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Fundamental and historical research on "Gukansho"

Fundamental and historical research on "Gukansho"
“Gukansho”的基础和历史研究
批准号:
22K20025
负责人:
児島 啓祐
金额:
$1.83万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2022-08-31 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

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本研究では新出の和田琢磨氏蔵本『愚管抄』(以下、和田本)の紹介とその諸本における位置づけ及び伝来史的意義について考察した。諸本比較を通じ和田本が天理本と近似する本文を有していることを指摘した。その上で両本の書写態度の違いから天理本と和田本は一部巻が入れ替わって伝来しており、それらは多武峰の学僧が行取りまで意識して書写した光栄本(天理本巻一~五・七、和田本巻六)と行取りは意識しておらず一層漢字表記を増やした重本(和田本巻五・天理本巻六)に整理できることを明らかにした。光栄本及び重本の原本注記(傍記・貼紙)に注目し両本が共通の親本を持つ兄弟関係にあることを示した。両本が底本としているのが、坂口太郎氏(高野山大学)よりご教示いただいた、尊証親王に寄進された光圀本(成簣堂文庫所蔵)である。この二本の比較対照により表記や行取りは残しているものの親本の光圀本を積極的に校訂し本文を改変しているのが光栄本であり、表記は変更しているものの光圀本の本文を忠実に写しているのが重本であることが判明した。この二本の意義は『愚管抄』の校訂研究に益するというよりは、光圀本を基に同一形態の写本が同じ場所で複数回作られていたことになり、近世中期の青蓮院や多武峰における光圀本を尊重する態度がうかがえる点において伝来史的意義が認められることを指摘した。さらに光圀本が贈られた尊証に関して、『華頂要略』を中心に光圀との関係を考察した。江戸前期においては希世の書であり、青蓮院にゆかりの深い慈円著述の『愚管抄』が、慈円を心より慕い敬い、没後は慈円を顕彰する塔の側に埋葬してほしいと願う尊証親王に贈られるということ、それ自体が、光圀と尊証の親密な交流を物語るものであると論じた。光圀本の影響力を伝える光栄本や重本は、近世における『愚管抄』享受の実態を探る上で不可欠な本であると位置づけた。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
光圀本系『愚管抄』伝来考 : 成簣堂文庫本・天理本・新出写本の関係をめぐって
关于光国版《国汉书》传承的思考:关于成溪堂文库版、天理版、信手稿之间的关系
DOI: --
发表时间: 2023
期刊: 『國學院雑誌』
影响因子: --
作者: [今井敦, 中祢勝美, 林英哉, 森口大地, 鈴木 啓峻, 蒲こうえん, 蒲こうえん, Tao PAN, 児島啓祐]
通讯作者: 児島啓祐
中近世比叡山における和歌の享受と縁起史の架橋的研究―慈円と青蓮院との関係を中心に
  • 批准号:
    24K15973
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
  • 资助金额:
    $2.91万
  • 财政年份:
    2024
  • 负责人:
    児島 啓祐
  • 依托单位:
Study of academic system in Jien
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