大断面トンネルの限界状態設計法に関する研究
大断面トンネルの限界状態設計法に関する研究
批准号:
07650574
负责人:
桜井 春輔
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1995
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1995 至 --
中文摘要
限界状態設計法を確立するためには、まず崩壊機構を明らかにしなければならない。トンネルにおいては周辺地山に生ずるせん断すべり面の形状と位置、さらに耐力(抵抗力)を求める必要がある。そして、すべり面によって囲まれる領域の安全性を検討するわけであるが、その場合、耐力が崩壊させようとする力(荷重)より十分に大きければ崩壊は生じない。しかし、トンネルが大断面になるにつれて崩壊の可能性は大きくなる。すなわち、荷重は崩壊しようとする領域の体積に比例するが、耐力はその作用する面積に比例する。したがってトンネル断面が大きくなり崩壊領域が大きくなると耐力が不足し崩壊する。本研究では、断面の大きさの違い、また支保工の剛性・構造などの違いによりトンネル天端および切羽周辺の変形メカニズム、また地山内及び支保工への土圧の分布にどのような差異が生じるかに注目してモデル実験・および数値解析により検討した。その結果、トンネルは空洞径が大きくなるにともなって相対的に安定性が低下することがわかった。これは、横断面および縦断面の両方において実験的に確認した。また、非弾性ひずみを考慮した逆解析を用いて、計測変位からトンネル周辺に生ずるせん断すべり面を非常に変位の小さい初期の段階で求め得る事を示した。これについては、アルミ棒を用いたモデル実験、および実測データのある地下発電所空洞に対して実施し、それぞれにおいて局部的に非弾性な挙動が存在する場合、これを実用上十分な制度で推定しうることが確かめられた。さらに、実問題においては複雑な地盤条件を取り扱う場合が多いことから、不均一な地盤材料の“限界ひずみ"に関する実験的検討を実施した。ここでは、不均質性岩盤の限界ひずみについて、人工的に作成した不均質岩質材料を用いて実験を行い、その特性について検討した。これらの成果から、トンネルの限界状態設計法を確立するためには、まず、崩壊メカニズムを明らかにし、そのうえで実測データに基づく逆解析などを利用することにより、実地盤の挙動に関する特性を検討して行くことが重要であることを認識した。さらに、これらの過程においては、早期の段階での崩壊の前兆を把握できるようにするとともに、より経済的なトンネル・地下空洞の設計を実現するために信頼性の高い土圧計測を含めた情報化施工のさらなる発展が必要であることが確認された。
英文摘要
限界状態設計法を確立するためには、まず崩壊機構を明らかにしなければならない。トンネルにおいては周辺地山に生ずるせん断すべり面の形状と位置、さらに耐力(抵抗力)を求める必要がある。そして、すべり面によって囲まれる領域の安全性を検討するわけであるが、その場合、耐力が崩壊させようとする力(荷重)より十分に大きければ崩壊は生じない。しかし、トンネルが大断面になるにつれて崩壊の可能性は大きくなる。すなわち、荷重は崩壊しようとする領域の体積に比例するが、耐力はその作用する面積に比例する。したがってトンネル断面が大きくなり崩壊領域が大きくなると耐力が不足し崩壊する。本研究では、断面の大きさの違い、また支保工の剛性・構造などの違いによりトンネル天端および切羽周辺の変形メカニズム、また地山内及び支保工への土圧の分布にどのような差異が生じるかに注目してモデル実験・および数値解析により検討した。その結果、トンネルは空洞径が大きくなるにともなって相対的に安定性が低下することがわかった。これは、横断面および縦断面の両方において実験的に確認した。また、非弾性ひずみを考慮した逆解析を用いて、計測変位からトンネル周辺に生ずるせん断すべり面を非常に変位の小さい初期の段階で求め得る事を示した。これについては、アルミ棒を用いたモデル実験、および実測データのある地下発電所空洞に対して実施し、それぞれにおいて局部的に非弾性な挙動が存在する場合、これを実用上十分な制度で推定しうることが確かめられた。さらに、実問題においては複雑な地盤条件を取り扱う場合が多いことから、不均一な地盤材料の“限界ひずみ"に関する実験的検討を実施した。ここでは、不均質性岩盤の限界ひずみについて、人工的に作成した不均質岩質材料を用いて実験を行い、その特性について検討した。これらの成果から、トンネルの限界状態設計法を確立するためには、まず、崩壊メカニズムを明らかにし、そのうえで実測データに基づく逆解析などを利用することにより、実地盤の挙動に関する特性を検討して行くことが重要であることを認識した。さらに、これらの過程においては、早期の段階での崩壊の前兆を把握できるようにするとともに、より経済的なトンネル・地下空洞の設計を実現するために信頼性の高い土圧計測を含めた情報化施工のさらなる発展が必要であることが確認された。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
S. Sakurai and S. Akutagawa: "Application of back analysis for the interpretation of non-elestic ground behaviour" Proceedings of the ISRM 8th Congress. (to be printed). (1996)
S. Sakurai 和 S. Akutakawa:“应用反向分析来解释非弹性地面行为”ISRM 第八届大会论文集。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
桜井春輔、芥川真一、徳留修: "ノルム最小化法に基づく非弾性ひずみの逆解析" 土木学会論文集. No. 517. 197-202 (1995)
Shunsuke Sakurai、Shinichi Akutakawa、Osamu Tokudome:“基于范数最小化方法的非弹性应变的逆分析”日本土木工程师学会学报第 517 期。197-202 (1995)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
桜井春輔、川嶋幾夫、土田晃、小池信司、篠田知堅、芥川真一: "不均質性岩盤の限界ひずみについて" 土木学会論文集、1996年3月掲載予定. (1996)
Shunsuke Sakurai、Ikuo Kawashima、Akira Tsuchida、Shinji Koike、Tomoken Shinoda、Shinichi Akutakawa:“论异质岩石的临界应变”日本土木工程师学会会议记录,计划于 1996 年 3 月出版。(1996 年)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
地下空洞周辺岩盤の安定性の評価法に関する調査研究
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批准号:09895011
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.92万
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财政年份:1997
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负责人:桜井 春輔
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依托单位:
報化施工による斜面掘削ための施工管理システムの構築に関する研究
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批准号:07555447
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项目类别:Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (B)
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资助金额:$0.0万
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财政年份:1995
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负责人:桜井 春輔
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依托单位:
切り取り斜面の情報化施工における設計・施工管理総合システムの開発
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批准号:06650540
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1994
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负责人:桜井 春輔
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依托单位:
岩盤のゆるみ領域測定のための真空透気試験に関する研究
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批准号:03650408
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.47万
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财政年份:1991
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负责人:桜井 春輔
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依托单位:
岩盤斜面掘削時の安定性の評価に関する研究
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批准号:61550357
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1986
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负责人:桜井 春輔
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依托单位:
不連続岩盤の破壊ひずみに関する研究
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批准号:58550335
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1983
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负责人:桜井 春輔
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依托单位:
膨脹性地山の初期応力推定法について
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批准号:X00095----765057
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (D)
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资助金额:$0.22万
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财政年份:1972
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负责人:桜井 春輔
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依托单位:
偶応力(Couple Stress)を考慮した粒状体の力学について
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批准号:X45095-----85547
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (D)
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资助金额:$0.17万
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财政年份:1970
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负责人:桜井 春輔
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依托单位:
海外基金