スギヒラタケ関連脳症における3ニトロプロピオン酸の検討
スギヒラタケ関連脳症における3ニトロプロピオン酸の検討
批准号:
18659255
负责人:
和田 千鶴
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
スギヒラタケ関連脳症は,スギヒラタケ摂食後意識障害,痙攣をきたし,脳画像所見で両側基底核病変を認める致死的な疾患である。これらは中国で流行したサトウキビカビ脳症にきわめて類似している。われわれはサトウキビカビ脳症の原因物質である3-ニトロプロピオン酸(3-NPA)のスギヒラタケ関連脳症への関与を検討した。その結果、患者血清,髄液,スギヒラタケに3-NPAの有意な高値を認めず,また,付着真菌のいずれも3-NPAを産生しなかった。両側基底核病変を起こす可能性のある毒素は3-NPAの他にも数多く存在し,いずれもミトコンドリア毒素であり,基底核の酸化ストレス脆弱性に関連すると考えられている。ヒトの中毒例がない物質でも,実験動物で両側基底核病変が証明されており,今後,原因物質として検討に値する。一方,スギヒラタケは従来無毒のキノコであり、スギヒラタケ関連脳症はサトウキビカビ脳症と比べると,摂食から神経症状出現までの潜伏期が日単位と長く,不定である。摂食したスギヒラタケの量と重症度が相関しない。サトウキビカビ脳症と異なり,発熱,髄液細胞数増多を伴う炎症反応が強い症例も多いなど従来の中毒疾患として説明できない事項が多い。また、脳症患者は腎不全を高率に合併した。腎不全には種々の代謝異常、易感染性・免疫異常が現れるとされている。これらの異常が脳症発症に関与した可能性が考えられる。しかし、スギヒラタケを摂食した腎不全患者のうち、脳症発症者は2〜3%に過ぎないという事実から、脳症発症者個体としての免疫応答の異常や毒性物質代謝酵素活性低下についての検討も必要と考える。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Acute encephalopathy associated with ingestion of a mushroom, Pleurocybella porrigens (angel's wing), in a patient with chronic renal failure (a clinicopathological study).
慢性肾衰竭患者因摄入蘑菇 Pleurocybella porrigens(天使之翼)而出现急性脑病(一项临床病理学研究)。
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Neuropathology 28
影响因子:
--
作者:
[Koji Obara, Chizu Wada, Itaru Toyoshima]
通讯作者:
Itaru Toyoshima
謎の脳症(スギヒラタケ事件))
神秘脑病(杉牡蛎事件)
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
救急・集中治療 19
影响因子:
--
作者:
[Koji Obara, Chizu Wada, Itaru Toyoshima, 豊島 至]
通讯作者:
豊島 至
脳炎・脳症:診断と治療の進歩 II.最近の話題:スギヒラタケの関与が疑われている原因不明の脳症 3.神経内科の立場から-秋田県症例のまとめ
脑炎和脑病的诊治进展二、近期话题:疑似杉菇相关的不明原因脑病3、从神经病学角度——秋田县病例总结
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
日本内科学会雑誌 95・7
影响因子:
--
作者:
[Koji Obara, Chizu Wada, Itaru Toyoshima, 豊島 至, 豊島 至]
通讯作者:
豊島 至
海外基金