レトロウイルスによる抗ウイルス宿主因子アポベック蛋白回避機構に関する研究
レトロウイルスによる抗ウイルス宿主因子アポベック蛋白回避機構に関する研究
批准号:
19041033
负责人:
高折 晃史
金额:
$9.02万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
APOBEC3Gは新規に同定された抗HIV-1宿主因子であり、一方HIV-1 Vifは本分子をユビキチンープロテアソーム系を用いて分解、中和することによりHIV-1複製を助けている。このAPOBEC3G/VifシステムによるHIV-1複製制御に関して、これら分子の機能調節、特に翻訳後修飾に焦点をあてて、下記の2点に関し研究を進めた。1)リン酸化によるAPOBEC3Gの機能調節 : APOBEC3蛋白ファミリーに属するAIDは、Protein Kinase A(PKA)によるリン酸化によりその機能調節がなされていることが近年報告された。APOBEC3Gも同様にPKAリン酸化モチーフを有していることから、PKAによるリン酸化がその機能に与える影響に関して検討した。その結果、PKAによるAPOBEC3Gのリン酸化は、Vifとの相互作用に影響を与えることにより、抗HIV-1活性を制御していることを明らかにした。2)ユビキチン化によるVifの機能調節 : Vifは、E3リガーゼ複合体の基質認識サブユニットとしてAPOBEC3Gをユビキチン化し分解する。一方、Vif自身も細胞内においてユビキチン化を受け、急速に分解されているが、その意義や機序は不明であった。そこで、我々は、Vifをユビキチン化する新規のE3リガーゼの同定を試みた。その結果、MDM2を同定し、MDM2はVifの分解を介してHIV-1複製を負に制御していることを明らかにした。これらの研究成果は、Vif/APOBEC3GシステムによるHIV-1複製制御の新たな調節機構として、新規ウイルス複製制御法の開発に役立つと考えられ、学術的な意義のみならず、臨床的な意義も大きいと考えられる。
英文摘要
APOBEC3Gは新規に同定された抗HIV-1宿主因子であり、一方HIV-1 Vifは本分子をユビキチンープロテアソーム系を用いて分解、中和することによりHIV-1複製を助けている。このAPOBEC3G/VifシステムによるHIV-1複製制御に関して、これら分子の機能調節、特に翻訳後修飾に焦点をあてて、下記の2点に関し研究を進めた。1)リン酸化によるAPOBEC3Gの機能調節 : APOBEC3蛋白ファミリーに属するAIDは、Protein Kinase A(PKA)によるリン酸化によりその機能調節がなされていることが近年報告された。APOBEC3Gも同様にPKAリン酸化モチーフを有していることから、PKAによるリン酸化がその機能に与える影響に関して検討した。その結果、PKAによるAPOBEC3Gのリン酸化は、Vifとの相互作用に影響を与えることにより、抗HIV-1活性を制御していることを明らかにした。2)ユビキチン化によるVifの機能調節 : Vifは、E3リガーゼ複合体の基質認識サブユニットとしてAPOBEC3Gをユビキチン化し分解する。一方、Vif自身も細胞内においてユビキチン化を受け、急速に分解されているが、その意義や機序は不明であった。そこで、我々は、Vifをユビキチン化する新規のE3リガーゼの同定を試みた。その結果、MDM2を同定し、MDM2はVifの分解を介してHIV-1複製を負に制御していることを明らかにした。これらの研究成果は、Vif/APOBEC3GシステムによるHIV-1複製制御の新たな調節機構として、新規ウイルス複製制御法の開発に役立つと考えられ、学術的な意義のみならず、臨床的な意義も大きいと考えられる。
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DOI:
10.1186/1742-4690-6-1
发表时间:
2009-01-07
期刊:
RETROVIROLOGY
影响因子:
3.3
作者:
[Izumi, Taisuke, Takaori-Kondo, Akifumi, Shirakawa, Kotaro, Higashitsuji, Hiroaki, Itoh, Katsuhiko, Io, Katsuhiro, Matsui, Masashi, Iwai, Kazuhiro, Kondoh, Hiroshi, Sato, Toshihiro, Tomonaga, Mitsunori, Ikeda, Satoru, Akari, Hirofumi, Koyanagi, Yoshio, Fujita, Jun, Uchiyama, Takashi]
通讯作者:
Uchiyama, Takashi
Cytidine deaminases as a weapon against retroviruses and a new target for antiviral therapy.
胞苷脱氨酶作为对抗逆转录病毒的武器和抗病毒治疗的新靶点。
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Mini-Reviews in Medical Chemistry 8
影响因子:
--
作者:
[Taisuke Izumi, et. al.]
通讯作者:
et. al.
Cytidine deaminases as a weapon against retroviruses and a new target for antiviral therapy
胞苷脱氨酶作为对抗逆转录病毒的武器和抗病毒治疗的新靶点
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Mini-Reviews in Medical Chemistry 8(3)
影响因子:
--
作者:
[Taisuke, Izumi, et. al.]
通讯作者:
et. al.
DOI:
10.1099/vir.0.82319-0
发表时间:
2007-02-01
期刊:
JOURNAL OF GENERAL VIROLOGY
影响因子:
3.8
作者:
[Noguchi, Chiemi, Hiraga, Nobuhiko, Chayama, Kazuaki]
通讯作者:
Chayama, Kazuaki
DOI:
10.1038/nsmb.1497
发表时间:
2008-11-01
期刊:
NATURE STRUCTURAL & MOLECULAR BIOLOGY
影响因子:
16.8
作者:
[Shirakawa, Kotaro, Takaori-Kondo, Akifumi, Uchiyama, Takashi]
通讯作者:
Uchiyama, Takashi
共 6 条
遺伝子操作の可能なin vivo HIV-1感染モデルマウスの作製
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批准号:21659113
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$1.98万
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财政年份:2009
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负责人:高折 晃史
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依托单位:
HIV-1VifによるHIV-1の感染性制御機構に関する研究
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批准号:13226052
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
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资助金额:$0.0万
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财政年份:2001
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负责人:高折 晃史
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依托单位:
海外基金