近代書籍批評の調査・収集に基づく近代小説受容史の構築
近代書籍批評の調査・収集に基づく近代小説受容史の構築
批准号:
13J07080
负责人:
富塚 昌輝
金额:
$1.61万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2016-03-31
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英文摘要
本研究は、日本近代文学の成立期であると同時に日本近代批評の成立期でもある明治10年代後半から明治20年代の時期を対象とし、この時期における小説受容の様態を解明し、近代小説受容史の基盤を構築することを目的とする。本研究目的に即して、本年度は以下の通り研究を実施した。一点目として、一昨年及び昨年に引き続き、近代書籍批評目録の作成作業を行った。本年度は『読売新聞』『朝野新聞』を対象として、明治15年から明治30年までの書籍批評記事の調査・収集を行った。二点目として、近代小説受容史の観点を取り入れ、複合的な観点から近代小説の成立機構を解明し、新たな近代小説像を提出するために、『近代小説(ノベル)という問い』を刊行した。本書は近代小説のジャンル形成の問題について、特に学問との関係性に注目して考察したものである。この課題に近代小説受容の観点を加えることで、多面的に近代小説の成立機構を解明することができた。三点目として、近代書籍批評の意識及び方法について考察した成果として「序文をめぐる人々」と題する学術論文を発表した。本論文では、近代書籍批評の特徴として、著書に著者以外の人間が書いた序文(他序)を掲げることへの批判が見られることについて指摘した。そしてその批判が、書籍は人的交流の結節点において成り立つという認識から、書籍は独立独歩の著者の産物であるという認識への変容をもたらしたことを明らかにした。四点目として、近代書籍批評と近代小説批評との関係性について解明するため「批評と誹毀の境界」と題する口頭発表を行った。本発表では、批評と誹毀との境界をめぐる訴訟を取り上げると同時に、文芸批評の領域において名誉の問題が焦点化された石橋忍月と硯友社との論争について考察した。本発表によって小説批評の問題が、司法をも含む広い文脈と密接な関連を持つことが解明された。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
序文をめぐる人々―依田学海『学海日録』を素材として―
序言周围的人们:以尤达学界的《学海二录》为素材。
DOI:
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发表时间:
2016
期刊:
近代文学合同研究会論集
影响因子:
--
作者:
[渕上輝顕, 北本仁孝, 松下伸広, 山口猛央, 富塚昌輝]
通讯作者:
富塚昌輝
批評と誹毀の境界―ノルマントン号探検事件とその周辺―
批评与诽谤的界限:诺曼顿远征事件及其周边
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[吉井紗織, 水島昇, 久万亜紀子, 富塚昌輝]
通讯作者:
富塚昌輝
悦田喜和雄の文学活動についての総合的研究―文学活動の地域的役割の探究に向けて
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批准号:20K12918
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$1.08万
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财政年份:2020
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负责人:富塚 昌輝
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依托单位:
海外基金