二枚貝の外套膜に注目したバイオミネラリゼーション機構の解明
二枚貝の外套膜に注目したバイオミネラリゼーション機構の解明
批准号:
16658086
负责人:
豊原 治彦
金额:
$2.3万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2006
中文摘要
バイオミネラリゼーションは、水中の金属イオンを鉱物塩として結晶化させる生物現象であるが、そのメカニズムについては不明な点が多い。貝類の外套膜は貝殻形成において中心的な役割を果たす他の動物にはない特異的な組織であり、バィオミネラリゼーション研究に最適のモデルである。本研究においては,マガキ貝殻の再生過程にある外套膜のサブトラクションライブラリーからクローン化した遺伝子群の機能解析により、バイオミネラリゼーションの過程を分子レベルで解明することを目的とした。得られたクローン約200個についてその塩基配列を調べた結果、貝殻形成に関わると推測されるタンパク質をコードする遺伝子が数クローン得られた。本研究ではその中から特にカルシウム輸送に関わると考えられる二価金属輸送体に注目し、その構造と機能を調べた。マガキの二価金属輸送体は、シロイヌナズナArabidopsis thalianaの金属トランスポーターと52.9%の相同性を示し、526アミノ酸からなるタンパク質をコードした。マガキの二価金属輸送体は様々な組織に発現することが確認された。その中でも、鰓、中腸腺、血球において強く発現していたことから、これらの組織において金属イオン吸収に特に重要な役割を果たしていると予想された。マガキの二価金属輸送体を発現させたアフリカツメガエル卵母細胞は弱酸性域(pH5.5)においてFe2+を取り込むことが確認された。しかし,この取り込み活性はpH7.5では認められなかったことから、oyDMTは他のDMTと同じく、金属輸送にプロトン勾配を利用していると考えられた。また、Fe2+取り込み活性は、Cu2+、Mg2+、Ca2+などによって競合阻害を受けたことから,oyDMTはFe2+の他にこのような金属イオンを取り込む可能性が示唆された。
英文摘要
バイオミネラリゼーションは、水中の金属イオンを鉱物塩として結晶化させる生物現象であるが、そのメカニズムについては不明な点が多い。貝類の外套膜は貝殻形成において中心的な役割を果たす他の動物にはない特異的な組織であり、バィオミネラリゼーション研究に最適のモデルである。本研究においては,マガキ貝殻の再生過程にある外套膜のサブトラクションライブラリーからクローン化した遺伝子群の機能解析により、バイオミネラリゼーションの過程を分子レベルで解明することを目的とした。得られたクローン約200個についてその塩基配列を調べた結果、貝殻形成に関わると推測されるタンパク質をコードする遺伝子が数クローン得られた。本研究ではその中から特にカルシウム輸送に関わると考えられる二価金属輸送体に注目し、その構造と機能を調べた。マガキの二価金属輸送体は、シロイヌナズナArabidopsis thalianaの金属トランスポーターと52.9%の相同性を示し、526アミノ酸からなるタンパク質をコードした。マガキの二価金属輸送体は様々な組織に発現することが確認された。その中でも、鰓、中腸腺、血球において強く発現していたことから、これらの組織において金属イオン吸収に特に重要な役割を果たしていると予想された。マガキの二価金属輸送体を発現させたアフリカツメガエル卵母細胞は弱酸性域(pH5.5)においてFe2+を取り込むことが確認された。しかし,この取り込み活性はpH7.5では認められなかったことから、oyDMTは他のDMTと同じく、金属輸送にプロトン勾配を利用していると考えられた。また、Fe2+取り込み活性は、Cu2+、Mg2+、Ca2+などによって競合阻害を受けたことから,oyDMTはFe2+の他にこのような金属イオンを取り込む可能性が示唆された。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Ca2+ transport activity of scallop divalent metal transporter at the concentration of seawater level
海水浓度下扇贝二价金属转运蛋白的Ca2+转运活性
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Fisheries Science Fish. Sci.(in press)
影响因子:
--
作者:
[Masaya Takagi, Junko Takiya, Kenji Nakao, Syuji Kaneko, Haruhiko Toyohara]
通讯作者:
Haruhiko Toyohara
Scallop DMT functions as a Ca2+ transporter
扇贝 DMT 作为 Ca2 转运蛋白
DOI:
10.1016/j.febslet.2005.03.082
发表时间:
2005
期刊:
FEBS Letters
影响因子:
3.5
作者:
[H. Toyohara, S. Yamamoto, Masatomi Hosoi, Masaya Takagi, I. Hayashi, Kenji Nakao, S. Kaneko]
通讯作者:
S. Kaneko
Studies on the bioreactor mimicking the estuaries for the on-land fish culture
-
批准号:17H03851
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
-
资助金额:$11.48万
-
财政年份:2017
-
负责人:豊原 治彦
-
依托单位:
甲殻類の化学受容体の特定と機能解析
-
批准号:19658081
-
项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
-
资助金额:$2.24万
-
财政年份:2007
-
负责人:豊原 治彦
-
依托单位:
ヒラメ及びマダイの異常肉の原因の解明
-
批准号:03760133
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.58万
-
财政年份:1991
-
负责人:豊原 治彦
-
依托单位:
自然界における戻り阻害物質の検索
-
批准号:02760122
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.7万
-
财政年份:1990
-
负责人:豊原 治彦
-
依托单位:
魚類筋肉のプロテアーゼおよびプロテアーゼインヒビターに関する比較生化学的研究
-
批准号:60790129
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.65万
-
财政年份:1986
-
负责人:豊原 治彦
-
依托单位:
国内基金
海外基金
0价或+2价银参杂的银配合物合成和结构表征及多鉄性质研究
-
批准号:21071118
-
项目类别:面上项目
-
资助金额:35.0万元
-
批准年份:2010
-
负责人:黄荣彬
-
依托单位: