環状オリゴ糖の不斉認識機構の解明とキラル分離剤としての評価
環状オリゴ糖の不斉認識機構の解明とキラル分離剤としての評価
批准号:
06225238
负责人:
加納 航治
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
(1)シクロデキストリンによるビナフチル類の不斉認識機構 ビナフチル類として1,1′-ビナフチル-2,2′-ジイルハイドロゲンホスフェート(BNP)および1,1′-ビナフタレン-2,2′-ジカルボン酸(BNC)を用い、β-シクロデキストリン(β-CDx)および完全メチル化β-CDx(TMe-β-CDx)によるこれらビナフチル類の軸不斉認識機構につき検討した。不斉認識能の弱いβ-CDxの場合、いずれのエナンチオマーに対しても包接は負のエンタルピー変化(ΔH)および正のエントロピー変化(ΔS)を示した。一方、高い不斉認識能を有するTMe-β-CDxの場合にはより安定な錯体を形成するエナンチオマーについての熱力学的パラメータは負のΔH、正のΔSであったが、包接され難いエナンチオマーに対しては負のΔH、負のΔSを示した。さらに^1H NMRによる検討から、包接され易い(S)-BNPでは親水部をTMe-β-CDxの空洞に挿入した構造の錯体を形成しているのに対し、包接され難い(R)-BNPでは親水部を空洞外に置き、疏水部の一部を空洞内へ挿入した錯体が生成することが明らかにされた。このことは、分子力場-分子動力学計算から予測される構造にもほぼ一致した。以上の実験結果からかかる系の不斉認識機構の輪郭はぼ解明されたといえる。今後はホストーゲスト間の立体構造の関係と認識現象についての詳細を検討する必要がある。(2)キャピラリーゾーン電気泳動(CZE)による光学分割 我々はCZEがシクロデキストリン(CDx)による不斉認識の研究に極めて有効に利用できることを報告してきたが、今回はアルカロイドの立体異性体認識に対してCZEを適用した。アルカロイドとしてはシンコニン、シンコニジン、キニ-ネ、キニジンを用いた。その結果TMe-β-CDxを除く多くのCDxがこれらのアルカロイドの立体異性体を認識し、^1H NMRからその機構を推定することができることを見いだした。
英文摘要
(1)シクロデキストリンによるビナフチル類の不斉認識機構 ビナフチル類として1,1′-ビナフチル-2,2′-ジイルハイドロゲンホスフェート(BNP)および1,1′-ビナフタレン-2,2′-ジカルボン酸(BNC)を用い、β-シクロデキストリン(β-CDx)および完全メチル化β-CDx(TMe-β-CDx)によるこれらビナフチル類の軸不斉認識機構につき検討した。不斉認識能の弱いβ-CDxの場合、いずれのエナンチオマーに対しても包接は負のエンタルピー変化(ΔH)および正のエントロピー変化(ΔS)を示した。一方、高い不斉認識能を有するTMe-β-CDxの場合にはより安定な錯体を形成するエナンチオマーについての熱力学的パラメータは負のΔH、正のΔSであったが、包接され難いエナンチオマーに対しては負のΔH、負のΔSを示した。さらに^1H NMRによる検討から、包接され易い(S)-BNPでは親水部をTMe-β-CDxの空洞に挿入した構造の錯体を形成しているのに対し、包接され難い(R)-BNPでは親水部を空洞外に置き、疏水部の一部を空洞内へ挿入した錯体が生成することが明らかにされた。このことは、分子力場-分子動力学計算から予測される構造にもほぼ一致した。以上の実験結果からかかる系の不斉認識機構の輪郭はぼ解明されたといえる。今後はホストーゲスト間の立体構造の関係と認識現象についての詳細を検討する必要がある。(2)キャピラリーゾーン電気泳動(CZE)による光学分割 我々はCZEがシクロデキストリン(CDx)による不斉認識の研究に極めて有効に利用できることを報告してきたが、今回はアルカロイドの立体異性体認識に対してCZEを適用した。アルカロイドとしてはシンコニン、シンコニジン、キニ-ネ、キニジンを用いた。その結果TMe-β-CDxを除く多くのCDxがこれらのアルカロイドの立体異性体を認識し、^1H NMRからその機構を推定することができることを見いだした。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Koji,Kano: "Ability of noncyclic oligosaccharides to fomm molecular complexes and its use for chiral separations by capillary zone electrophoresis" J.Chromatogr.A. 694. 307-313 (1995)
Koji,Kano:“非环状寡糖形成分子复合物的能力及其通过毛细管区带电泳进行手性分离的用途”J.Chromatogr.A。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
加納,航治: "オリゴ糖の不斉認識" 油化学. 43. 868-877 (1994)
Kano, Koji:“寡糖的不对称识别”《石油化学》43. 868-877 (1994)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
生体関連物質の分子錯体形成にともなう水分子の再配向に関する研究
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批准号:16041243
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.56万
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财政年份:2004
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负责人:加納 航治
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依托单位:
水面上の二次元膜界面の性質と分子認識
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批准号:10126258
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1998
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负责人:加納 航治
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依托单位:
水面上の二次元膜界面の性質と分子認識
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批准号:08246252
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1996
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负责人:加納 航治
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依托单位:
環状オリゴ糖の不斉認識機構の解明とキラル分離剤としての評価
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批准号:07214236
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1995
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负责人:加納 航治
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依托单位:
環状オリゴ糖の不斉認識機構の解明とキラル分離剤としての評価
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批准号:05234229
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1993
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负责人:加納 航治
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依托单位:
極低極性溶媒のキャラクタリゼーション-パーフルオロカーボンの分子間相互作用
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批准号:59550560
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1984
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负责人:加納 航治
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依托单位:
生体膜モデル物質中における光エネルギー移動
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批准号:X00040----421205
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1979
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负责人:加納 航治
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依托单位: