上皮間葉移行(EMT)を起こした幹細胞様癌細胞を標的とした新しい免疫療法の開発
上皮間葉移行(EMT)を起こした幹細胞様癌細胞を標的とした新しい免疫療法の開発
批准号:
22890229
负责人:
笹田 哲朗
金额:
$1.96万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
進行癌患者の予後改善のためには標準治療抵抗性の癌細胞を標的とした新たな治療手段の開発が望まれている。本研究は、癌の転移、再発や標準治療抵抗性獲得に関与する上皮間葉移行(EMT)を起こした癌細胞に特異的に発現する分子群(Snail, Slug, Twist)から日本人に最も多いHLA-A24に拘束性の癌抗原エピトープを同定することを目的とした。本年度には、以下の研究結果が得られた。1. EMT誘導、幹細胞様性格の獲得に関与する分子群(Snail, Slug, Twist)から、モチーフ検索(NetMHC3.2およびIEDB ANNを使用)によりHLA-A24に結合すると考えられるアミノ酸配列を計11種類選択し、ペプチドを合成した。2. HLA-A24陽性RMA-S細胞を用いて、合成したペプチド11種類のうち7種類のペプチドがHLA-A24へ結合することを確認した。3. HLA-A24陽性健常者の末梢血を、HLA-A24への結合能が確認された合成ペプチドを用いて刺激することにより、各ペプチドに特異的なCTLを誘導した。誘導したCTLを用いた機能解析(サイトカイン産生、51Cr遊離試験)を行い、HLA-A24拘束性のCTL抗原エピトープを3種類同定した。現在、上記手法にて同定されたHLA-A24結合ペプチドの免疫原性、ワクチンとしての有効性を、H-2Kd(HLA-A24と結合配列モチーフを共有するマウスMHC)を持つBalb/cマウスの移植腫瘍(4T1細胞)モデルで検討中である。本研究は臨床応用を視野に入れた研究であり、新しく同定した抗原エピトープのワクチンとしての有用性をマウスモデルで証明できれば、標準治療抵抗性の癌患者に新たな治療手段を提供できるものと期待される。
英文摘要
進行癌患者の予後改善のためには標準治療抵抗性の癌細胞を標的とした新たな治療手段の開発が望まれている。本研究は、癌の転移、再発や標準治療抵抗性獲得に関与する上皮間葉移行(EMT)を起こした癌細胞に特異的に発現する分子群(Snail, Slug, Twist)から日本人に最も多いHLA-A24に拘束性の癌抗原エピトープを同定することを目的とした。本年度には、以下の研究結果が得られた。1. EMT誘導、幹細胞様性格の獲得に関与する分子群(Snail, Slug, Twist)から、モチーフ検索(NetMHC3.2およびIEDB ANNを使用)によりHLA-A24に結合すると考えられるアミノ酸配列を計11種類選択し、ペプチドを合成した。2. HLA-A24陽性RMA-S細胞を用いて、合成したペプチド11種類のうち7種類のペプチドがHLA-A24へ結合することを確認した。3. HLA-A24陽性健常者の末梢血を、HLA-A24への結合能が確認された合成ペプチドを用いて刺激することにより、各ペプチドに特異的なCTLを誘導した。誘導したCTLを用いた機能解析(サイトカイン産生、51Cr遊離試験)を行い、HLA-A24拘束性のCTL抗原エピトープを3種類同定した。現在、上記手法にて同定されたHLA-A24結合ペプチドの免疫原性、ワクチンとしての有効性を、H-2Kd(HLA-A24と結合配列モチーフを共有するマウスMHC)を持つBalb/cマウスの移植腫瘍(4T1細胞)モデルで検討中である。本研究は臨床応用を視野に入れた研究であり、新しく同定した抗原エピトープのワクチンとしての有用性をマウスモデルで証明できれば、標準治療抵抗性の癌患者に新たな治療手段を提供できるものと期待される。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1007/s00262-011-0995-5
发表时间:
2011-06-01
期刊:
CANCER IMMUNOLOGY IMMUNOTHERAPY
影响因子:
5.8
作者:
[Anderson, Karen S., Zeng, Wanyong, Reinherz, Ellis L.]
通讯作者:
Reinherz, Ellis L.
GENE EXPRESSION PROFILING USEFUL FOR PREDICTING CLINICAL RESPONSES TO PERSONALIZED PEPTIDE VACCINATION.
基因表达谱可用于预测个性化肽疫苗的临床反应。
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[福中彩子, 黒川弥生, 廣村信, 榎本秀一, 神戸大朋, Sasada T]
通讯作者:
Sasada T
DOI:
10.4161/cbt.10.12.13448
发表时间:
2010-12-15
期刊:
CANCER BIOLOGY & THERAPY
影响因子:
3.6
作者:
[Noguchi, Masanori, Mine, Takashi, Itoh, Kyogo]
通讯作者:
Itoh, Kyogo
ペプチドミクス解析とシングルセルTCR解析を用いたネオアンチゲン同定法の確立
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批准号:23K18346
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$4.16万
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财政年份:2023
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负责人:笹田 哲朗
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依托单位:
Identification of cancer-specific neoantigens in organoid culture
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批准号:21H02995
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.15万
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财政年份:2021
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负责人:笹田 哲朗
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依托单位:
リンパ管新生因子を標的としたワクチン療法による癌リンパ節転移予防・治療法の開発
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批准号:17591452
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2005
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负责人:笹田 哲朗
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依托单位:
海外基金