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時計遺伝子のRNA干渉法による昆虫光周測時機構への概日時計の関与の検討

利用时钟基因 RNA 干扰检查生物钟在昆虫光周期计时机制中的参与

基本信息

批准号：
17657028
负责人：
富岡憲治
金额：
$ 2.18万
依托单位：
Okayama University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2006
项目状态：
已结题

项目摘要

1.period2本鎖RNAを合成し、10μM・207nl投与したタンボコオロギ終令幼虫の活動リズムを、光電式アクトグラフを用いて長期間にわたり計測した。その結果投与した8個体のうち7個体で活動リズムが無周期となり、ピリオドグラムでもリズムが検出されなかった。この無周期状態は、3週間以上にわたって継続した。残りの1個体ではリズムが継続したが、その周期は正常個体に比べ、非常に長かった。2.period2本鎖RNA(10μM)207nlもしくは621nlをタンボコオロギメス成虫腹部に注射し、産下された卵から艀化した幼虫の光周反応を長日条件(明期16時間:暗期8時間)下で検討した。これらの幼虫発育には2通りが観察された。すなわち、約70%の個体はほぼ長日型の発育を示し、艀化後約70日までに羽化した。しかし、残りの30%はきわめてゆっくりと成長し、100日を越えて羽化が始まり、すべてが成虫になるまでには120日以上を要した。この幼虫発育パターンは恒暗条件下でのパターンに類似しており、2本鎖RNAにより光周測時機構の機能欠損が引き起こされた可能性が高い。3.これらの、period2本鎖RNA投与個体群の、羽化が早いグループと遅いグループの、羽化後の活動リズムを計測したところ、いずれのグループも活動リズムそのものは発現するが、正常個体に比べきわめて不明瞭であった。タンボコオロギの光周感受期は幼虫初期(1〜2令期)であるので、今後この時期の活動リズムを検討する必要があるが、この結果は、period RNA干渉により時計機能が低下し、その結果として光周測時機構の機能不全が生じたと解釈された。

1. Period2 RNA synthesis, 10μM·207nl injection, long-term measurement of larval activity The result is that 8 individuals and 7 individuals are active, and there is no cycle. This is a non-periodic state, more than 3 weeks. 1. The period of a single individual is longer than that of a normal individual. 2. Period2 RNA(10μM)207nl/min 621nl/min 207nl/min 207 nl/min 621nl/min 207 nl 207 nl 207 nl/min 207 nl 207 nl 207 The two of them were found to have been infected. About 70% of the individuals show signs of long-term development and emerge about 70 days after maturity. 30% growth, 100 days growth, 120 days growth The possibility of the failure of the photoperiod measurement mechanism is very high. 3. The expression of RNA in this region is related to the development of the population, early emergence, post-emergence activity, and normal individuals. The photoperiod sensitivity of the larvae is lower than that of the larvae in the early stage (1 ~ 2 months), and the activity of the larvae in the later stage is lower than that of the RNA in the period.