高強度レーザー誘起硬X線パルスの高効率発生と応用
高強度レーザー誘起硬X線パルスの高効率発生と応用
批准号:
14077209
负责人:
中村 一隆
金额:
$66.82万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2005
中文摘要
高強度フェムト秒レーザー光を真空中で金属ターゲットに集光照射することにより、超短パルス硬X線を発生し、これを用いたフェムト秒時間分解X線回折を用いた物質ダイナミクスの研究を行った。本年度は、50フェムト秒レーザー光励起によるCdTe単結晶のコヒーレント光学フォノン計測に成功した。光学フォノンは重心が固定された運動であるため、結晶格子間隔の変化に対応する回折角度の変化がない。そのために通常のX線回折法では検出することができない。本研究では、格子振動周期よりも短いパルス幅の光パルスを用いて励起することで、位相の揃ったフォノンであるコヒーレント光学フォノンの励起を行った。これに加えて、振動周期よりも十分短い時間分解能での測定を行うことにより、X線回折強度の変調として、コヒーレント光学フォノンの計測に成功した。50フェムト秒レーザー光照射を行うと、X線回折強度は20ピコ秒以内に強度減少することが観測された。また、この状態を20フェムト秒の時間ステップでX線回折測定を行うと、約200フェムト秒の周期(5THz)の振動成分がCdTe(111)のX線回折強度の時間プロファイルに現れた。ラマン分光測定との比較から、この振動はCdTeのガンマ点におけるLOフォノンであることが分かった。また、フェムト秒時間分解反射率測定も行い、励起されたフォノンがCdTeのLOフォノンであることを確認した。本研究で、200フェムト秒の振動が観測されたことから、200フェムト秒の時間分解X線回折測定が可能であること、またフェムト秒レーザー誘起プラズマX線のパルス幅が数百フェムト秒であることが明らかになった。
英文摘要
高強度フェムト秒レーザー光を真空中で金属ターゲットに集光照射することにより、超短パルス硬X線を発生し、これを用いたフェムト秒時間分解X線回折を用いた物質ダイナミクスの研究を行った。本年度は、50フェムト秒レーザー光励起によるCdTe単結晶のコヒーレント光学フォノン計測に成功した。光学フォノンは重心が固定された運動であるため、結晶格子間隔の変化に対応する回折角度の変化がない。そのために通常のX線回折法では検出することができない。本研究では、格子振動周期よりも短いパルス幅の光パルスを用いて励起することで、位相の揃ったフォノンであるコヒーレント光学フォノンの励起を行った。これに加えて、振動周期よりも十分短い時間分解能での測定を行うことにより、X線回折強度の変調として、コヒーレント光学フォノンの計測に成功した。50フェムト秒レーザー光照射を行うと、X線回折強度は20ピコ秒以内に強度減少することが観測された。また、この状態を20フェムト秒の時間ステップでX線回折測定を行うと、約200フェムト秒の周期(5THz)の振動成分がCdTe(111)のX線回折強度の時間プロファイルに現れた。ラマン分光測定との比較から、この振動はCdTeのガンマ点におけるLOフォノンであることが分かった。また、フェムト秒時間分解反射率測定も行い、励起されたフォノンがCdTeのLOフォノンであることを確認した。本研究で、200フェムト秒の振動が観測されたことから、200フェムト秒の時間分解X線回折測定が可能であること、またフェムト秒レーザー誘起プラズマX線のパルス幅が数百フェムト秒であることが明らかになった。
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Flyer acceleration by pulsed laser and its application to shock recovery experiments on MnF_2
脉冲激光飞片加速及其在MnF_2冲击恢复实验中的应用
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Jpn.J.Appl.Phys. 44
影响因子:
--
作者:
[T.Hongo, A.Matsuda, K.Kondo, K.G.Nakamura, T.Atoh]
通讯作者:
T.Atoh
Y.Hironaka, K.G.Nakamura, K.Kondo: "Ultrafast Time-Resolved X-ray Diffraction of Shock-Compressed Condensed Matter"New Diamond and Frontier Carbon Technology. 13. 161-170 (2003)
Y.Hironaka、K.G.Nakamura、K.Kondo:“冲击压缩凝聚态物质的超快时间分辨 X 射线衍射”新金刚石和前沿碳技术。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Y.Okano, Y.Hironaka, K.G.Nakamura, K.Kondo: "Time-resolved electron shadowgraphy for 300-ps laser ablation of a copper film"Appl.Phys.Lett.. 83. 1536-1538 (2003)
Y.Okano、Y.Hironaka、K.G.Nakamura、K.Kondo:“用于铜膜 300-ps 激光烧蚀的时间分辨电子阴影成像”Appl.Phys.Lett.. 83. 1536-1538 (2003)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
A.Yazaki, H.Kishimura, H.Kawano, Y.Hironaka, K.G.Nakamura, K.Kondo: "Picosecond time-resolved X-ray diffraction of a photo-excited silicon crystal"Jpn.J.Appl.Phys.. 41・3A. 1614-1615 (2002)
A.Yazaki、H.Kishimura、H.Kawano、Y.Hironaka、K.G.Nakamura、K.Kondo:“光激发硅晶体的皮秒时间分辨 X 射线衍射”Jpn.J.Appl.Phys.. 41・3A。1614-1615(2002)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Energy distribution of electron ejected from a copper target in a femtosecond laser field of 10^17 W/cm^2
10^17 W/cm^2 飞秒激光场中铜靶弹射电子的能量分布
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Journal of Applied Physics 95
影响因子:
--
作者:
[Y.Okano, K.G.Nakamura et al.]
通讯作者:
K.G.Nakamura et al.
共 24 条
位相制御超短パルス列を用いた量子結合系のコヒーレンスと量子もつれの評価と制御
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批准号:23K23252
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$1.58万
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财政年份:2024
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负责人:中村 一隆
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依托单位:
位相制御超短パルス列を用いた量子結合系のコヒーレンスと量子もつれの評価と制御
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批准号:22H01984
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$8.65万
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财政年份:2022
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负责人:中村 一隆
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依托单位:
偏光制御フェムト秒パルス列を用いたフォノンエコー計測法の開発とデコヒーレンス計測
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批准号:21K18904
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$4.08万
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财政年份:2021
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负责人:中村 一隆
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依托单位:
海外基金