活性酸素応答性の新奇転写因子を介した植物のストレス応答機構の解明

阐明活性氧响应的新型转录因子介导的植物应激反应机制

• 批准号: 23880018
• 负责人: 丸田 隆典
• 金额: $ 2.08万
• 依托单位: Shimane University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
• 财政年份: 2011
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2011-08-24 至 2013-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-23880018/
• 关键词: 活性酸素種; 植物; 転写因子; 酸化ストレス; 病原菌応答; シグナル伝達; マイクロアレイ; 遺伝子組換え

本プロジェクトでは、活性酸素種(ROS)を介した植物のストレス応答機構の解明および有用作物の分子育種への応用を目指し、ROS応答性の新奇転写因子、HAT1およびbZIP65の機能解析を試みた。交付申請時のH23年度の研究計画は、両転写因子の1)過剰発現株の作出、2)ストレス応答性の解析、3)転写因子としての機能解析(細胞内局在性)であった。HAT1およびbZIP65の過剰発現株は円滑に作出することができた。過剰発現株において、両転写因子が高発現していることも確認された。また、ストレス応答性の解析から、HAT1は光酸化的ストレスおよびサリチル酸処理下において発現が抑制され、逆にbZIP65の発現はそれらに対して上昇することが明らかになった。さらに、GFP融合タンパク質を用いたイメージング解析により、HAT1およびbZIP65は核に局在することが明らかになった。このように、研究代表者はいずれの計画も滞りなく遂行し、両転写因子の機能を明らかにした。また、H24年度の計画であった4)両転写因子のストレス耐性への重要性および5)下流遺伝子の同定も部分的に終えることができた。上記、過剰発現株を用いた解析により、両転写因子の破壊株は酸化的ストレスおよび病原菌処理に弱くなるのに対し、過剰発現株はそれらに対して強くなることが判明した。さらに、マイクロアレイ解析により、HAT1の下流遺伝子には植物ホルモンであるアブシジン酸の生合成遺伝子が含まれることが分かった。したがって、両転写因子はROSを介したストレス応答に不可欠であり、少なくともHAT1の機能にはアブシジン酸生合成調節が含まれることを明らかにした。

This paper attempts to analyze the function of ROS, novel writing factor of ROS response, HAT1 and bZIP65. The H23 annual research plan submitted at the time of application includes: 1) the production of overgrowth factors; 2) the analysis of response properties; 3) the analysis of function of overgrowth factors (cellular localization). HAT1 and bZIP65 are now in the process of being released. In the event of an accident, the author confirms that the accident has occurred. HAT1 photoacidified under acid treatment, the occurrence of BZIP65 was inhibited, and the occurrence of BZIP65 was increased. The GFP fusion protein was analyzed by HAT1 and BZIP65. The research representative is responsible for the implementation of the project and the function of the writing factor. 4) The importance of writing factors and tolerance 5) The end of the same part of the downstream gene In addition, it is necessary to analyze the factors and identify the weak and strong pathogens in the treatment of pathogenic bacteria. HAT1 downstream gene is a plant gene, and the downstream gene is an acid gene. The function of HAT1 is to regulate the synthesis of ROS.

项目成果

ストレス応答における葉緑体由来のH_2O_2シグナリングの生理機能

叶绿体衍生的H_2O_2信号在应激反应中的生理功能

• 发表时间: 2012
• 作者: Hoque;T.S.;Okuma;E.;Uraji;M.;Furuichi T.;Sasaki;T.;Hoque;M.A.;Nakamura;Y;Murata;Y.;富松航佑;丸田隆典
• 通讯作者: 丸田隆典

葉緑体由来の酸化的シグナリングの分子機構の解明

阐明叶绿体衍生的氧化信号传导的分子机制

• 发表时间: 2011
• 作者: AndoY.;T. Nakazawa;K. Oka;K. Nakahori;T. Kamada;丸田隆典
• 通讯作者: 丸田隆典

葉緑体由来のH_2O_2応答性遺伝子群の機能解析

叶绿体H_2O_2响应基因的功能分析

• 发表时间: 2011
• 作者: 塩野克宏;吉川真理奈;山下優子;松浦恭和;平山隆志;吉岡俊人;森泉;倉田洋平;松田峻
• 通讯作者: 松田峻

葉緑体由来のH_2O_2シグナリングに関与する遺伝子群の同定と機能解析

叶绿体来源的 H_2O_2 信号传导基因的鉴定和功能分析

• 发表时间: 2012
• 作者: 野志昌弘;丸田隆典
• 通讯作者: 丸田隆典

シロイヌナズナにおける葉緑体H_2O_2を介した生物的および非生物的ストレス応答機構

拟南芥叶绿体H_2O_2介导的生物和非生物胁迫响应机制

• 发表时间: 2012
• 作者: 野志昌弘