Enhancement of NMR sensitivity by light-induced spin polarisation and its application to solvation shell observation
Enhancement of NMR sensitivity by light-induced spin polarisation and its application to solvation shell observation
批准号:
21KK0093
负责人:
河合 明雄
金额:
$12.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-10-07 至 2024-03-31
中文摘要
本研究は、広い学問分野で利用されているNMR分光法について、その感度増強の実現を目的としている。この技術開発により、微量の化学物質NMR計測や、局所的なNMR観測に資する基礎的な知識を得ることを目指す。そのために、申請者が発見したラジカルと三重項分子の衝突過程でラジカルに大きな電子スピン分極が生じる現象を利用する。電子スピン分極は、周囲にある物質の核スピンに影響し、オーバーハウザー効果によって核スピンを分極させる。この現象については、本国際共同研究の重要な研究相手である英国Huddersfield大学のWedge博士が専門としており、彼らの研究チームの装置および知見を有効に生かす。本研究2年目は、コロナ禍の影響が和らぎ、対面による国際交流が再開し始める環境になり始めたため、英国チームの来日、および日本チームの渡英が実現した。英国チームの研究情報によれば、ラジカルを利用したNMR信号増強過程にアミノ酸などの添加物が影響し、特にグリシンの影響が大きい。しかしその原因は解明されていない。この効果がラジカルの電子スピン分極発生時に働いているのかを調べるため、英国チームが来日して共同実験を行った。ニトロキシドとキサンテン色素の系のレーザー励起で発生する電子スピン分極強度をパルスESR法で正確に測定し、その大きさをラジカル三重項対機構のモデルで解析した。英国チームの来日後、その成果にもとづいて、アミノ酸以外にイオン強度が影響する可能性が指摘された。そのため、NaClなどの塩を添加した場合の電子スピン分極発生やラジカルスピン緩和時間の変化を計測した。特にNaClの添加でラジカルのスピン緩和時間が長くなる興味深い結果が得られた。この知見に基づいて、日本チームが英国を訪問し、NaCl添加によるNMR信号増強の度合いについての実験を日英共同で行った。3年目も引き続きデータを収集する。
英文摘要
本研究は、広い学問分野で利用されているNMR分光法について、その感度増強の実現を目的としている。この技術開発により、微量の化学物質NMR計測や、局所的なNMR観測に資する基礎的な知識を得ることを目指す。そのために、申請者が発見したラジカルと三重項分子の衝突過程でラジカルに大きな電子スピン分極が生じる現象を利用する。電子スピン分極は、周囲にある物質の核スピンに影響し、オーバーハウザー効果によって核スピンを分極させる。この現象については、本国際共同研究の重要な研究相手である英国Huddersfield大学のWedge博士が専門としており、彼らの研究チームの装置および知見を有効に生かす。本研究2年目は、コロナ禍の影響が和らぎ、対面による国際交流が再開し始める環境になり始めたため、英国チームの来日、および日本チームの渡英が実現した。英国チームの研究情報によれば、ラジカルを利用したNMR信号増強過程にアミノ酸などの添加物が影響し、特にグリシンの影響が大きい。しかしその原因は解明されていない。この効果がラジカルの電子スピン分極発生時に働いているのかを調べるため、英国チームが来日して共同実験を行った。ニトロキシドとキサンテン色素の系のレーザー励起で発生する電子スピン分極強度をパルスESR法で正確に測定し、その大きさをラジカル三重項対機構のモデルで解析した。英国チームの来日後、その成果にもとづいて、アミノ酸以外にイオン強度が影響する可能性が指摘された。そのため、NaClなどの塩を添加した場合の電子スピン分極発生やラジカルスピン緩和時間の変化を計測した。特にNaClの添加でラジカルのスピン緩和時間が長くなる興味深い結果が得られた。この知見に基づいて、日本チームが英国を訪問し、NaCl添加によるNMR信号増強の度合いについての実験を日英共同で行った。3年目も引き続きデータを収集する。
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Stepwise generation of spin-polarized radicals and their reactions in the photolysis of an oxime ester compound as studied by pulsed EPR spectroscopy
脉冲 EPR 光谱研究肟酯化合物光解中自旋极化自由基的逐步产生及其反应
DOI:
10.1016/j.jphotochem.2023.114690
发表时间:
2023
期刊:
Journal of Photochemistry & Photobiology, A: Chemistry
影响因子:
--
作者:
[Hirona Takahashi, Hiroki Hirano, Akio Kawai]
通讯作者:
Akio Kawai
一重項酸素の時間分解ESR計測
单线态氧的时间分辨 ESR 测量
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sasamori Takahiro, Ueno Hiromu, Morisako Shogo, 河合明雄]
通讯作者:
河合明雄
Pulsed EPR Study of the Initial Steps of Radical-Scavenging Reactions of C70 with Diphenylphosphine Oxide, Hydroxycyclohexyl, and 2-Hydroxypropyl Radicals
C70 与二苯基氧化膦、羟基环己基和 2-羟丙基自由基清除自由基反应初始步骤的脉冲 EPR 研究
DOI:
10.1021/acs.jpcb.2c03398
发表时间:
2022
期刊:
The Journal of Physical Chemistry B
影响因子:
--
作者:
[Hiroki Hirano, Hirona Takahashi, Akio Kawai]
通讯作者:
Akio Kawai
Pulsed ESR spectroscopic study on the reactions of photochemically generated free radicals and fullerenes
光化学产生的自由基与富勒烯反应的脉冲ESR光谱研究
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[H. Hirano, H. Takahashi, M. Mori, A. Nagata, Y. Kawai, and A. Kawai]
通讯作者:
and A. Kawai
フェノール系抗酸化剤とラジカルの反応に対するパルスESR法による機構解明と速度定数決定
使用脉冲 ESR 方法阐明酚类抗氧化剂与自由基之间的反应机理并测定速率常数
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[丸茂海斗, 平野弘樹, 河合明雄]
通讯作者:
河合明雄
共 11 条
スピン分極ラジカルのスピン波束崩壊時間測定を利用したラジカル反応速度測定の深遠化
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批准号:22K05029
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2022
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负责人:河合 明雄
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依托单位:
電子スピン分極プローブによる一重項酸素の蛋白質内挙動の研究
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批准号:13740327
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2001
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负责人:河合 明雄
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依托单位: