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パルプ漂白の工程水中に蓄積する物質の性況の解析とその除去法の開発

分析纸浆漂白工艺水中积聚物质的性质并开发去除这些物质的方法

基本信息

批准号：
09247205
负责人：
松本雄二
金额：
$ 1.34万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1997
资助国家：
日本
起止时间：
1997 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-09247205/
关键词：
塩素化学パルプ漂白熱分解リグニン

项目摘要

漂白工程で溶出する有機物の分析法について、熱分解ガスクロマトグラフィー(GC)を用いる手法を検討した。まず、漂白由来の物質のモデルとして、次のものを調製した。塩素化リグニンA:塩素化パルプから含水ジオキサンで抽出した物質、塩素化リグニンB:塩素化パルプから温アルカリで抽出した物質、酸化リグニンA:単離した未漂白パルプ残存リグニンをアルカリ性酸素酸化して得た物質、酸化リグニンB:単離した未漂白パルプ残存リグニンをオゾン酸化して得た物質これらの試料を落下型の熱分解装置(SHIMADZU、PYR-4A)を装着した質量分析計付ガスクロマトグラフ(SHIMADZU、GC-17A+QP5000)で分析した。得られた熱分解生成物(数百種類)のマススペクトルをマスライブラリーに登録し、これらを用いて各試料間の相互の比較を行うとともに、実際の漂白排液中の成分の分析を行う際の標準マスライブラリーとした。MWL、残存リグニンの熱分解生成物の大部分は芳香核構造を持つものであるのに対し、酸化リグニンA、Bの成分解生成物の主要ピークはほとんどが、アルカン構造を有するものであった。また、酸化を軽度に抑えた場合、芳香核構造を有するものとアルカン構造を有するものの両タイプの熱分解生成物が観測され、この両タイプの比は、酸化の程度を反映していることが示唆された。塩素化リグニンA,Bのパイログラム酸化リグニンA,Bと共通するアルカン構造が主要ピークとして見られた。塩素化芳香核構造を有する熱分解生成物の存在は、他の酸化リグニンに見られない、塩素化リグニンに固有な特徴であった。このように、アルカン構造を有する熱分解生成物を見出すことによって、パルプ漂白由来の高分子成分の熱分解GC法による分析が確立され、従来得られていなかった全く新しい重要な知見を得ることが可能になった。

Analysis of organic matter in bleaching engineering, thermal decomposition, GC, etc. The origin of the bleaching substance is the modulation of the secondary substance. A: Cellulose A: Cellulose B: Cellulose B: Cellulose A: Cellulose B: Cellulose B: Cellulose C: Cellulose A: Cellulose B: Cellulose B: Cellulose B: The results show that the thermal decomposition products (hundreds of kinds) can be compared with each other, and the components in bleaching effluent can be analyzed according to the standard. Most of the thermal decomposition products of MWL and residual protein are mainly composed of aromatic core structure, acidic protein A and B, and some are composed of aromatic core structure. The thermal decomposition products of aromatic nucleus structure are measured, and the ratio of aromatic nucleus structure and acidification degree is reflected. A, B and C are common to each other. The existence of thermal decomposition products in the structure of aromatic nucleus of pyridine and other acids can be seen in the intrinsic characteristics of aromatic nucleus of pyridine. The analysis of the thermal decomposition products in the structure of the polymer was established by GC.