齧歯類の道具使用学習を触発する好奇心の脳内機構

刺激啮齿动物工具使用学习的好奇心大脑机制

• 批准号: 18020035
• 负责人: 入來 篤史
• 金额: $ 4.42万
• 依托单位: The Institute of Physical and Chemical Research
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
• 财政年份: 2006
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2006 至 2007
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-18020035/
• 关键词: デグー; 好奇心; 新モデル動物; 熊手状の道具使用訓練; 海馬歯状回の成本ニューロン新生; 大脳皮質; 幼若ニューロン; 齧歯類デグー; 道具使用学習; 訓練過程の定量化

「好奇心」とは、新たな経験を求める行動傾向を表出するための内発的な動機付けの要素とされ、ヒトの創造性発現の重要な基盤になっていると考えられる。本研究は、熊手状の道具使用を習得する能力があることが予備実験により確認されている、齧歯類デグー(Degu; Octodon degu)を新モデル動物として用いて、高次認知機能研究の新たな座標軸たる「好奇心」という視点に切り込み、齧歯類ではこれまで類例の無い道具使用学習が、この動物に特徴的に発現する「好奇心」に由来するとの仮説に基づいて、道具使用を触発する脳内機構を神経科学的メカニズムの解明することを目的としてきた。昨年度は、齧歯類デグーが前肢による熊手状の道具使用を習得する能力のあることを確認し、新モデル動物として確立することやその訓練過程の軌跡の定量化に成功した。さらに、デグーが道具の機能を理解していることを示唆するデータと共にまとめた論文が、本年度PLoS ONE誌に掲載されることになった。さらに、本年度はこのモデルを用いて道具使用行動習得に伴うニューロン新生の変化について組織学的に検討したところ、海馬歯状回の新生ニューロン数が道具使用訓練群で増加しているという結果が得られている。また、大脳皮質についても検討を行ったところ、他のげっ歯類ではほとんど見られない幼弱ニューロンの存在を大脳皮質前頭野で確認しており、その細胞とニューロン新生との関連性について詳細に検討を進めている。

"Curiosity" is a new motivation for action. It is an important basis for creative development. This study identified the ability to use a bear's hand.(Degu; Octodon degu) is a new type of animal study, a new type of coordinate axis for high-order cognitive function research. Curiosity is a new type of animal study. The purpose of the project is to understand the internal mechanism of the project. The quantitative analysis of the training process of the new animal was carried out successfully. This year's PLoS ONE Journal is published in the journal PLoS ONE. In addition, this year, the number of new students in the hippocampus and the number of new students in the use of props increased in the training group. In addition, the study of the relationship between the cells in the cortex and the new generation is carried out in detail.

项目成果

The tool-use by a rodent degu (Octodon degu)

啮齿动物八齿鼠（Octodon degu）的工具使用

• 发表时间: 2007
• 作者: Tokimoto N.;Kumazawa N.;Hihara H.;Okanoya K.;Iriki A.
• 通讯作者: Iriki A.

囓歯目デグーの道具使用 : 熊手操作の獲得

八齿工具的工具使用：耙操作的掌握

• 发表时间: 2007
• 期刊: 動物心理研究 56・2(in press)
• 作者: Santos;G;S.;理化学研究所脳科学総合研究センター;時本楠緒子
• 通讯作者: 時本楠緒子

Tool-Use Training in a Species of Rodent: The Emergence of an Optical Motor Strategy and Functional Understanding

啮齿类动物的工具使用训练：光学运动策略和功能理解的出现

• 期刊: PLoS ONE (in press)
• 作者: 岡ノ谷 一夫;他
• 通讯作者: 他

齧歯目デグーの道具使用:熊手操作の獲得

啮齿动物八齿鼠的工具使用：耙子操作的习得

• 发表时间: 2007
• 作者: 時本 楠緒子;他
• 通讯作者: 他

The enhanced adult neurogenesis by tool use in rodents

通过啮齿类动物使用工具增强成年神经发生

• 发表时间: 2008
• 作者: Kumazawa N.;Hama H.;Tokimoto N.;Kariya E.;Okanoya K.;Miyawaki A.;Iriki A.
• 通讯作者: Iriki A.