ハンセン病患者・元患者の生涯と心理的特性-長期的な社会的隔離は何をもたらしたか-
ハンセン病患者・元患者の生涯と心理的特性-長期的な社会的隔離は何をもたらしたか-
批准号:
15653045
负责人:
菊池 武剋
金额:
$2.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
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英文摘要
今年度はハンセン病療養所の実態把握と入所者との信頼関係の構築に努めつつ、数名を対象に面接調査を行った。それらを総合した結果は次の通りである。なお、これらの成果をInternational society for the Study of Behavioral Developmentや日本発達心理学会で発表した。(1)人生(生涯)そのものに対する認識:現在の入所者の多くが児童期を過ごした戦争中はやはり国家主義的で、隔離されること自体が国に協力することに通じると考えられていた。終戦前後は、食糧難に、監視の強化がありまって、特に苦難な生活を強いられた。園内の民主化は社会よりもずっと遅れたが、患者の運動や社会啓発により、園内の施設や患者の待遇改善などが行われ、全体的に年を取るほど良くなってきたと考えられている。しかし、それはあくまで差別的な待遇に基づく表面的な措置であり、根本的な人間性の回復が必要だと考える人々もおり、それが国家訴訟の原動力となった。結果的に勝訴(国が控訴を断念)、名誉回復が決まったが、その喜びの反面、高齢化が進んで社会復帰が現実的には不可能な点を惜しんでいる人がほとんどである。(2)社会に対する認識と社会的自己観:入所前野差別体験が尾を引き、現在もなお、園外の人々は明確な差別意識を持っていると考え、園外へ出ることを怖いと感じている。しかし、さまざまな交流で園外の人々への恐怖感は減っており、そういう恐怖を持つような偏見を社会に対して持っていたことと思う人々も出ている。他方で、社会復帰者に対する入所者の対応に見られるように「社会に出ること」の意味づけは非常に大きく、そのため逆に「社会に出られなかった」自らの人格や能力を過小評価する傾向がある。自己評価のための基準が園内にしか存在せず、社会の中でどんな位置づけにあるかを確認する機会に乏しかったことがその理由として考えられる。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
A life-span developmental psychological study of the people who suffered from Hansen's Disease in Japan
日本汉森氏病患者的终生发展心理研究
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
International Society for the Study of Behavioral Development Biennial Meeting
影响因子:
--
作者:
[Hiroshi Numayama, Tomoko Fukushima, Takekatsu Kikuchi, Hiroshi Numayamaほか]
通讯作者:
Hiroshi Numayamaほか
福島朋子, 沼山博, 菊池武剋: "ハンセン病施設入所者の生涯発達(1)-自伝分析による検討-"日本発達心理学会第15回大会発表論文集. 241 (2004)
Tomoko Fukushima、Hiroshi Numayama、Takeyuki Kikuchi:“汉森病设施居民的终身发展(1)-通过自传分析进行检查-”日本发展心理学会第15届年会记录241(2004)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
ハンセン病療養所入所者の生涯発達(1)-自伝分析による検討-
汉森病疗养院居民的终身发展(一)——基于自传分析的考察——
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
日本発達心理学会第15回大会発表論文集
影响因子:
--
作者:
[福島 朋子ほか]
通讯作者:
福島 朋子ほか
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