ナラトロジー(物語り論)による「二人称の科学」の方法論的基礎づけ
ナラトロジー(物語り論)による「二人称の科学」の方法論的基礎づけ
批准号:
17652002
负责人:
野家 啓一
金额:
$1.92万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2007
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平成19年度は本研究の最終年度であることから、これまで二年間の研究成果を踏まえながら、「二人称の科学」の方法論として「科学のナラトロジー」の構想をまとめ上げるとともに、その仕上げとして「ホモ・ナランス(物語るヒト)」という新たな人間像を提起することを試みた。考察の中心に置いたのは、「因果性」概念の再検討である。因果関係の解明は現在では自然科学の専有物となった観があるが、もともと因果概念は語源的にも人間の行為と責任に密接な関わりをもつ。マッハやラッセルがつとに指摘しているように、自然科学において中核的役割を果たしているのは、「因果概念」であるよりは「関数概念」である。物理量間の相互作用を関数関係によって記述するとき、「原因-結果」の概念はリダンダントなものとなる。科学において因果関係が説明されるとき、そこでは連続的な自然現象に人間的関心に即した特定の観点から切れ目が入れられているのであり、連続的現象が離散的現象として捉え直されているのである。その人間的関心を支えているのが生活世界の原範疇である「物語り的因果性」にほかならない。その意味で、科学的説明に現われる因果関係は、この「物語り的因果性」における原因と結果の時間間隔をゼロにまで近づけた、いわば極限形態なのである。このことは、「物語り的因果性」のカテゴリーが有効に機能するのが、人間的関心が集約された医療、看護、法廷などの場面であることからも明らかであり、そこにこそ「二人称の科学」が成立する余地が存する。人間は自己の経験を「物語り」として時間的に組織化することによって行為と責任を引き受ける動物なのであり、それゆえ「ホモ・ナランス」にほかならないのである。
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操作的自然主義vs.共生的自然主義
操纵自然主义与共生自然主义
DOI:
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发表时间:
2007
期刊:
野家啓一ほか編『現代に挑む哲学』(学分社)
影响因子:
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作者:
[松田正己(編), 小川寿美子(著), 野家啓一, 野家啓一]
通讯作者:
野家啓一
精神医学と哲学のあいだ
精神病学与哲学之间
DOI:
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发表时间:
2006
期刊:
自己・あいだ・時間(木村敏)(ちくま学芸文庫)
影响因子:
--
作者:
[Sakurai A, Onishi Y Hirano H, Sakurai M, Kawai Y, Mitani Y, Lezhava A, Hayashizaki Y, Ishikawa T., 野家啓一]
通讯作者:
野家啓一
物語り論の可能性
叙事理论的可能性
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
シリーズ物語り論1『他者との出会い』(東京大学出版会)
影响因子:
--
作者:
[浅井和春, 宝光院蔵, 野家啓一]
通讯作者:
野家啓一
歴史認識と歴史叙述:「ナラトロジー(物語り論)」の視点から
历史感知与历史叙事:“叙事学”的视角
DOI:
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发表时间:
2005
期刊:
歴史の理念・歴史の語り(シンポジウム報告書)((財)日独文化研究所)
影响因子:
--
作者:
[松田正己(編), 小川寿美子(著), 野家啓一, 野家啓一, 野家啓一, 野家啓一, 野家啓一, 野家啓一, 野家 啓一]
通讯作者:
野家 啓一
実証主義の興亡:科学哲学の視座と所見
实证主义的兴衰:科学哲学的视角和观察
DOI:
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发表时间:
2005
期刊:
<社会>への知/現代社会学の理論と方法(下)(勁草書房)
影响因子:
--
作者:
[松田正己(編), 小川寿美子(著), 野家啓一, 野家啓一, 野家啓一, 野家啓一, 野家啓一, 野家啓一, 野家 啓一, 野家 啓一]
通讯作者:
野家 啓一
共 12 条
日本哲学における論理と感情の系譜
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批准号:20H01176
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.4万
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财政年份:2020
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负责人:野家 啓一
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依托单位: