非局所・非瞬時性を考慮した熱極性物質に対する分子動力学的検討
非局所・非瞬時性を考慮した熱極性物質に対する分子動力学的検討
批准号:
06805009
负责人:
高橋 邦弘
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
古典連続体力学においては,エントロピー増大則が局所あるいは瞬時においても必ず成立することが前提となっている.本研究では強い非平衡条件下での現象を扱うために,この仮定を緩め,ある一定の空間領域あるいは時間領域にわたるエントロピーの積分値こそが増大するという立場をとった.この前提から熱力学的な検討を行ない,第一法則と第二法則を連立させて議論を行なった.ここで特徴的なのは,内部エネルギー勾配に関する散逸関数に留意した点である.その結果Fourierの法則に関し,熱流束が温度勾配のみならず,その空間ならびに時間変化率も関係していることが明らかとなった.最終的に得られた熱伝導方程式は,従来の放物型の偏微分方程式とはならず,4階の偏微分方程式となり,熱伝導速度の検討などに関し,より好ましい形式を備えたものとなった.次にこの現象を確認するために分子動力学を用いた検討を行なった.L-Jポテンシャルを用いたモデルにLeapfrog Methodを適用し計算を行なった.この際,熱源における粒子の運動の制御を非平衡部分に対応させて制御することで,安定した結果を得ることができた.計算によれば,非定常熱伝導における熱流束は温度勾配のみならず,その空間ならびに時間変化率に関係していることが明らかとなった.同時にその関係の度合を示す新たな物質定数についても概算値を得ることができた.以上の検討により,激しい非平衡条件の下では,いかなる構成式と熱伝導方程式を適用すべきであるかが明瞭となった.なお本研究の論法は,複合材料などの不均質材料に対しても適用することができる.これも今後の重要な検討課題の一つであると考えている.
英文摘要
古典連続体力学においては,エントロピー増大則が局所あるいは瞬時においても必ず成立することが前提となっている.本研究では強い非平衡条件下での現象を扱うために,この仮定を緩め,ある一定の空間領域あるいは時間領域にわたるエントロピーの積分値こそが増大するという立場をとった.この前提から熱力学的な検討を行ない,第一法則と第二法則を連立させて議論を行なった.ここで特徴的なのは,内部エネルギー勾配に関する散逸関数に留意した点である.その結果Fourierの法則に関し,熱流束が温度勾配のみならず,その空間ならびに時間変化率も関係していることが明らかとなった.最終的に得られた熱伝導方程式は,従来の放物型の偏微分方程式とはならず,4階の偏微分方程式となり,熱伝導速度の検討などに関し,より好ましい形式を備えたものとなった.次にこの現象を確認するために分子動力学を用いた検討を行なった.L-Jポテンシャルを用いたモデルにLeapfrog Methodを適用し計算を行なった.この際,熱源における粒子の運動の制御を非平衡部分に対応させて制御することで,安定した結果を得ることができた.計算によれば,非定常熱伝導における熱流束は温度勾配のみならず,その空間ならびに時間変化率に関係していることが明らかとなった.同時にその関係の度合を示す新たな物質定数についても概算値を得ることができた.以上の検討により,激しい非平衡条件の下では,いかなる構成式と熱伝導方程式を適用すべきであるかが明瞭となった.なお本研究の論法は,複合材料などの不均質材料に対しても適用することができる.これも今後の重要な検討課題の一つであると考えている.
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
安井 義博: "原子の配列および熱運動を考慮した微視的連続体力学" 日本機械学会第72期全国大会講演論文集. 940-30. 541-543 (1994)
Yoshihiro Yasui:“考虑原子排列和热运动的微观连续介质”日本机械工程师学会第 72 届全国会议论文集 940-30(1994 年)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
新美 国明: "一般化連続体力学による拡散方程式の導出" 第44回応用力学連合講演会講演予稿集. 23-24 (1995)
Kuniaki Niimi:“广义连续介质力学的扩散方程的推导”第 44 届应用力学联席会议论文集 23-24 (1995)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
横塚 剛秀: "非瞬時性を考慮したエントロピー増大則と拡散方程式" 日本機械学会平成6年度熱工学講演会講演論文集. 940-55. 91-93 (1994)
Takehide Yokotsuka:“考虑非瞬时性的熵增长定律和扩散方程”1994 年日本机械工程师学会热工会议记录 940-55(1994)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
原子運動に基づく連続体力学とその分子動力学的検討
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批准号:10875027
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$0.0万
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财政年份:1998
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负责人:高橋 邦弘
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依托单位:
内部構造を有する固体のメソメカニックスおよび分子動力学
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批准号:07650111
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1995
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负责人:高橋 邦弘
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依托单位:
微粒子の凝集効果を伴う材料の力学的性質(高階層極性体理論による定式化)
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批准号:02650078
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1990
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负责人:高橋 邦弘
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依托单位:
生体肋骨強度の構造力学的研究
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批准号:X00210----275056
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.24万
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财政年份:1977
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负责人:高橋 邦弘
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依托单位: