高転移腫瘍の空間的トランスクリプトーム解析による癌転移の新しい予測・治療法の開発
高転移腫瘍の空間的トランスクリプトーム解析による癌転移の新しい予測・治療法の開発
批准号:
22K19551
负责人:
久場 敬司
金额:
$4.16万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2022-06-30 至 2024-03-31
中文摘要
本研究課題達成のために令和4年度は下記の検討を行った。・MIE-1 (Gal-7)の発現と細胞外分泌機構の解析:MIE-1の実体としてGalectin-7 (Gal-7)を同定した。in vitro培養系で低酸素環境によるGal-7の発現誘導や細胞外への分泌の誘導について検討したところ、低酸素によるGal-7の誘導は認められなかった。また、抗がん剤によるGal-7の細胞外分泌の影響を検討したが、細胞死によりGal-7放出は亢進しなかった。むしろ生細胞が能動的に分泌しているものと考えられた。一方で、腫瘍内のGal-7高発現の区域ではサイトカインの発現が低下していたことから、サイトカインが抑制因子として機能していると考え、IFN-gやTNF-aのGal-7産生に対する影響を検討したところ、TNF-a処理により有意にGal-7の発現が低下した。よって、癌細胞と免疫細胞の相互作用によりGal-7の発現が制御されていることが分かった。・Gal-7による転移誘導の機序解明:Gal-7を欠損させた癌細胞の腫瘍について、腫瘍内のCD8+ T細胞やCD11c+ 樹状細胞について調べたが明らかな免疫細胞の変化は認められなかった。Gal-7はがん細胞自身の浸潤・転移能を高めている可能性が考えられた。・食道扁平上皮癌患者におけるGal-7の発現解析:食道癌患者200例の原発腫瘍組織のホルマリン固定標本から作製された組織マイクロアレイを用いてGal-7の免疫染色を行い、転移や予後などの臨床的悪性度とGal-7発現量との相関を検討したが、有意な相関は認められなかった。また、食道癌患者の確定診断後、術前治療の前後ならびに手術の前後の4つのタイムポイントで採取した血漿サンプルを用いてELISA法で血中のGal-7濃度を測定したが、転移・再発など患者予後との相関も認められなかった。
英文摘要
本研究課題達成のために令和4年度は下記の検討を行った。・MIE-1 (Gal-7)の発現と細胞外分泌機構の解析:MIE-1の実体としてGalectin-7 (Gal-7)を同定した。in vitro培養系で低酸素環境によるGal-7の発現誘導や細胞外への分泌の誘導について検討したところ、低酸素によるGal-7の誘導は認められなかった。また、抗がん剤によるGal-7の細胞外分泌の影響を検討したが、細胞死によりGal-7放出は亢進しなかった。むしろ生細胞が能動的に分泌しているものと考えられた。一方で、腫瘍内のGal-7高発現の区域ではサイトカインの発現が低下していたことから、サイトカインが抑制因子として機能していると考え、IFN-gやTNF-aのGal-7産生に対する影響を検討したところ、TNF-a処理により有意にGal-7の発現が低下した。よって、癌細胞と免疫細胞の相互作用によりGal-7の発現が制御されていることが分かった。・Gal-7による転移誘導の機序解明:Gal-7を欠損させた癌細胞の腫瘍について、腫瘍内のCD8+ T細胞やCD11c+ 樹状細胞について調べたが明らかな免疫細胞の変化は認められなかった。Gal-7はがん細胞自身の浸潤・転移能を高めている可能性が考えられた。・食道扁平上皮癌患者におけるGal-7の発現解析:食道癌患者200例の原発腫瘍組織のホルマリン固定標本から作製された組織マイクロアレイを用いてGal-7の免疫染色を行い、転移や予後などの臨床的悪性度とGal-7発現量との相関を検討したが、有意な相関は認められなかった。また、食道癌患者の確定診断後、術前治療の前後ならびに手術の前後の4つのタイムポイントで採取した血漿サンプルを用いてELISA法で血中のGal-7濃度を測定したが、転移・再発など患者予後との相関も認められなかった。
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Galectin-7阻害剤を用いた癌転移抑制剤
使用Galectin-7抑制剂的癌症转移抑制剂
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Immunosuppression-elicited Galectin-7 is a crucial metastatic enhancer of squamous cell carcinoma
免疫抑制引起的 Galectin-7 是鳞状细胞癌的重要转移增强剂
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Jianbo An, Yushi Nagaki, Midori Hoshizaki, Tomokazu Yamaguchi, Yuta Kuze, Yumiko Imai, Satoru Motoyama, Yutaka Suzuki, Keiji Kuba]
通讯作者:
Keiji Kuba
特異的がん微小環境にて誘導されるGalectin-7は 扁平上皮癌の転移促進因子である
特定癌症微环境诱导的Galectin-7是鳞状细胞癌的转移促进因子
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[安健博, 長岐雄志, 星崎みどり, 山口智和, 久世裕太 , 今井由美子, 本山悟, 鈴木穣, 久場敬司]
通讯作者:
久場敬司
DOI:
10.1038/s41388-022-02525-1
发表时间:
2022-11-05
期刊:
ONCOGENE
影响因子:
8
作者:
[An, Jianbo, Nagaki, Yushi, Kuba, Keiji]
通讯作者:
Kuba, Keiji
心不全ストレス応答におけるRNA制御因子を介した分子ネットワークの解明
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批准号:24K02215
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.9万
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财政年份:2024
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负责人:久場 敬司
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依托单位:
ヒト心疾患感受性遺伝子群の迅速な生体内機能解析法の開発
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批准号:23659409
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$2.33万
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财政年份:2011
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负责人:久場 敬司
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依托单位:
CCR4-NOT複合体による心機能制御の分子機構の解明研究
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批准号:22390155
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$8.65万
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财政年份:2010
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负责人:久場 敬司
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依托单位:
ショウジョウバエ、マウス、ヒト間で保存された疾患発症シグナルの解析研究
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批准号:21659198
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$1.98万
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财政年份:2009
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负责人:久場 敬司
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依托单位:
新規浸潤・転移阻止因子NK4による血管新生阻害機構の解明と膵癌治療への応用
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批准号:01J00560
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2001
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负责人:久場 敬司
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依托单位:
海外基金