大腸菌Na^+輸送の生理機能と他のカチオン輸送との機能協関
大腸菌Na^+輸送の生理機能と他のカチオン輸送との機能協関
批准号:
09257207
负责人:
小林 弘
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 --
中文摘要
大腸菌には3種のNa^+/H^+ antiporter、NhaA、NhaB、ChaAが知られており、その生理機能も多様であるとされてきた。即ち、(1)細胞内Na^+濃度調節、(2)細胞内pH調節、(3)Na^+に共役した輸送系の駆動、(4)エネルギーの貯蓄、等の機能が提唱されてきた。われわれは大腸菌のNa^+/H^+ antiporter は、細胞内Na^+濃度調節がその主たる生理機能であることを明かにした。では、なぜ細胞内のNa^+の濃度調節のためだけに他種類のNa^+/H^+ antiporter が必要なのか?われわれはこの点を明らかにする目的で以下の研究を行った。まず、3種のNa^+/H^+ antiporter の一つだけを持つ変異株を作成した。得られた変異株のNa^+排出活性と、生育のNa^+に対する耐性を各pHで調べた結果、(1)NhaBのみ持つ変異株は、pH8以下でのみNa^+排出活性が見られ、生育のNa^+に対する耐性もpH8以下で観察された。(2)ChaAのみ持つ変異株のNa^+排出活性はpH8以上で高く、pH6.5ではNa^+排出はまったく見られなかった。(3)これまで、アルカリ性においてのみ誘導されるとされてきたNhaAがpH6〜9の広範囲においてNa^+により誘導されることが示された。(4)ChaAはpH8以上のアルカリ性でNa^+により誘導されるが、NhaBの発現は培地のNa^+濃度やpHにほとんど影響されなかった。以上の結果より、pH8以上のアルカリ性ではChaA が、pH8以下ではNhaBが働き細胞内Na^+濃度を低く保っている。そして、細胞外のNa^+濃度が非常に高くなり、これらの輸送系では細胞内Na^+濃度を低く保てなくなると、NhaAが誘導され、NhaBもしくはChaAと共同して細胞内のNa^+を排出し、細胞内Na^+濃度を低く保っていることがわかった。このように、大腸菌は外部のpHおよびNa^+濃度によって、3種のNa^+/H^+ antiporterを使い分けており、その環境で最も効率のよい輸送系を使っていることがわかった。
英文摘要
大腸菌には3種のNa^+/H^+ antiporter、NhaA、NhaB、ChaAが知られており、その生理機能も多様であるとされてきた。即ち、(1)細胞内Na^+濃度調節、(2)細胞内pH調節、(3)Na^+に共役した輸送系の駆動、(4)エネルギーの貯蓄、等の機能が提唱されてきた。われわれは大腸菌のNa^+/H^+ antiporter は、細胞内Na^+濃度調節がその主たる生理機能であることを明かにした。では、なぜ細胞内のNa^+の濃度調節のためだけに他種類のNa^+/H^+ antiporter が必要なのか?われわれはこの点を明らかにする目的で以下の研究を行った。まず、3種のNa^+/H^+ antiporter の一つだけを持つ変異株を作成した。得られた変異株のNa^+排出活性と、生育のNa^+に対する耐性を各pHで調べた結果、(1)NhaBのみ持つ変異株は、pH8以下でのみNa^+排出活性が見られ、生育のNa^+に対する耐性もpH8以下で観察された。(2)ChaAのみ持つ変異株のNa^+排出活性はpH8以上で高く、pH6.5ではNa^+排出はまったく見られなかった。(3)これまで、アルカリ性においてのみ誘導されるとされてきたNhaAがpH6〜9の広範囲においてNa^+により誘導されることが示された。(4)ChaAはpH8以上のアルカリ性でNa^+により誘導されるが、NhaBの発現は培地のNa^+濃度やpHにほとんど影響されなかった。以上の結果より、pH8以上のアルカリ性ではChaA が、pH8以下ではNhaBが働き細胞内Na^+濃度を低く保っている。そして、細胞外のNa^+濃度が非常に高くなり、これらの輸送系では細胞内Na^+濃度を低く保てなくなると、NhaAが誘導され、NhaBもしくはChaAと共同して細胞内のNa^+を排出し、細胞内Na^+濃度を低く保っていることがわかった。このように、大腸菌は外部のpHおよびNa^+濃度によって、3種のNa^+/H^+ antiporterを使い分けており、その環境で最も効率のよい輸送系を使っていることがわかった。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Tatsuya Sakuma: "pH dependence of the function of sodium ion extrusion systems in Escherichia coli" Biochimica et Biophysica Acta. (1998)
Tatsuya Sakuma:“大肠杆菌中钠离子挤出系统功能的 pH 依赖性”《生物化学与生物物理学学报》。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
外界のpH変化に対する細菌の適応機構
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批准号:98F00495
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1999
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负责人:小林 弘
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依托单位:
F_1F_0-ATPase遺伝子の発現制御機構の研究
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批准号:05259204
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.9万
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财政年份:1993
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负责人:小林 弘
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依托单位:
F_1F_0-ATPaseの分子構築とその制御機構の研究
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批准号:04266204
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1992
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负责人:小林 弘
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依托单位:
H^+輸送性ATPaseによる細胞内pH調節機構の遺伝学的研究
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批准号:63617502
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.9万
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财政年份:1988
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负责人:小林 弘
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依托单位:
Streptococciの輸送性ATPaseのH^+生化学的, 遺伝学的研究
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批准号:62617505
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.77万
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财政年份:1987
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负责人:小林 弘
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依托单位:
細菌のカチオン輸送 ATPase の研究
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批准号:58214004
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1983
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负责人:小林 弘
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依托单位:
細菌の細胞内pH調節機構の研究
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批准号:57580116
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1982
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负责人:小林 弘
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依托单位:
強酸性環境下に棲息する細菌の細胞内pHの調節機構
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批准号:X00095----468067
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (D)
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资助金额:$0.24万
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财政年份:1979
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负责人:小林 弘
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依托单位:
タナゴ亜科の自然雑種, 特にその染色体について
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批准号:X00095----464205
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (D)
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资助金额:$0.29万
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财政年份:1979
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负责人:小林 弘
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依托单位:
倍数体フナの起源について
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批准号:X00095----264196
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (D)
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资助金额:$0.22万
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财政年份:1977
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负责人:小林 弘
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依托单位:
海外基金