20世紀ルーマニア亡命文学におけるモダニズム継承とその越境的波及についての研究
20世紀ルーマニア亡命文学におけるモダニズム継承とその越境的波及についての研究
批准号:
22KJ3011
负责人:
阪本 佳郎
金额:
$3.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
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英文摘要
本研究は、ルーマニア亡命文学者たちの文学活動を集合的に捉えると同時に、その動態が、世界の諸文学とどのような接触・折衝・混淆を見せるのか問い明らかにするものである。本年度においては、ラリー・キムラ、ジョン・シャルロ両ハワイ大学教授とのオンライン調査から、ルーマニアの亡命詩人シュテファン・バチウのハワイ時代の文学営為を明らかにした。彼らによるバチウの詩誌MELE International Poetry Letterへの寄稿作品の背景、そのハワイ近代文学上の価値について詳しく知ることもできた。その成果は、『言語が再び芽吹くための種、ラリー・カウアノエ・キムラのハワイ語詩とMELE「詩の国際便」』に結実した。本論稿は、バチウがホノルルにて主宰するMELEが、1960年後半において言語消滅の危機に瀕していたハワイ語の文学営為を支援し、言語復興運動の種となる詩の多くを胚胎していたことを明らかにするものである。ルーマニア亡命文学のエッジがハワイ先住民文学の画期に触れる、相互触発する文化の動態的位相を、亡命ルーマニア文学者たち・ハワイ先住民たち双方の集合的な歴史記憶を踏まえた上で、具体的な個人の文学運動を取り上げ細やかな精神史として描き出した。そこに、内容・方法論からしても独自性がある。ルーマニア亡命文学、ハワイ先住民の反植民地主義文学、いずれにおいても語られざる災厄と再生の歴史を扱っている。世界文学的価値から見ても、知られざる異文学間の横断性を扱っている点で特筆すべきものであると自負する。シンポジウム〈『生まれつき翻訳』のアクチュアリティ〉での報告「生きられた言語を交わす文学」でもこの点について議論した。これら成果は、文学の境界が措定され「越境」される前に、すでに人と人との遭遇から文学が生じる〈前-境界性〉の可能性を提示している点で、既存の国民・地域文学研究に新たな視座を提示する。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
言語が再び芽吹くための種 : ラリー・カウアノエ・キムラのハワイ語詩と『MELE 詩の国際便』
语言的种子再次发芽:Larry Kauanoe Kimura 的夏威夷诗歌与“MELE 国际诗歌飞行”
DOI:
10.34382/00016856
发表时间:
2022
期刊:
立命館言語文化研究
影响因子:
--
作者:
[Tetsuya Hirono, Ales Holobar, Saeko Ueda, Yukiko Mita, Kohei Watanabe, 廣野哲也,功刀峻,吉村茜,上田彩笑子,後藤亮吉,赤津裕康,渡邊航平, 廣野哲也,奥平柾道,竹田良祐,西川太智,渡邊航平, 廣野哲也,功刀峻,奥平柾道,上田彩笑子,吉村茜,吉子彰人,竹田良祐,西川太智,渡邊航平, 廣野哲也,功刀峻,吉村茜,渡邊航平, 阪本 佳郎]
通讯作者:
阪本 佳郎
「生きられた言語」を交わす文学 シュテファン・バチウの『MELE 詩の国際便』a worlds literature
交换“活语言”的文学 斯特凡·巴丘(Stefan Bachiu)的《MELE:诗歌的国际表达》是世界文学
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Tetsuya Hirono, Ales Holobar, Saeko Ueda, Yukiko Mita, Kohei Watanabe, 廣野哲也,功刀峻,吉村茜,上田彩笑子,後藤亮吉,赤津裕康,渡邊航平, 廣野哲也,奥平柾道,竹田良祐,西川太智,渡邊航平, 廣野哲也,功刀峻,奥平柾道,上田彩笑子,吉村茜,吉子彰人,竹田良祐,西川太智,渡邊航平, 廣野哲也,功刀峻,吉村茜,渡邊航平, 阪本 佳郎, 阪本佳郎]
通讯作者:
阪本佳郎
20世紀ルーマニア亡命者の文学における「祖国」表象についての文化的研究
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批准号:14J09334
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2014
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负责人:阪本 佳郎
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依托单位: