運動関連脳磁界を122ch全頭型DC-SQUID磁束計(Neuromag-122TM)を用いて計測し,解析を行った.その結果,健常者群ではほぼ共通して,運動前に動作肢対側の運動野付近で,運動後に体性感覚野付近で賦活がみられたのに対し,患者群では運動前後に動作肢同側で賦活が見られた例が2例,両側で賦活が見られた例が1例あった.このように健常者と異なる脳梗塞患者の脳内活動を,高い時間分解能で捉えることができたことから,2つの手法を併用することが有効であるとの結論を得ることができた.
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
MCE法を用いた脳梗塞患者の運動時における活動源推定
利用MCE法估计脑梗死患者运动时的活动源
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
第19回日本生体磁気学会論文集
影响因子:
--
作者:
[木野元裕一, 江坂茂朗, 山田誠, 小谷賢太郎, 出口潤, 宮武伸一, 黒岩敏彦, 堀井健]
通讯作者:
堀井健
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Proceedings of the 14^<th> International conference on Biomagnetism
影响因子:
--
作者:
[K.kotani, Y.Kinomoto, M.Yamada, J.Deguchi, M.Tonoike, K.Horii, S.Miyatake, T.Kuroiwa, T.Noguchi]
通讯作者:
T.Noguchi
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