遺構・遺物中の堆積物の化学分析による遺跡探査

通过对遗骸和文物中的沉积物进行化学分析来探索遗址

• 批准号: 08201102
• 负责人: 和田 俊
• 金额: $ 1.34万
• 依托单位: 東京水産大学
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
• 财政年份: 1996
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1996 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-08201102/
• 关键词: 遺跡探査; 考古脂質; 遺跡化学分析; 被熱遺構; 考古焚き火実験; 考古脂肪酸分析; 考古アミノ酸分析; 考古動植物分析

本研究では、平成8年8月に発掘された、宮崎県の西都原遺跡および高千穂野古墳群遺跡、さらには兵庫県の池ノ内古墳遺跡から出土した土器類および土壌類から得られた脂質およびアミノ酸について分析した。一方、遺構の被熱探査のために、岐阜県の穂高砂防観測所、および岡山県恩原遺跡での焚き火モデル実験を行い探査法の基礎的考察を行うとともに、被熱遺構と推定されている恩原遺跡の砂礫堆から採取された試料について探査を試みた。その結果、土器類および土壌からは脂質の存在が確認され、しかも一部の土器の表面には、お供え物として奉納されたと推察される動植物の脂質が付着していて、その中に高度不飽和脂肪酸であるドコサヘキサエン酸(DHA)と同定される脂質が存在していたことを明らかにした。このことから、古墳内の土器中に魚が存在したことが初めて証明された。アミノ酸組成解析の結果では動植物の特定は困難であるが、組成比から検討すると、西都原古墳からはアスパラギン酸、池ノ内古墳からはセリン等の多く含有する土壌が認められ、遺物・遺構の特徴が現れた。一方、焚き火モデル実験では、被熱土壌と非被熱土壌とでは質量磁化率の変化があり、それは鉄酸化物の成分組成比の違いに起因することが明らかにされた。

This study で は, pp.47-53 August 8 years に 発 dug さ れ た, miyazaki 県 の west are the original relic お よ び high thousand meet wild ancient tomb group of monuments, さ ら に は hyogo 県 ノ の pool in the ancient tomb relics か ら unearthed し た earthenware class お よ び soil 壌 class か ら have ら れ た lipid お よ び ア ミ ノ acid に つ い て analysis し た. Side, heritage compose の is thermal probe の た め に, gifu 県 の meet in 観 by measuring, お よ び okayama 県 well the original relic で の fire consumes き モ デ ル be 験 を line base の い detection method of investigation を う と と も に presumption, was hot but constitutive と さ れ て い る well the original relic の gravel pile か ら take さ れ た sample に つ い て probe を try み た. そ の results, earthenware お よ び soil 壌 か ら は lipid の exist が confirm さ れ, し か も a の earthenware の surface に は, お for え と し て in na さ れ た と push examine さ れ の lipid が pay る plants and animals with し て い て, そ の に highly unsaturated fatty acids in で あ る ド コ サ ヘ キ サ エ ン acid (DHA) と with fixed さ れ る lipid が exist し て い た こ と を Ming ら に に た. こ の こ と か ら, ancient grave の に fish が in earthenware し た こ と が early め て prove さ れ た. ア ミ ノ acid composition analytical results の で は flora and fauna の specific は difficult で あ る が, composition than か ら beg す 検 る と, west is the original ancient grave か ら は ア ス パ ラ ギ ノ ン acid, pool in the ancient grave か ら は セ リ ン etc. の く contains more す る soil 壌 が recognize め ら れ, relics, but constitutive の 徴 が now れ た. Side, burning fire き モ デ ル be 験 で は, was hot 壌 と was not hot 壌 と で は quality magnetic susceptibility の variations change が あ り, そ れ は iron objects which acidification の components than の い に cause す る こ と が Ming ら か に さ れ た.

项目成果

和田 俊: "遺構・遺物中の堆積物の化学分析による遺跡探査" 第5回研究成果検討会議論文集. 5. 177-206 (1997)

和田舜：“通过遗址和遗迹中沉积物的化学分析来探索遗址”第五届研究成果审查会议论文集。5. 177-206（1997）。