オランダ植民地期末期のインドネシアにおけるイスラーム運動とマス・マンスール
オランダ植民地期末期のインドネシアにおけるイスラーム運動とマス・マンスール
批准号:
21K20053
负责人:
土佐林 慶太
金额:
$2.0万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-08-30 至 2024-03-31
中文摘要
本研究は、オランダ植民地期末期のインドネシア(1942年まではオランダ領東インド)におけるイスラーム運動、特にムスリムによる大同団結運動に着目し、その活動や思想形成が独立後のインドネシア社会にいかなる影響を与えたのかを考察するものである。具体的には、以下2点の課題に取り組むことにより、本研究の実現を図る。すなわち、①オランダ植民地期末期に、インドネシア・ムスリムの団結運動を主導したマス・マンスールの活動経歴と思想的特徴の分析、②植民地期末期のイスラームとナショナリズムを接合させる活動の分析である。2023年3月には、コロナ禍以降初となるインドネシア調査を実施した。調査期間中は、インドネシア国立図書館(Perpustakaan Nasional Republik Indonesia)旧館、及び新館において、1910年代から1920年代にインドネシアで発行された定期刊行物を確認し、マンスールに関連する記事を収集した。研究成果としては、2022年12月に東洋大学で開催されたインドネシア懇話会第4回研究大会において、「マス・マンスール(K. H. Mas Mansoer)の初期活動に関する研究」という題目で研究発表を行った。従来のマンスール研究では、ムハマディヤ史の視点によるものが多く、ムハマディヤ参加以前の彼の活動は、十分に検討されてこなかった。本発表では、彼がムハマディヤに参加する1920年代までの活動を検討し、オランダ植民地期末期から日本軍政期にかけて、彼がムスリム団結運動の指導者、さらには、インドネシア・イスラーム運動を代表する指導者となった背景を実証的に明らかにした。現在は、上記のインドネシア調査で得た資料の分析を加えて、本テーマについての学術論文の投稿を目指している。
英文摘要
本研究は、オランダ植民地期末期のインドネシア(1942年まではオランダ領東インド)におけるイスラーム運動、特にムスリムによる大同団結運動に着目し、その活動や思想形成が独立後のインドネシア社会にいかなる影響を与えたのかを考察するものである。具体的には、以下2点の課題に取り組むことにより、本研究の実現を図る。すなわち、①オランダ植民地期末期に、インドネシア・ムスリムの団結運動を主導したマス・マンスールの活動経歴と思想的特徴の分析、②植民地期末期のイスラームとナショナリズムを接合させる活動の分析である。2023年3月には、コロナ禍以降初となるインドネシア調査を実施した。調査期間中は、インドネシア国立図書館(Perpustakaan Nasional Republik Indonesia)旧館、及び新館において、1910年代から1920年代にインドネシアで発行された定期刊行物を確認し、マンスールに関連する記事を収集した。研究成果としては、2022年12月に東洋大学で開催されたインドネシア懇話会第4回研究大会において、「マス・マンスール(K. H. Mas Mansoer)の初期活動に関する研究」という題目で研究発表を行った。従来のマンスール研究では、ムハマディヤ史の視点によるものが多く、ムハマディヤ参加以前の彼の活動は、十分に検討されてこなかった。本発表では、彼がムハマディヤに参加する1920年代までの活動を検討し、オランダ植民地期末期から日本軍政期にかけて、彼がムスリム団結運動の指導者、さらには、インドネシア・イスラーム運動を代表する指導者となった背景を実証的に明らかにした。現在は、上記のインドネシア調査で得た資料の分析を加えて、本テーマについての学術論文の投稿を目指している。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
マス・マンスール(K. H. Mas Mansoer)の初期活動に関する研究
K. H. Mas Mansoer 早期活动研究
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[遠部 慎, 岡嶋隆司, 菅紀浩, 畑山智史, 米田 穣, 及川 穣, 小林謙一, 畑山智史, 土佐林慶太]
通讯作者:
土佐林慶太
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