既存鉄骨造建物における柱脚現有性能の実証に基づく耐震性能再評価
既存鉄骨造建物における柱脚現有性能の実証に基づく耐震性能再評価
批准号:
17656176
负责人:
吹田 啓一郎
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
既往の研究や地震被害の特徴から,柱脚性能と鉄骨建物の間の関係に着目して既存建物の耐震性能を論じようとしたとき,柱脚の実態について明らかにすべき課題が多岐にわたり,さらに定量的な情報を与える設計・施工の現場の技術資料が不足しているなど,その解決が容易ではない課題であることが再認識される.本研究はこの課題に取り組む方法として,(1)既存建物から採取した柱脚の実性能を実験で検証し,(2)上部構造と総合して品質上の問題点を踏まえた実建物の耐震性能を明らかにする,という手順を考え,具体的な既存鉄骨建物にこれを適用してその手法の妥当性を検証したものである.具体的な検討対象は1969年建設の2階建鉄骨建物である.(1)既存鉄骨建物の柱脚性能検証:実在する建物の性能を,施工品質の影響も含めて実物の載荷実験により検証した.箱形断面柱にベースプレートを介してアンカーボルトにより露出形式により接合されている点は現在と共通するが,柱とベースプレートの溶接が片面隅肉溶接であり,耐力の不足をリブ・スチフナにより補う設計としている点が現在と異なる特徴である.アンカーボルトの降伏が先行した後,ベースプレートが降伏し,最大変形角0.1radまで露出柱脚固有の履歴特性を示した.その間,溶接形式の特徴は力学特性に影響を及ぼしていないが,最終破壊形式は隅肉溶接の破断によるもので,これが変形能力を限界付けている点が現在と異なる特徴である.(2)既存鉄骨建物の柱脚性能実験により明らかにされた柱脚の構造特性,履歴特性,塑性変形能力,破壊限界に関する情報を定量化し,その成果を既存鉄骨建物の数値解析モデルに適用することにより,鉄骨建物全体の地震時応答特性と耐震能力の評価を試みた.
英文摘要
既往の研究や地震被害の特徴から,柱脚性能と鉄骨建物の間の関係に着目して既存建物の耐震性能を論じようとしたとき,柱脚の実態について明らかにすべき課題が多岐にわたり,さらに定量的な情報を与える設計・施工の現場の技術資料が不足しているなど,その解決が容易ではない課題であることが再認識される.本研究はこの課題に取り組む方法として,(1)既存建物から採取した柱脚の実性能を実験で検証し,(2)上部構造と総合して品質上の問題点を踏まえた実建物の耐震性能を明らかにする,という手順を考え,具体的な既存鉄骨建物にこれを適用してその手法の妥当性を検証したものである.具体的な検討対象は1969年建設の2階建鉄骨建物である.(1)既存鉄骨建物の柱脚性能検証:実在する建物の性能を,施工品質の影響も含めて実物の載荷実験により検証した.箱形断面柱にベースプレートを介してアンカーボルトにより露出形式により接合されている点は現在と共通するが,柱とベースプレートの溶接が片面隅肉溶接であり,耐力の不足をリブ・スチフナにより補う設計としている点が現在と異なる特徴である.アンカーボルトの降伏が先行した後,ベースプレートが降伏し,最大変形角0.1radまで露出柱脚固有の履歴特性を示した.その間,溶接形式の特徴は力学特性に影響を及ぼしていないが,最終破壊形式は隅肉溶接の破断によるもので,これが変形能力を限界付けている点が現在と異なる特徴である.(2)既存鉄骨建物の柱脚性能実験により明らかにされた柱脚の構造特性,履歴特性,塑性変形能力,破壊限界に関する情報を定量化し,その成果を既存鉄骨建物の数値解析モデルに適用することにより,鉄骨建物全体の地震時応答特性と耐震能力の評価を試みた.
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1969年に設された既存鉄骨建物が現有する耐震性能の検証(その2 柱脚実験結果と対象建物の地震応答解析)
1969年建成的现有钢框架建筑现况抗震性能验证(第二部分:目标建筑柱基础测试结果及地震响应分析)
DOI:
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发表时间:
2006
期刊:
日本建築学会近畿支部研究報告集 第46号構造系
影响因子:
--
作者:
[山田祥平, 赤澤資貴, 吹田啓一郎]
通讯作者:
吹田啓一郎
1969年に建設された既存鉄骨建物が現有する耐震性能の検証(その2柱脚実験結果と対象建物の地震応答解析)
1969年建成的现有钢框架建筑当前抗震性能验证(目标建筑两柱腿试验及地震反应分析结果)
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
日本建築学会近畿支部研究報告集 第46号構造系(投稿中)
影响因子:
--
作者:
[山田祥平, 赤澤資貴, 吹田啓一郎, 山田祥平, 赤澤資貴]
通讯作者:
赤澤資貴
1969年に建設された隅肉溶接による既存鉄骨骨組の耐震性能
1969年建造的现有角焊钢框架的抗震性能
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
日本建築学会構造系論文集 第612号
影响因子:
--
作者:
[吹田啓一郎, 赤澤資貴, 山田祥平]
通讯作者:
山田祥平
1969年に建設された既存鉄骨建物が現有する耐震性能の検証(その1溶接品質と柱梁接合部実験結果)
1969年建成的既有钢框架建筑现况抗震性能验证(第1部分:焊接质量及柱梁节点试验结果)
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
日本建築学会近畿支部研究報告集 第46号構造系(投稿中)
影响因子:
--
作者:
[山田祥平, 赤澤資貴, 吹田啓一郎, 山田祥平]
通讯作者:
山田祥平
高層鋼構造建物の倒壊挙動における構造骨組と外装材の損傷過程解明と予測技術の構築
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批准号:26249080
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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资助金额:$20.63万
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财政年份:2014
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负责人:吹田 啓一郎
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依托单位:
高速載荷を受ける鋼構造圧縮部材の耐力に関する実験的研究
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批准号:07750663
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1995
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负责人:吹田 啓一郎
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依托单位:
高速繰返し載荷を受ける鋼構造ボルト接合架構の復元力特性に関する実験的研究
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批准号:06750611
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1994
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负责人:吹田 啓一郎
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依托单位:
高速繰返し載荷を受ける鋼構造接合部の復元力特性に関する研究
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批准号:03750476
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1991
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负责人:吹田 啓一郎
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依托单位:
海外基金