日本列島西部における気候・植生の変遷に関する花粉分析学的研究
日本列島西部における気候・植生の変遷に関する花粉分析学的研究
批准号:
05203110
负责人:
三好 教夫
金额:
$1.15万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1993
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1993 至 --
中文摘要
今年度は,本重点研究の最終年度にあたるため,昨年10月16日に山形市で開催された日本花粉学会34回大会で,安田班と合同でシンポジウム「日本列島植生史」を行ない,全体としてのまとめにとりかかった。ひき続いて,今年2月4日国際日本文化研究センターでの代表者会議で,これまで3ケ年間の成果について報告した。これらの成果は,安田・三好両班で「日本列島植生史」と題する単行本として,朝倉書店から出版することになり,各分担者は,この6月末日までに原稿を仕上げる予定になっている。今年度得られた新たな知見は,以下の通りである。1.長崎県福江島玉之浦の花粉分析で,マツ属がすでに6千年も前から急増する結果が得られた。これは,単に海洋植生がクロマツ株によって維持されただけかもしれないが,朝鮮半島では一般に5〜6千年前からマツ属の増加がみられ,もしかすると本島のこのような植生変遷は,朝鮮半島の植生変遷に呼応する可能性もあり,今後の検討課題ができた。2.広域火山灰(オキ,アカホヤ)と^<14>C年代測定にもとづいて,近畿地方の照葉樹林の変遷を9300年前・6300年前・4000年前について調べた。その結果,太平洋側では,すでに6300年前に照葉樹林が形成されていたのに対し,日本海側では500〜1000年遅れたことが明らかとなった。3.約4000年前の減暖化にともない,関東地方では海水面の低下により低湿地が出現して,ハンノキ林が拡大したことを示す興味ある結果が得られた。4.沖縄本島宜野座村漢那ダム周辺に分布する国頭礫層中にはさまれる泥炭質堆積物の花粉分析を行なった。その結果は,マツ属・スギ属など針葉樹の占める割合が多いが,フウ属・ナンキンハゼ属など現在日本に自生のみられない樹種や,サルスベリ属など暖帯系のものが出現することから,更新世前・中期の間氷期のものと推定され,今後の研究にとって貴重なデータになると思われる。
英文摘要
今年度は,本重点研究の最終年度にあたるため,昨年10月16日に山形市で開催された日本花粉学会34回大会で,安田班と合同でシンポジウム「日本列島植生史」を行ない,全体としてのまとめにとりかかった。ひき続いて,今年2月4日国際日本文化研究センターでの代表者会議で,これまで3ケ年間の成果について報告した。これらの成果は,安田・三好両班で「日本列島植生史」と題する単行本として,朝倉書店から出版することになり,各分担者は,この6月末日までに原稿を仕上げる予定になっている。今年度得られた新たな知見は,以下の通りである。1.長崎県福江島玉之浦の花粉分析で,マツ属がすでに6千年も前から急増する結果が得られた。これは,単に海洋植生がクロマツ株によって維持されただけかもしれないが,朝鮮半島では一般に5〜6千年前からマツ属の増加がみられ,もしかすると本島のこのような植生変遷は,朝鮮半島の植生変遷に呼応する可能性もあり,今後の検討課題ができた。2.広域火山灰(オキ,アカホヤ)と^<14>C年代測定にもとづいて,近畿地方の照葉樹林の変遷を9300年前・6300年前・4000年前について調べた。その結果,太平洋側では,すでに6300年前に照葉樹林が形成されていたのに対し,日本海側では500〜1000年遅れたことが明らかとなった。3.約4000年前の減暖化にともない,関東地方では海水面の低下により低湿地が出現して,ハンノキ林が拡大したことを示す興味ある結果が得られた。4.沖縄本島宜野座村漢那ダム周辺に分布する国頭礫層中にはさまれる泥炭質堆積物の花粉分析を行なった。その結果は,マツ属・スギ属など針葉樹の占める割合が多いが,フウ属・ナンキンハゼ属など現在日本に自生のみられない樹種や,サルスベリ属など暖帯系のものが出現することから,更新世前・中期の間氷期のものと推定され,今後の研究にとって貴重なデータになると思われる。
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高原 光: "滋賀県山門湿原周辺における最終氷期以降の植生変遷" 日本花粉学会会誌. 39. 1-10 (1993)
Hikaru Takahara:“滋贺县三门湿地自末次冰期以来的植被变化”日本孢粉学会杂志 39. 1-10 (1993)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
黒田登美雄: "花粉分析からみた南大東島の植生変遷" 大池のオヒルギ群落(南大東村教育委員会). 1-7 (1993)
黑田富雄:“从花粉分析中看出南大东岛的植被变化”Ohirugi 社区 in Oike(南大东村教育委员会)1-7(1993 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
畑中健一: "貞恒川上流域の古環境" 下関市埋蔵文化財調査報告書「足川内・炭釜遺跡」. 45. 18-19 (1993)
畠中健一:《定常川上游的古环境》下关市埋藏文化遗产调查报告书《芦川内墨釜遗址》45. 18-19 (1993)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
三好教夫・藤木利之: "縄文海進期における照葉樹林の分布について" 日本花粉学会会誌. 39. 57-60 (1993)
Norio Miyoshi 和 Toshiyuki Fujiki:“绳文海侵时期常绿森林的分布”日本孢粉学会杂志 39. 57-60 (1993)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
三好教夫: "森林植生の変遷とその周期性" 学術月報. 47. 53-60 (1994)
三好纪夫:“森林植被的变化及其周期性”学术月报47。53-60(1994)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 6 条
日本列島西部における気候・植生の変遷に関する花粉分析学的研究
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批准号:04212113
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.24万
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财政年份:1992
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负责人:三好 教夫
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依托单位:
日本列島西部における気候・植生の変遷に関する花粉分析学的研究
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批准号:03230110
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.92万
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财政年份:1991
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负责人:三好 教夫
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依托单位:
中国地方の湿原堆積物の花粉分析学的研究
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批准号:X00095----964132
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (D)
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资助金额:$0.19万
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财政年份:1974
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负责人:三好 教夫
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依托单位:
国内基金
海外基金
秦岭第四纪花粉分析及森林植被史的研究
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批准号:39370555
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项目类别:面上项目
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资助金额:5.5万元
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批准年份:1993
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负责人:赵先贵
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依托单位: